Media Marker(メディアマーカー)というWebサービスがある(あった)。
名前のとおり情報メディアの記録・管理・共有ができるものだ。
簡単に言うと読書記録の管理ができる。
僕はこのサービスを利用していてとても重宝していた。
こんなふうにブログに読書記録を貼り付けることもできた。
ところが、ところががががっ!である。
久しぶりに購入した本を登録しようとしたらいきなりこんなメッセージが表示された。
そりゃもうびっくりである。
どれくらいびっくりしたかというと少なくともこれくらいはびっくりした。
だってここ数年の僕の読書の感想はもちろんのこと多量の積ん読本も全て登録してあるのだから。
現時点で登録点数1,184件である。
この記録が2019年1月20日のサービス終了と同時に全て消去される。
救済措置としてCSVファイルで保存はできるのだけどそんな一覧だけ残ったところでどうするのさっていう問題は残る。
一応もうひとつ読書記録を管理するWebサービスとして「読書メーター」というのもやっている。
こちらの方がメディアマーカーに比べると少し使い勝手が悪いのだけど(Kindle本が一部登録できなかったりする)メディアマーカーに登録した本は可能な限りこちらにも登録しているので今後はこの「読書メーター」で管理していくのが現実的な選択かな。
それにしても突然のことにショックが隠せない。
どんなサービスも永久に続くわけがないのはわかっているけど自分が利用しているサービスは大丈夫って思い込んでいた。
いわゆる安全バイアスである。
特にメディアマーカーのような無料サービスにおいて継続するのが困難な課題が生じた時に提供側が諦めてしまうというのはやむをえないことなのだろう。
これをきっかけにしてもう一度利用しているサービスが突然終了したらどうする?なんてことを考えておくのもいいかもしれない。
シンプルに手書きの読書ノートに戻るのもいいかもね。