[ま]浦和「CRAFT BEER BABY!」/湘南ゴールドで夏にさよならアップルシナモンエールで秋と出会いIPAで冬と戯れる @kun_maa
まだ正式な検診結果は届いていないのですが、先日の人間ドックで肝機能及び脂質・糖質の数値の異常と高血圧を告げられてクラフトビールを少しだけ自粛中。
飲めないと思うと余計飲みたくなるのが人情。気がつくとビールのことばかり考えている自分に気がつきます。心ここにあらず。
ビールのことを考えないように考えないようにしようとするからいけないのであって、飲めないまでもせめて過去を振り返って美味しさの思い出にひたるのも一興。
前回の「CRAFT BEER BABY!」振り返りエントリの続きといきましょう。
サンクトガーレンの「湘南ゴールド」、通称「ショナゴ」の飲み納め。
ショナゴは一部の提携店では通年楽しむことができますが、そういったお店を除いて毎年10月くらいが最後になります。
華やかなオレンジのアロマとフレーバーがやっぱりたまらなく美味しい。もちろんゲップまでオレンジ。少し温まってくるとさらに匂い立つ香りにメロメロになりますなあ。
つまみには「タコのフリット」がいいよね。衣がサックサクでタコがぷりっぷり。
早くもひとり飲み至福のひとときの到来。
あまりにも美味しくて名残惜しいので「湘南ゴールド」をもう一杯。
やっぱり2杯目も美味いよねー。タコのフリットを食べた後だからゲップのオレンジ感が壊れちゃったけどさ。この日は珍しくこれにて退散。
そして1週間後。まずはブリマーブルーイングの「ゴールデンエール」。
クセがなくてシンプルな飲みやすいエール。すっきりとした飲み口とほんのりとした甘み。モルトの風味が軽やかに感じられていい。たぶん万人ウケするゴールデンエールです。美味しい。
つまみには「セロリのナムル」。
ゴマの風味がけっこう効いているのでセロリが苦手な人でも食べられかもしれません。僕はセロリ好きだからとても美味しくいただきましたが。
シンプルなゴールデンエールとゴマ香るセロリのナムルで至福のひととき。ほんと幸せだなあ。
2杯目はサンクトガーレンの「YOKOHAMA(ヨコハマ)XPA 生ホップver.」
相変わらずの透明感。そしてホップの香りと強い苦味に惚れ惚れしてしまう。
生ホップを使っているんだけど僕には通常版との味の違いがわかりませんでした。まだまだ修行が足りません。強いて言えばちょっと苦味が強い気がしましたがそれも気のせいかも。美味しいことには変わりないんだけどさ。
3杯目は同じくサンクトガーレンの「アップルシナモンエール」。
カラメルモルトとシナモンのアロマに焼きりんごの風味が加わったフレーバーで、まるでアップルパイのような風味。でもアップルパイのように甘いわけではないのでちょっと変わった風味だけどビールとして十分美味しい。
こういうビールを飲むとぐっと秋冬っぽくなってきたなって感じ。
柑橘系の爽やかなアロマとグレープフルーツやトロピカルフルーツのようなフレーバーがとても美味しいアメリカンタイプのペールエール。イングリッシュタイプのような重さはないけどモルトの旨味と甘味もしっかりと感じます。
つまみには「クリームチーズの味噌漬け」を追加。チーズの旨味が凝縮されていて安定の美味さ。
ペールエールにもよく合います。
そして翌日。最初の1杯は秋田あくらビール「なまはげIPA」。
モルトのアロマと華やかなホップのフレーバーで思ったよりも軽い飲み口。IPAなのでもちろん苦味はしっかりとあります。口の中で転がすとフルーティーな風味を感じる上に、モルトのかすかな甘味もあってとてもすっきりと飲みやすいIPA。
つまみには「チキン南蛮」。ボリューム満点だけどタルタルソースがすっきりと美味しくて重たく感じないのがいい。
続いてアウトサイダーブルーイングの「ガンスリンガーIPA」。ちょうど撃ち抜いてしまいパイント分とれなかったのでサービス。
柑橘系のホップのアロマと適度な苦味をもった軽やかなフレーバー。アウトサイダーのビールの中ではけっこう好きな方だったのでちょっと残念。
そして昨日に引き続きサンクトガーレン「アップルシナモンエール」。
1回の仕込みで500個の焼きりんごを使ったアップルパイのようなエールは意外とクセになることがわかりました。前日も飲んだけどまた飲みたくなってしまう魅力をもった美味しいビール。やっぱり甘くないアップルパイみたいなんだよなあ。美味しい。
そして少し日を置いて今度はIPAだらけのCRAFT BEER BABY!
