[ま]Distant Shores Brewing でケグ(ビール樽)洗浄のお手伝いをしてきたよ @kun_maa
今年は大好きなクラフトビールを飲むだけではなくて提供する側のことを色々体験していきたいなと思っています。
まず第一弾として2019年1月11日〜20日に東京ドームで開催された「ふるさと祭り東京」で2日間だけ新潟のスワンレイクビールのブースでボランティアスタッフとして働かせてもらいました。
そしてもうひとつ実は昨年のうちにお願いしていた東村山のブルワリー「Distant Shores Brewing」でのボランティア活動。
その1回目としてケグ(ビール樽)の洗浄のお手伝いをしてきました。
Distant Shores Brewing についてはこちらをどうぞ。
ケグとはビールを詰めてビアバーなどに卸しているいわゆるビール樽です。
ケグ自体は1個5kgで15Lのビールが入りますから出荷時は20kgの重さ。
洗浄する空の状態でも1個5kgありますからまあ肉体労働です。
この日の洗浄目標は100樽!
僕を入れてボランティア2名と醸造長のマイケルの3人で作業をしました。
まずは醸造施設内用の内履きに靴を履き替え、山積みになった樽を空きスペースに並べて荷札やキャップなどを取り除きます。
そのあとはケグに貼られたラベルを剥がしていきます。
ラベルはかなりがっつりとケグに張り付いているので100均ショップで売っているシールはがしスプレーを使います。
Distant Shores のラベルはシールはがしを使うと良く剥がれるのですが宅配便のシールを貼られてしまうとこれがなかなか剥がれなくて苦労します。
綺麗にラベルを剥がし終わったケグ。
ラベルをはがしたケグは外に並べて苛性ソーダで手洗いをしていきます。
僕はこの作業をしていないのですが苛性ソーダを使って手洗いするのでゴム手袋は必須ですし気をつけても苛性ソーダ水を腕などに浴びてしまうので大変そうでした。
外側を洗い終わったケグはまた施設内に戻しマシンで中を洗浄します。
マシンの使い方をマイケルが説明してくれました。
僕にわかるように日本語で説明してくれるのですが大変そうなので僕がもっと英語ができたらよかったのにとちょっと思いました。
そうか!全部で英語で説明してもらえば英語の勉強にもなったのかもって後から思いましたがたぶん全部理解できないしわからないでマシンを操作すると危ないからやっぱりちゃんと理解できる英語力が欲しい。
このマシーンではケグの中身を吸い出した後に60度のお湯で中を2回洗浄します。
さらに薬品での洗浄もあるのようなのですが今回の作業はお湯での洗浄までという事で。
一度説明を受けた後は僕一人でマシンを操作して洗浄をしました。
マシンで中を洗った排水がブシュー!ってすごい勢いで流れてくるのですがその排水の湯気がビールの甘くていい匂いをぶわっと周囲に拡散するのでよだれが出そうでうっとりします。
こんな環境でケグをひとつひとつマシンで洗浄しているとクラフトビールが作られている中心部で働いているぞー!って思いがふつふつと湧いてきて興奮します。
いやもう楽しくてたまらない。
結局2時間働いても100樽洗浄することができず...
ここで作業をやめて昼食となりました。
ああもう作業終わりかーと僕は昼飯と同時に美味しいビールを飲み始めてしまったのですが、もう一人のボランティアの方とマイケルは昼休み後も洗浄を続けて100樽に到達してました早まって飲んでしまいごめんなさいごめんなさい。
その後はタップルームで自分の飲むビールを注がせてもらったり、数人のお客さんのビールも注がせてもらったりしながら常連さんたちや一緒にボランティアした人たちと楽しく飲んでとても充実したいい1日となりました。
これからもケグ洗浄はもちろんビール作りに関わる様々な作業のお手伝いやタップルームでのビールの提供などお手伝いをさせていただけたら嬉しいなあと思っています。
ああああ!楽しい、本当すっごく楽しいよおおおおおおおって感じ。