[ま]ふるさと納税制度がお得/2000円でお米1俵プレゼント・長野県阿南町 @kun_maa
こんにちは!ふるさと納税制度っていろいろあってお得だと思う @kun_maa です。
このブログでは、ふるさと納税制度について2度ほどご紹介させていただきました。
[ま]YouTubeと特産品プレゼントでふるさと納税制度のPR/鳥取県江府町 @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)
[ま]ふるさと納税制度を利用するなら長野県がお得かも/寄付者に県産品を大判振る舞い @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)
自分のところにふるさと納税制度を利用した寄付をしてもらうために、いろいろ工夫を凝らしたプレゼントを用意して「お得感」を出している自治体が増えてきました。
ふるさと納税制度は、自分が寄付をしたいと思う地方自治体を選んで寄付をすることで、寄付金額から2000円を除いた金額が所得税と住民税から控除される制度です。
言わば、自分で税金を納める先を選べるというもの。
確定申告の手間と、必ず2000円は自己負担が生じるのがネックですが、この2000円の自己負担を地元の特産品などをプレゼントすることで、負担感をなくして寄付をしてもらおうというのが最近の自治体のトレンドなのです。
今回ご紹介する長野県阿南町では、ふるさと納税制度を利用した1万円以上の寄付者に対して町内で取れたこしひかりやあきたこまちなどの1等米をブレンドした美味しいお米をプレゼントすることにしたそうです。
昨年度まではお米ではなく、5000円以内のこんにゃくや川魚などをプレゼントしていたそうですが、今年度からお米、それもかなりお得感のある量の1等米に変更したことで、昨年度220万円程度だった寄付金が、5月の受付開始から約2ヶ月で既に1000万円の寄付が集まっているそうです。
阿南町の取り組みはこのようなものです(パンフレットから転載)。
要は3万円を阿南町に寄付すると、2万8000円は所得税・住民税控除が受けられるのでその分は本来支払うべき税金と相殺されることになり、プラマイ0です。
そして、自己負担となる2000円で米が60キロ(1俵)プレゼントされるってことです。これってすごくないですか?
60キロのお米って、だいたい年間の1人分の消費量に相当します。
町が町内の農家から高額でお米を買い取り、それをふるさと納税制度利用者にプレゼントすることで、多くの寄付金を町に呼び込み、町内の農家支援にもなります。
ただし、3万円の寄付で60キロのお米をプレゼントすると、町はお米代と送料でほぼ3万円使ってしまうそうです。つまり阿南町の儲けなし。
制度の在り方として本当にそれでいいのか?という議論はあるでしょうが、町内の農業振興と美味しいお米のPR効果も考えれば、僕はアリなのではないかと思います。
興味を持たれた方は、こちらが阿南町役場の「ふるさとあなん寄付金」のホームページになりますので詳細をご覧ください。具体的な手続きなどについても書いてあります。
阿南町ホームページ:ふるさとあなん寄付金条例(ふるさと納税)について
ふるさと納税制度については、探すといろいろな特産品をプレゼントしてくれる自治体がありますから、いろいろ見てみるのもおもしろいですよ。
そして、気に入ったところがあったら是非、利用してあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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