寒くなってくるとハイアルコールのビールが美味しいです。
この日の1杯目はBrewDogの「Born to Die(ボーントゥダイ)04.11.2016」。
BrewDog Roppongi で散々飲んだけど、あるとやっぱり注文してしまう。
だってスッゲー美味しいんだもん。シトラス、パッションフルーツ系のアロマとマンゴーとグレープフルーツを加えたようなフレーバーがたまらない。BrewDogで飲むよりも当然高いんだけど電車賃を考えたらそれほど悪い話ではないかな。
つまみは「尾長鯛の刺身」。
1匹11キロの見事な尾長鯛を素早くさばいての提供。ぜんちゃんの包丁さばきが光ります。
色合いが美しく身が柔らかくてさっぱりとした美味しさ。
Born to Die と尾長鯛の刺身のペアリングも素晴らしい。BrewDog Roppongi では体験できない組み合わせですね。もちろんひとり飲み至福のひとときでござる。
いつも美味しいなあって思うIPAなのに、Born to Die の直後に飲んでしまうと香りも味も霞んでしまう。それだけ Born to Die が強烈なんだろうなあ。
時間がたってきたら香りと苦味が蘇ってきて「嗚呼、やっぱり美味しい...」ってなりました。
そして再び「Born to Die(ボーントゥダイ)04.11.2016」。ところが撃ち抜いてしまいパイント分とれなかったのでサービス。もう1杯飲みたかったなあ。最後の1杯は今までよりもマンゴー感が強まってまったりとした濃厚さを感じました。
気を取り直して次は志賀高原ビールの「其の十」です。
志賀高原ビールの10周年を記念して造られた「10番目のIPA」ってことで名前が「其の十」。グレープフルーツのような爽やかなホップのアロマとフレーバーにしっかりとした苦味が心地いい。これは美味しい。すごく飲みやすいけどアルコール度数7.5%なので飲んでいるうちにどんどん効いてきて酔っ払います。飲みすぎ注意。
こういうガツンとくるビールには「チリコンカン」でしょ、やっぱり。
チーズがたっぷりでピリ辛。苦手なトマト感は感じずとても美味しくいただきました。
「其の十」の後は箕面ビールの「こざるIPA」へ。ちょっと飲む順番がおかしい。
アロマはそれほどでもないけどフレーバーは意外としっかりホップが効いているセッションIPAです。苦味もけっこう強め。美味しいのはわかるんだけどやはり「其の十」の後では霞んでしまう。飲む順番は逆がよかったな。
そしてまさかの「其の十」2杯目。美味しさと飲みやすさについ...
そしてやっぱり美味い。すっげー美味い。苦味の残り方がたまらないです。
つまみも食べないと酔ってしまいます。もう酔ってるけど。追加で「ハーブ鶏ハム」を。さっぱりとしつつもしっかりと味が染み込んでいるのでしっとりと美味しいです。CRAFT BEER BABY!は料理も美味しいから食べ過ぎちゃうんだよね。
其の十とハーブ鶏ハムが出会った幸せ。すごい多幸感に包まれながら僕は酔いを深めていくのでした。
そしてとどめに箕面ビールの「W-IPA」。最初から最後までIPAとは...体が温まる。でも精神は崩壊しつつあったようでこのあたりのメモはほとんど残っていません。味についての簡単な感想だけ。あ、普段のメモも大差ないか。
濃厚なモルト感あるフレーバー(※アロマについてはメモに記述なし)にホップの香りと苦味がガッツリ効いていて美味しい。
それにしても酔いがしんしんと深まっていきます。IPAが揃っていれば寒い季節とも戯れながら進んでいけそうな気がします。
ああ、やっぱり書いていたらものすごくクラフトビールが飲みたくなってしまいました。結局、何をしていても最終的に飲みたい気持ちは変わらず。
このままだと暗黒面に支配されてダースベイダーになりそうです。もちろんベイダーはベイダーでも「ビールを飲みすぎたから小便をだーすべいだー」って感じ。お後がよろしいようで。
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