[ま]amazarashi Live Tour 2017 メッセージボトルの感想(6/3 豊洲PIT)感動して泣いた @kun_maa
amazarashi というバンドが大好きで毎日のように聴いている。
2017年3月から全国9か所で開催されている amazarashi Live Tour 2017「メッセージボトル」の東京公演のひとつである豊洲PITで行われたライブに参加してきた。
amazarashi については過去にこんなエントリもあげている。
PITは「Power Into Tohoku!」の略でこのホールの収益金は東北地区各地にある「PIT」の運営と東北の復興支援活動に全額活用されている。
開場時間17:00の15分前に着いたら周辺にはすでに多くの人たちが溢れてた。
この日のライブはオールスタンディングで入場者数はたぶん2千数百人。整理番号が2,000番台の人たちがけっこういたからねー。
入場は整理番号順に行われた。僕は整理番号1650番だったので入場開始からだいたい30分後くらいに入場。
入場時にはチケットとは別にドリンク代500円かかるんだけど、このドリンク代のうち50円は寄付として東北に贈られるんだ。ツアーの缶バッジうれしい。
ドリンクはアルコールとペットボトルのソフトドリンクが選べる。
僕はもちろんアルコール。
物販コーナーでツアーTシャツを買ったり、缶バッジコレクションを写真に撮ったりとどうせオールスタンディングで僕はひとりでの参加だからいくらでも前に潜り込めるだろうとタカをくくって比較的のんきにウロウロ。
ホールへの廊下〜♪
会場はこんな感じで熱気がムンムン。グループやカップルできている人たちも多かったけど僕みたいにひとりで来ている人も多い印象。
amazarashi の単独ライブに参加するのは初めてだったけど、さすがに彼らの楽曲でライブ中にモッシュなんて起こるわけないよなーと思い、けっこう安心して前の方に潜り込んだ。
ただし彼らはライブでも顔出しをしていなくて、舞台に張られた幕に様々な映像を投影しながら演奏するというスタイルなのであまり前過ぎるとその映像が見難いんだよね。だからほどほどいい感じのところで。
舞台との距離感はこんな感じ。演奏がはじまってみると幕との距離感も良かった。
セトリはだいたいこんなところ。
メモを取っていたわけではなく記憶を頼りに書き出したので抜けや間違いはあると思う。新曲の「たられば」やアンコールを入れて全20曲。ほぼMCもなく彼らの楽曲世界に浸りきったぜ。
1.ポエジー
2.ヒーロー
3.ヨクト
6.奇跡
8.無題
9.つじつま合わせに生まれた僕等
10.少年少女
11.季節は次々死んでいく
12.後期衝動
13.空っぽの空に潰される
14.夏を待っていました
15.ひろ
16.しらふ
17.美しき思い出
18.たられば
19.命にふさわしい
アンコール
20.未来づくり
1曲目の「ポエジー」でいきなりグッと彼らの世界に引き込まれ気分も上々。
ドラマ「銀と金」の主題歌としても使われた「ヒーロー」を2曲目にぶっ込んできて比較的新しいファン層も引き込みながら立て続けに演奏していく疾走感。
秋田ひろむの描き出す amazarashi の世界観。日常に降りかかる悲しみや苦しみを独特の感覚や言葉で切り取って描き出す辛辣でいて温かい詩とそれを心に打ち込んでくるような力強い楽曲の世界に心の底まで引き込まれていく。
特に「ヨクト」から「つじつま合わせに生まれた僕等」へと続く流れは個人的には相当ツボにハマってしまい何十回と涙をこらえたんだけど最終的に泣いちゃった。
周囲を見渡してもオールスタンディングにもかかわらず踊ったり飛び跳ねたりしている人は皆無。ところどころ揺れている人はいるけどそれも少数派という珍しい雰囲気。
まあ amazarashi で飛び跳ねる人はいないと思うけどさ。
そして楽曲の合間にところどころから聞こえてくる鼻水をすする音。きっと僕と同じで泣いてる人がいたんだろうなあ。
本当にあっという間の2時間弱。
個人的には大好きな「光、再考」と「僕が死のうと思ったのは」がなかったのは残念だったけどそれすらも大した問題ではないと。すっげーかっこよくてガツンガツン心を打ち叩かれた。
かなり感動して心が打ち震えるカタルシス。
やっぱり amazarashi 最高。次のツアーも絶対参加するよ!
このブログを気に入っていただけたら、ちょくちょくのぞきに来ていただけるとうれしいです。そして、とっても励みになります。
RSS登録していただける方はこちらのボタンをご利用ください。