[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]うつ病の回復期とその過ごし方 僕の場合 @kun_maa

こんにちは!

いよいよ明日から復職の可否を見極めるためのリハビリ勤務を開始することになった @kun_maa です。

今日は、僕のうつ病の症状が落ち着き始めて、外出などできるようになった頃の日々の過ごし方について振り返ってみたいと思います。

その頃に医師に言われたのが4点。
  1. 無理はしないこと。調子が良くても悪くても、6割程度の活動を目安にすること。
  2. 調子が良くなったり、悪くなったりを波のように繰り返しながら少しずつ良くなっていくので、調子が悪い時も悲観しないこと。
  3. 調子が良いときに、外出できるようであればなるべく身体を動かすこと。
  4. やりたいと思うことだけをやること。焦って復職のために負荷をかける必要はない。
<6割程度を心がける>
めまいと吐き気という身体症状がほとんど出なくなってからは、ほぼ寝たきりの生活をやめて、できるだけ横にならずに起きているようにしました。

調子がいいときには読書や散歩をするようにし、調子が悪いときにも布団にはできるだけ入らず、ソファーで横になるなど、調子が悪くても6割程度はがんばって生活にメリハリを付ける工夫をしました。

調子がいいときには、つい健康な時と同じような感覚で読書をして疲れ果ててしまったり、散歩も疲れるまでしてしまうことがあったので、医師に言われた6割程度の活動を心がけるようにし、疲れる前に余力を十分に残して行動を切り上げるように自分で調整するようにしました。



<調子が悪くなっても悲観しない>
治療を進めるなかで、どうしても調子が悪い日が続いたり、時には起き上がれない日があったりと、調子の波はけっこうありました。
いまでも、起き上がれないほどひどいことはなくなりましたが、まだ波はそれなりにあります。

最初に調子がいい日があったあとで、調子が悪くなったときにはすごく不安で悲観的になりました。「本当に良くなっているんだろうか?」「もう治らないんじゃないか」などと、へたに調子がよかった日があっただけに落ち込みも激しくなります。

でも、医師の言うとおり、調子のいい日と悪い日の波を繰り返しながら、少しずつ調子がいい日の方が増えていきました。
また、午前中は調子が悪くても、午後にはなんとかなるいう日も増えていきました。

調子が悪い日が続いても、いちいち悲観せず気長に治療を続ければ必ず良くなります。
実際、そう信じて僕はやってきました。

<調子が良ければなるべく身体を動かす>
僕は昔登山をしていたこともあって、歩くことは嫌いではありません。
体調が良い時は、できるだけ散歩をするように心がけました。

また、慢性の肩こり(今でもそうですが)に悩まされていたので、定時的に首、肩や腕を回すようにしていました。

散歩に出たくないと思う時も多々ありましたが、思い切って歩き始めると意外と歩けるものです。

また、気分がいい日には自転車に乗って、20キロ程度の距離をゆるく走ったりということもしました。

次第に、ただ歩くだけでは飽きてしまうので、散歩→外で昼食→喫茶店で読書→散歩 といったように複数の活動を組み合わせて行うようにしていきました。
 
走ることが好きな人であれば、ジョギングなどされてもいいかなと思います。


<やりたいと思うことだけをやること>
調子がいい日が比較的多くなってくると、それまで何もやる気がしなかった状態から、少しずつ興味がでてきます。

僕の興味が最初に回復してきたのは映画でした。
もともと映画を見ることは好きだったので、録画してあって見ていない映画やツタヤで借りてきたDVDなどを少しずつ、休憩しながら見始めました。

次に始めたのは読書です。これも簡単に読める小説から少しずつ集中力がいる本へと進めていきました。

そして、調子がいい日がかなり増えてきてからは、なんと初めてMacBook ProiPhoneを買い求め、手探りでTwitterやブログを始めました。

興味が回復、あるいは新しく興味がでてきたものはとりあえず手を出してみました。
興味が出てくることが単純にすごくうれしかったからです。

その一方で、仕事に役立つことや、復職に向けて自分に負荷をかけるべきではないかという思いも現れていました。
なんとなく好きなことばかりしていたら、このまま社会復帰できなくなるような焦りがあったのです。

これについては、医師に相談したところ、前述したとおり「焦ってそんなことをする必要はない。回復が進めば自然に仕事をやりたい気持ちも出てくるから、今はやりたいことだけを6割の力でやりなさい」と言われたので、あっさりあきらめました。

そして、本当に回復が進むにつれて「そろそろ仕事に戻ってもいいかな」と自然に思えるようになったのです。

そう思ってからも、特に自分に負荷をかけるような生活はしてないので、リハビリ勤務に一抹の不安は残るのですが、今は焦りの気持ちはなく「まあなんとかなるでしょう」と思っています。


<まとめ>
僕のうつの回復期の過ごし方について振り返ってみました。
基本的には、医師の指示に従って気ままに過ごしたということです。

最後に、具体的な一日の行動をお見せできるようにリンクを貼っておきます。
僕はiPhoneを手に入れてから毎日の行動を記録しているのでそのうちから、2月と3月の1日ずつを。参考になるかどうかはわかりませんが、僕はこんなふうに過ごしていました。いずれも、体調はよかったと思います。
 
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