[ま]dancyu に載ったり毎週末ビールイベントだったりビールな日々 @kun_maa
先月、Distant Shores Brewing(以下DSB)のテイスティングルームでビールのサービングのお仕事しました。
そりゃもうビールを注ぎまくって楽しく働いたんですけど、そのときに雑誌の取材が来てまして。
9月6日(金)発売の「dancyu 2019年10月号」のクラフトビール特集で、DSBが見開き1ページ使って紹介されています。
その中で使われている写真の1枚に僕が写り込んでますですよ。
カウンターの中じゃなくて入口付近で立っていてお客さんに紛れようとしているんですけどDSBのTシャツ着てるんでちゃんとスタッフに見えます。
とても小さいですけど自分だとわかるのはうれしいものです。
こう見えても過去には本業でNHKニュースに映像が流れたり地方紙の取材を受けて記事になったりしたこともある僕ですが、大好きなビール仕事でのdancyuデビューですからね実はすんごくうれしくてすぐに本屋で買ってしまいましたよ僕のdancyu(僕のて...)
dancyu 2019年10月号の137ページに載ってますから本屋やコンビニで見かけたらLet's立ち読み←
クラフトビールといえば、最近週末のイベントにちょこちょこ参加して浴びるほどビール飲んでました。
2週連続大塚とかさ。
まあイベント行かなくても結果毎週末は外飲みしてますっていう生活が長く続いているので、イベントに参加したからどうしたというわけでもないだろって感じではありますし、明らかに飲みすぎだよねなんなら休肝日なしで平日も毎日家飲みしてるんでね。
今週は木曜日からけやきひろば秋のビール祭りも始まりますし、週末には渋谷でMikkeller Beer Celebration Tokyoなんてビアギーク大集合なイベントもあります。
けやきひろばビール祭りはいつものビール仲間で集まって飲む予定がなくなったのと、前回の春のビール祭りの時の混雑具合がエグすぎて少しうんざりしていることもあって今のところそれほど行く気満々という感じではありません。
とりあえず金曜日は仕事休み取ったけどさ。
ビール仕事のお手伝いも当初はこの時期にタイに行こうかと思っていたので特に入れてなくて...働いたとして1日Primodialでお世話になるくらいかな。
その代わりといっちゃなんですが、Mikkeller Beer Celebration Tokyo はけっこう楽しみにしています。
昨年はいくらなんでもチケット高すぎ!って感じで敬遠してしまったのですが、今年は酸っぱい系のビールや貴重なスタウトを飲んでみたくて参加してみようかなと。
とはいえ3時間半飲み放題で14,000円!もちろんフード別料金!
やっぱり高いので、先週までずっと迷っていたのですが週末に池袋で飲んだ時にみんなが参加するという土曜日夜の部「Blueセッション」のチケットをポチッとしました大丈夫なのか俺!
再来週の23日には地元川越でCOEDOビール祭りもありますしきっといろいろ飲み過ぎる予感しかしないのでイベント以外ではなるべく飲まないように気をつけないと本気でヤバいよねって思っています。
けやきやMBCTやCOEDOビール祭りでもしも僕らしき酔っ払いを見かけたら是非声をかけて下さいね乾杯しましょう。
たくさんの人と乾杯したいです乾杯しましょうよろしくお願いします。
そんな感じでビールな日々が楽しくて秋。
[ま]汗かきおじさん胸をはだけて汗を拭く @kun_maa
僕が毎日利用している通勤電車は、そこが始発だったり朝早い時間だったりすることもあって出発時に座席が6〜7割程度埋まるくらいの混雑具合だ。
その電車は他の電車よりも冷房の効きが良く(僕比較)、座れないことは余程の不運が重ならない限りあり得ない。
暑がりで汗っかきの僕の汗すらも、ガンガンに効いたクーラーと落ち着いて座れることですぐに引いてしまう快適空間だ。
そんなわけで毎日その電車を利用しているのだけど、最近僕以上に汗っかきで暑苦しいおじさんが2人僕の乗車駅で乗ってくるようになった。
この電車の快適さがおじさんたちにバレてしまったのだろうか。
2人といっても一緒に乗り込んでくるわけではなくて、座席も離れて座るので知り合いでもなんでもなくてたまたま汗っかきの他人同士のようなのだけど、この2人の暑がる様子は暑がりということでは右に出るものがいないと自負する僕から見てもとても愛くるしい暑苦しい。
