さわでぃーくらっぷ!タイが恋しい @kun_maa です。
バンコクのタニヤ通りといえば、日本人向けの高級カラオケ店や寿司屋など日本語の看板があふれるバンコクの中の「夜の日本人街」として有名です。
僕は、タイでは韓国人かシンガポール人に間違われることが多いので、タニヤ通りを歩いてもほとんど声をかけてもらえませんが、見た目あきらかに日本人のおじさまたちが通ると、店の前に並んでいるきれいなおねーさんたちから、日本語で呼び込みのお声がかかり、それはちょっと楽しそうな雰囲気ではあります。
僕は1回しかタニヤの店に入ったことはないし、そのときも自分で支払いはしていないので料金についてはまったくわかりませんが、近くのタイ人のぽん引きにインタビューしたところ、かなりお高いそうです。
[ま]パンチとタニヤ @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)
そんな自分とは縁のない世界の誘惑に負けることなく、タニヤ通りを歩きタニヤプラザという比較的大きなビルの向かい側、「すし幸」という寿司屋の角を曲がった路地にその店はひっそりとあります。
店の名前は「ラーン・ラープ」(というらしい)
店と書きましたが、ほぼ屋台です。奥に行けば屋根のある部分もありますが、僕は路上のテーブルに陣取りました。煙草も吸えるしね。
店構えはこうなっています。
ちょっとわかりにくい場所ではあるので、近くまで来たなと思ったら、周囲にいる日本人クラブの呼び込みにでも「この近くのイサーン料理の美味しいお店どこ?」って日本語で聞いてみてください。たぶんお店まで案内してくれます。
僕はそうやって呼び込みのおねーさんに連れて行ってもらい、なぜか僕の食べたいものの注文まで店の人にしてくれてからおねーさんは帰っていきました。
こういうところはタイ人らしい商売抜きのさりげない親切ですね。
ただし、あまり遠いところで聞くと、違うお店に連れて行かれる可能性大なので注意してください。それはそれで楽しいかもしれないけどw
まずは、ビールです。象さんビールがないということだったので、ビアシンを氷入りで。
これは、ヌア・ナムトックという牛肉と野菜、ハーブの辛い和え物です。
こちらは、コー・ムー・ヤーンという豚の喉肉を焼いたものです。
いい具合に脂がのっていて、日本で言うと豚トロが近いですね。
タレはピリ辛で美味しく、このタレだけでも飯がイケます。
イサーン料理(タイの東北地方の料理)には、もれなく食べ放題の野菜とハーブセットがついてきます。生のキャベツ、インゲン、ハーブ(ドクダミ?)と一緒に肉料理を食べます。
ご飯はもち米です。これを適当な大きさにちぎって、右手でコネコネしてからおかずにつけて食べるのがイサーン流です。
僕が食べて、飲んで雰囲気を楽しんでいる間も、お店は料理を持ち帰る客が何人も来て忙しそうでした。
ビールも大瓶2本飲んで、すっかりいい気持ちです。
料理は美味しいし、周囲の店から聞こえてくるタイの歌も心地よく、ついつい長居をしてしまい、地下鉄の終電に間に合いませんでした。
タイ人から電話がかかってきて呼び出しをくらったので、タクシーで帰りましたけどね。
この店は路地のどん詰まりにあるので車は通らないし、表通りの喧噪が嘘のように居心地がいい屋台です。タニヤ、パッポンあたりをうろつく機会があれば、ぜひ立ち寄ってイサーン料理を堪能してください。
ちなみに、タニヤの裏路地にはありますが、日本語は通じません。
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