[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]音楽が降りてくる @kun_maa

こんにちは!読書も音楽を聴くのも好きな @kun_maa  です!

 

この本のタイトル「音楽が降りてくる」

 
なんて素敵なタイトルだとおもいませんか?
 
普段音楽の評論なんて難しくて読むことないんですが、タイトルに魅せられて買いました。
 
この本は著者にとって初の本格評論集だそうです。

帯に「音楽の芯を考えてみたらこんなに言葉があふれ出た」とあるように様々なジャンルの音楽について、著者の深い洞察と愛情を感じた1册でした。
 

取り上げられているミュージシャンは、はっぴいえんど細野晴臣、遠藤賢司、大竹伸朗武満徹裸のラリーズじゃがたら、ピーター、美空ひばり南沙織中島みゆき勝新太郎谷啓、サン・ラー、ジェームズ・ブラウン、プリンス、ビーチボーイズニール・ヤング、プレスリー、マドンナ、メタリカボブ・ディランなどなど。
 

それぞれについて時に野方図に、時に繊細に独自の視点で語られています。いずれの評論も機械的に評するのではなく、著者の音楽への情熱を感じさせるものでした。
 

他にも僕が全く知らないミュージシャンが多く取り上げられていたり、知識不足のために難解で理解できない部分が多かったりしました。
 

そういう部分は頭で理解しようとするのを諦めて、「音楽が降りてくる」のタイトルどおりに、語られている言葉の中に音を感じるような感覚で読み進めてみると、理解できないながらも、その詩的な文体に心地よさを感じました。
 

個人的には、野坂昭如が歌手だったことを知って驚いたのと、南沙織についての評論、勝新太郎についての評論、ボブディランのことを「歌極道」と評しているところが好きです。
 

また、この本を読んでいると、すべての音楽には語られるべき「物語」があるのだなあと感じさせられます。
 

著者はあとがきでこう述べています。
「世界の果てで奏でられている音楽を聴きたい。そのために世界の果てを探しに行きたい。と思ったまま、まだ探しに行きもしていない。しかし探してはいけないとも思う。音楽は美しい。音楽はおもしろい。音楽はときどき疲れる。音楽は厚かましい。音楽はしばしば謙虚だ。でも音楽は生意気だ。とはいえ音楽は死なない」
 

音楽好きの人にはお薦めの1冊です。

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