顔面をべっとりと濡らして滴り落ちる滝汗。
身体にピタリと張り付くシャツはどう見ても汗でびしょ濡れで酷く不快そうに見えるっていうか見ているこちらがとても不快だ。
乗車するなりタオルで顔面を拭う拭う拭う。
そりゃもう今拭わなくていつ拭うのって感じだし、僕もほぼ常にタオルで顔の汗を拭き拭きしているので親近感。
でもその親近感もそこまで。
その後2人ともシャツのボタンを4つ目くらいまで外して、腹まで見えるほど大きく胸をはだける。
混んでいないとはいえ一応電車の中だ。
今まで顔面を拭っていたタオルを大きく開いた胸ぐらから豪快に突っ込んでわしわしと脇の下や腹や胸や背中の汗を拭きまくる。
突如拡大するプライベート空間にこちらがいたたまれなくなる。
それぞれ下着は着ているものの、汗で張り付いたそれからは見たくもないおっさんの乳首がくっきりと浮き出している。
なぜ僕は朝っぱらからおっさんの乳首を見せつけられなくてはならないのか。
こういうのは何ハラといえばいいのだろうか。
ブルブルと揺れる弛んだ段々腹が浮き出し震えるのを何故見せつけられなくてはならないのか。
こういうのは(ry
見たくなければ見なければいい。
それはインターネットの世界においても朝の通勤電車の車内においても正論である。
僕は正面で胸をはだけて身体を拭き続けるおっさんから目を背けた。
右隣に顔を向けるともう1人のおっさんが同じように身体を拭き拭きしているのが視界に入る。新手の嫌がらせなのだろうか。
残された空間は左側のみ。
いつも座っている席はドア横の席なので左側は大抵誰かが立って手すりに寄りかかっている。
しかもそれはほぼ常に女性だ。
左側ばかりに顔を向けていると僕はその寄りかかっている女性のお尻を凝視しているように周囲から見えてしまう。
実際問題として左側は視界を遮られて他に見るべきものがないので、仕方なくお尻を眺めていると本人にはお尻に注がれる視線がわかってしまうようで女性から変態を見るような目で睨まれてしまう。
おっさんの乳首を避けるために僕が変態扱いとは哀しすぎる。
こんな理不尽なことがあっていいのだろうか。お尻は見ていたけれど。
そりゃもちろんおっさんの乳首を見せつけられるよりも女性のお尻を見ている方が圧倒的に幸福なのだけど、だからといって変態扱いに甘んじていては恥ずかしくてもうこの車両には乗れなくなってしまう。
この電車は冒頭にも書いたが、冷房の効き方と座席の空き具合が絶妙な事に加えて、この車両は乗り換えにも超絶便利なのである。
できることならこの電車も車両も変えたくはないのだ。
こうなれば耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶしかない。
車内で乳首丸見えで身体を拭きまくるようなおっさんたちに敵うわけがないのだ。
僕は俯いて自分のカバンを見つめながらじっと時が過ぎるのを待つしかなかった。
暑い暑いと念仏のようにぶつぶつと呟きながらゴシゴシと身体を拭くおっさんたちの発する音と気配を正面と右から微かに捉えておっさんの乳首がフラッシュバックする悍ましさに耐えながら。
...やはり明日から車両を変えようか。
[ま]9月のタイはいつも雨 @kun_maa
9月の連休にタイに行こうと思った。
実現すればたぶん5年半ぶりのタイ。
今度はどこの町を訪れようかと思案するだけでワクワクが止まらない久しぶりの感覚。
過去の記憶にほんの少し浸るだけであっという間に僕を包み込む市場の喧騒や寺院の穏やかな空気、広がるメコンの滔々たる流れ路地の猥雑なネオン。
クラフトビールにハマってからというものすっかり忘れていたタイへの想いが蘇る。
ちょうど9月の連休の頃、けやきひろばビールまつりや Mikkeller のイベントなどがあってクラフトビール好きでビール仕事のお手伝いもしたい僕には外せないところ。
それでももうタイに行きたくなってしまったらダメだビールどころではない。
ビールはタイで飲めばいいじゃん!とっても行きタイのである。
行く気満々で鼻息も荒く飛行機のチケットをポチろうという段になって天気のことが気になった。
9月がタイの雨季でしかも年間で一番降雨量が多いことは知識として知ってはいたが、実際のところはどうだったかなって。
