[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]瞑想中に雑念や感情をジャッジしないということについて @kun_maa

僕は相変わらず毎日必ず瞑想をしています。心が骨折しても続けました。

そのおかげか最近では一時期よりも比較的いい瞑想状態を体感できることが増えてきたような気がします。

以前よりも増えてきた「気がする」というだけで、瞑想が上手になったとかステージが上がったとか偉そうなことを宣うつもりはまったくありません。

文字どおり、そんな気がするだけです。

f:id:kun-maa:20160801194354j:plain

もちろん今でもほんのちょっと気になることが頭の中に広がったり、彼女の態度やセリフを思い出して腹が立ったりすると、脆くも崩れ去って安定感を失った心がさまよい出して止まりません。そりゃそうです。ど素人の凡人ですから。

 

マインドフルネス瞑想の本を読むと、心がさまよい出すこと自体をジャッジして、自分を責めたり罪悪感や敗北感を持ってはいけないと書いてあります。

さまよい出した心に気がつくこと、そしてさまよっている心を呼吸に集中させるべく呼び戻すというのを繰り返すことが、マインドフルネスな状態への訓練になるのだといわれています。

 

しかしこれがホント難しい。

だって瞑想中に浮かんでくる雑念や感情をジャッジしてはいけないということは、悪い状態を責めることだけではなくて、いい状態を「やったー!」って思うことも含んでいるから。

 

そう、最初に「一時期よりも比較的いい瞑想状態を体感できることが増えてきた」と書きましたが、それを瞑想中に喜ぶことも心が揺れ動くことにつながるので「なんで集中できないんだろう」って自分を責めるのと同じくダメなんです。

 

ね?難しいでしょ。

ジャッジしないということは、いいとも悪いとも判断をしないということ。でも僕はいつも無意識のうちに様々なことをジャッジしています。

だってそうしないと生活できないじゃないですか。

それに、そうすることが自分の物差し(基準)を持つってことでしょ?ビジネス書なんかでよく推奨されていますよね。自分の価値基準を持ちなさいって。

 

だからどっちを信じたらいいのさって混乱するし、ホント難しいなあと思ってました。

でも最近感じるんですけど、このジャッジしないっていうのは"無自覚"に自分の物差しに当てはめて判断しないということなのかなって。"無自覚"ってのがポイント。

 

瞑想中に浮かんできた雑念や感情を無自覚にジャッジせず、ありのままの状態でとりあえず受け入れてみるってこと。

自分の思考から切り離して、可能な限り客観的に眺めてみる訓練が大切ってことなのかなって思うようになってきたんです。

 

まずは雑念や感情をそのまま受け入れた上で、その雑念や感情を客観視することができてはじめて自分の行動をそれらに支配されずにすむのでしょう。

その状態になってから自覚的に自分の物差しや基準に照らして行動することは、瞑想中に浮かんだ雑念や感情をジャッジしないということとは別問題なのだと思います。

だってそれがスムーズにできたら、常に冷静沈着で感情に流されず、自分の価値観を持った超クールな人間になれると思いませんか?

だから難しいんだな...

 

瞑想中にとにかくジャッジしない、ありのままを受け入れるという練習を積むことで、僕もいつかは思い通りにならないことがあったり、彼女に酷いことを言われたり、見知らぬ輩にいきなり殴りかかられたりしても、感情的になったり猛り狂ったり落ち込んだりして心の平穏を乱すことなく、冷静でおおらかな気持ちで対処できるようになる日が来るのでしょうか。

なんかそれってほとんど悟りを開いた人みたいだな。ほぼほぼブッダって感じ?

いつかそうなれることを願いながら、僕は今日も千々に乱れる心を抱えながら瞑想しています。

ん?そう願いながら瞑想をするのは思考に囚われているからマインドフルネスじゃないな。やっぱり難しい。 

~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門

~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門

 
サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

  • 作者: チャディー・メン・タン,ダニエル・ゴールマン(序文),一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート,柴田裕之
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2016/05/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (2件) を見る
 
スポンサーリンク
スポンサーリンク

このブログを気に入っていただけたら、ちょくちょくのぞきに来ていただけるとうれしいです。そして、とっても励みになります。

RSS登録していただける方はこちらのボタンをご利用ください。 

follow us in feedly