[ま]YouTubeと特産品プレゼントでふるさと納税制度のPR/鳥取県江府町 @kun_maa
こんにちは!ふるさと納税制度って知ってますか? @kun_maa です。
ふるさと納税制度っていうのは、今払っている税金の他に新たに税金を払うということではなく、自分が貢献したい、役に立ちたいと思う地方自治体(都道府県、市町村)に対して行う寄付金のことです。
「ふるさと」と名前がついていますが、別に自分の出身地である必要はありません。
個人がこのふるさと納税を行った場合は、2000円以上から住民税(5000円を超える部分)や所得税(2000円を超える部分)から一定の控除を受けることができます(確定申告が必要ですが)。
多くの自治体が、このふるさと納税のための寄付金の使い道を定めていて、要は自分の応援したい自治体の応援したい政策や事業に対して寄付を行うことで、本来自分が居住している自治体に払うべき税金が減らされるので、ある意味、税金の使い道を自分である程度選択することができるということです。
同町のふるさと納税制度では、納税をする人が寄付金の使途について「スポーツ・文化の振興」や「子育て支援・教育環境の充実」など五つの事業から選択できるようになっています。
そうは言っても、ただでさえ人口の少ない鳥取県の小さな町に過ぎない同町に、わざわざふるさと納税をする人が多いとは思えません。知名度も低いしね。
実際、2011年度の同町へのふるさと納税はたったの7件、計21万円と低迷していたそうです。
そこで、町が考えたのがYouTubeを使ったPR活動。
YouTubeを使って同町へのふるさと納税を促進するための「鳥取県江府町情報チャンネル」を作成し、ふるさと納税に結びつく様々な情報を動画で配信しています。
YouTubeで発信する分にはタダだからね。
同時に、2012年度からは1万円以上の寄付者に地元の特産品をプレゼントする企画を始めたそうです。
YouTubeには、プレゼントされる特産品の情報なんかもアップされています。
このYouTubeでのPRと特産品プレゼント作戦で、2012年度は11月末現在で111件、計147万5000円の寄付があったそうなので、まあ大成功なんじゃないでしょうか。
小さな町でも工夫とやる気次第で、お金を呼び込むことができるといういい例ですね。
これからも、江府町にはがんばってほしいと思うと同時に、いろんな都道府県や市町村がそれぞれ寄付してもらうために政策や募集に工夫を凝らして競争し合えばいいんじゃないかと僕は思います。きっと行政サービスの向上にもつながると思います。
ふるさと納税に興味を持たれた方は、こちらのサイトにふるさと納税制度の詳しい情報や、実際に寄付をした場合にどれだけ税金が控除されるのかといったシミュレーションもできるようになっていますので一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
「ふるさと納税」を知ろう!選ぼう!寄付しよう!|ふるさと納税応援サイト
もちろん、江府町のYouTube動画を見て、江府町に寄付してみるのもおもしろいと思いますよ。1万円以上で特産品がもらえるってのはなかなか魅力的ですよね。
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