こういう時はGoogleさんだ。
僕は9月のタイの天候について語られている記事をいくつか読んだがやはりデータ通り雨が多いらしい。
そして何かが引っかかる。
僕は毎日雨が降るタイにいたことが何度かあるはずだ...あれは何月だったのだろう。
ブログを書くようになる以前のタイへの旅は最早いつ行ったのかよくわからないことが多い。
手帳の記録を見ればわかるのだけど、手帳自体散逸してしまっているし残っているものもどこに保管しているのか忘れてしまった。
とりあえずブログを読み返した。
やはり僕は9月のタイを訪れていた。
この旅では本当によく雨に降られたことを思い出した。
昼間はそうでもなくてもバンコクでは毎晩のように土砂降りの雨が降った。
そして僕はバンコクの路上で恋に落ちた。
いろんな想い出が一気に噴き出して懐かしさの中に切なさとバカらしさと恥ずかしさが入り混じって混乱する。
タイの雨音と雨の匂いには様々な気恥ずかしい記憶の残滓が絡みあって僕を惑わせる。
昔のように雨が降るタイの街並みに自分がいることを想像したら気持ちが騒ついて浮き足立った。
またあんな旅をしてみたいと思う一方で心の弱い部分が警報を鳴らす。
いま雨のタイを旅したら僕はスコールの中で帰り道を見失うかもしれない。
そんな予感がした。
雨季が明けたら旅をしよう。
騒つく心の揺らぎから目を背けて逃れるようにそう思った。
僕は以前のように雨のタイを旅することに郷愁を覚えながらそれでも雨のタイに囚われてしまうことを恐れた。
いろいろな煩わしいことを放り出し逃げ出してしまいそうな自分を恐れた。
本当は驟雨に打たれながら恋に堕ちてしまいたいくせにそうなることを恐れる僕はタイから遠く離れているうちに諦めを知り情熱を失いすっかり歳をとってしまったのかもしれない。
タイ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。
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[ま]ビールクズは半日ライザップで結果にコミットする夢を見るのか @kun_maa
ネガティブな動機ではダイエットは続かない。
独りで行うダイエットの成功率はわずか20%
ダイエットは食事管理8割、筋トレ2割。
これらは会社の健康管理プログラムの一環で行われたライザップ健康セミナーで言われたことだ。
ライザップのトレーナーを招いて、不健康な或いは逆に健康オタク的な男性社員を対象に行われたこのセミナーでは半日だけという短時間だけだがライザップ式健康法の講義と筋トレが行われた。
講義はともかく筋トレはなかなかキツかった。
週末の朝ランや毎日の腹筋ローラーなどで脚や腹筋はなんとかなったものの普段ほとんど使うことのない腕や肩や胸などの筋肉の運動はプルプル震えてくるしめちゃくちゃ汗だくになってすっかりヘロヘロ。
本当にもうがっつり筋力がなくなったなあああああというのが正直な感想で健康への危機感マシマシ。
週2回の筋トレをちゃんと続ければいつからでも体は必ず変わりますとトレーナーは爽やかな笑顔で言う。
筋トレはみなさんを笑顔にします!
今の食生活のよくないなあと思うところを見直しましょう!
そりゃもうもちろん低糖質ですってばとぅーす!
あなたにとっての理想の体型を書き出してください。
そしてその理想の体型になったらしてみたいことを思い描きそれを筋トレと食事管理を続けるモチベーションとしてください。
繰り返される呪文のように滑らかなトークと「すごい!」「ナイス頑張りです!」と褒められアゲアゲで続けられる筋トレ...最早なにか宗教的な感さえある。
食事管理の方法や筋トレの進め方、モチベーションの維持の仕方などの話はとても興味深かったし、聞いただけなのになぜかちょっと取り組み始めたような気になってお腹いっぱい小鼻が膨らんだ。
がっつり取り組んだ筋トレのおかげでたっぷり汗をかいたし、体がすごくスッキリしたのでその帰り道で飲むクラフトビールに罪悪感は皆無だった。
そして酔っぱらった僕はその日のセミナーで「明日からは飲んだ後の〆はやめます!」とライザップのトレーナーに宣言させられたにもかかわらず、まだ明日じゃないからと立ち食いそば屋で〆の冷やしたぬきそばを食べ、さらにコンビニおにぎりをむしゃむしゃと...
