マインドフルネス瞑想に取り組み始めてそろそろ40日になろうとしています。
飽きっぽい性格の僕としてはよく続いている方ですね。
自分でもちょっと感心しています。
毎日短い時で10分ほど、長くても30分程度の瞑想時間なのでどれだけ効果があるんだって心配にもなりますが、とにかく続けることが大切なのだと瞑想の本に書いてあったりワークショップで教えられたりしたのでコツコツと途切れることなく続けています。
瞑想を始めたきっかけについてはこちらの記事に。
また、先日参加したワークショップについてはこちらに書きました。
毎日続けていてもその日の体調やその時の気持ちの有り様によってかなり波があります。まだまだ駆け出しの瞑想(迷走)者ですから。
スムーズに「今、ここに」100%心を向けることができる日があったかと思うと、どうしてもうまくいかない日もあったり、瞑想中に居眠りをして「今、ここに」あるはずの心があの世に片足突っ込んでいたり、途中までうまくいっていると思っていた瞑想中に過去や未来に囚われて心が乱れてしまうことがあったりと順風満帆というわけにはいきません。
それでもなんとかくじけずに続けているというのが実情です。
瞑想の効果についても、これはそうかなあと思うことがあって喜んでいたら次の日にはそうでもなかったりします。
こんなことは当然ですが、瞑想をしていたら劇的に人生が好転したとか人格が素晴らしくなったとか悟りを開いたなんてこともなく、ともすれば「今日は瞑想しなくてもいいかな...」なんて誘惑と戦っていたりします。
強いて言えば、以前よりも「ウジウジと考えても仕方のないこと」にとらわれる時間が短くなったような気がすることと、好きな人にやさしくなったねと言われたことくらいでしょうか。
そんなものですから、時々自分に刺激を与えて続けられるように工夫することも大事かと思いまして、ちょっと道具にはしってみました。
今までは座布団を二つ折りにしてその上に座って瞑想していたのですが、なんとなく座布団がヘタってきたのかあまり座り心地が安定しないんですよね。
そこでネットで調べてみると座禅用の座蒲(ざふ)という専用の座布団みたいのが背筋が伸びて集中しやすいとのこと。
早速 Amazonで注文してみました。
これが今回購入したもの。全然知らないで注文したのですが、この丸いタイプのものは一般的に曹洞宗のお寺で使われているタイプらしいです。
僕の家はもともと臨済宗だったんですが、両親が田舎を引き払って埼玉に腰を据えた際近くに臨済宗の寺がなくて曹洞宗の寺の檀家になったので偶然とはいえ、とりあえず宗派的にはOKみたいです。全然気にしてないんだけどさ。
直径33cmの円形をしていまして、丈夫そうな黒い布でパンヤ綿を包んだけっこう硬い座布団です。
ダンボーと比較するとなんとなくサイズ感がわかるでしょうか。
高さもけっこうあります。20cm近くはあるのかな。測ってないけど。
この高さがちょうど座禅を組んで(僕はあぐらだけど)お尻の下に敷いた時にちょうどいいんですよね。
座って自撮りができないので僕自身の写真ではないのですが、イメージとしてはこんな感じで使います。
(横浜市長津田地区センター座禅体験より)
製造元は滝田商店という仏壇屋さんでして、その世界のことはさっぱりわからんのですが、こんな証明書をドヤって感じで入れてくるくらいなのできっとそれなりに有名なブランドなのでしょう。
実際に使ってみると最初はけっこう硬くて大丈夫かいなって思ったのですが(なんせ二つ折りにしてヘタった座布団を使っていたので...)、この硬さが背筋を伸ばすのにちょうどいい感じなのと、バランス的に組んだ脚への負担を軽くしている感じがして、意識を座ることから引き離して集中しやすくなりました。
やっぱり道具にこだわってみるのも大事。
専用の道具を買ったんだから瞑想を続けないともったいないというサンクトコスト効果も発動してきっと励みになるんじゃないでしょうか。
個人差はかなりあるようなのですが、とりあえず3か月程度は続けてみるとなんとなく効果を実感できてくるなんて話も聞きますので、これからも毎日この座蒲(ざふ)を使って瞑想していこうと思います。
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