筋肉痛が始まりかけた重だるい体を持て余しつつ、満腹感と敗北感にまみれながら僕はいつもより深い眠りへと落ちた。
明日から始めるといいながら結局始まることさえなくダイエットが終わる人が多いのですというトレーナーの言葉がリフレインするのを噛み締めながら見る夢は...
[ま]映画「ポラロイド」の巻 @kun_maa
写真を撮られると魂を抜かれて死んじゃうって言い伝えを知っている人はきっと昭和生まれ。
どうも僕です。
実際には「魂が〜」なんて本当に言ってる人には会ったことありませんけどね。
それにしても写真に写ったら死んじゃうとか怖わすぎる。
呪いのビデオを見たら1週間後に死んじゃうよ的な怖さ。
ああ、そういえばビデオは間違いなく昭和。
VHSとβのシェア争いとかはるか遠い銀河の彼方の出来事みたいで若い人は知らないよねきっと。
昭和のことはもういいのです。
言いたいのはそんなことじゃなくてね。
映画「ポラロイド」観てきたのです。
この作品の舞台はアメリカの架空の町。
主人公が陰キャでちょっと気になる男の子がいてという青春映画あるある的な設定は、設定だけしといて後で広げるでも回収するでもないのであまり気にしなくていいです。
こういう作品にありがちなおバカなアメリカンティーンエイジャーたちの仲間内で事件は起こりますよねそういうものです。
とはいえこういう映画に付き物のおバカはそれほど登場しないし悪ノリしすぎないし意外とストーリーあるので「なにこれ?」っていうのは多くないです。
そりゃまあところどころ「は?」ってなることはありますしご都合主義すぎるでしょって場面もあるのですがご愛嬌の範囲内。
こういう作品って変に小難しくしようとして抽象的なシーンが多かったり、逆にくだらないシーンが冗長だったりするとすぐに眠くなっちゃうんですけど今回僕は大丈夫でした。たぶん1回くらいしかウトウトしてません。
いわゆるお化け屋敷的なドキドキを味わえる音で驚かすタイプのホラーなので、そういう意味では「わっ!」ってなることはありますが、恐怖というか呪いというかそういった部分をあまりあっさりと具体的に映像で見せちゃうと萎えちゃうよね怖くないよねってことが如実にわかる作品なので正直あまり怖くないです。
ビデオを観たら死んでしまう的な得体の知れない恐怖がジワるということは残念ながらありません。
そういう恐怖感が楽しめたらもっと好きな作品だったんですけどね。
さらに言うとオチがちょっとね。
え?そういう解決方法でいいの?反則じゃね?って笑ってしまうのでやはりそこはホラー映画としては如何なものかと。
なんだかんだと偉そうに注文つけてますけど、最近はなかなか面白いと思えるホラー作品に出会えていないので「ポラロイド」そう悪くはない作品なんじゃないかと思いました。
とりあえずそんな感想です。
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[ま]同じ夢を見る @kun_maa
どこかアジアの国の片田舎と思われる風景。
大きな木が点在し木陰をつくる中をまっすぐに伸びる車道だけが舗装されている。
車道の両脇は赤茶けた土がむき出しになり飯屋や雑貨屋の掘っ立て小屋が数件並んでいる。
掘っ立て小屋の裏手には小さなドブ川が流れていて、風に乗りヘドロ臭や果物が発酵したような饐えた汚水の臭いが時折漂ってくる。
頭上にはじりじりと照りつける太陽。
車道を走る車はなく人も歩いていない。
周囲に音はなく、僕はいつも独りでバックパックを背負いそこに立っている。
恐らくタイかインドの地方都市間の街道沿いだろうと思うのだけど特定はできない。
実際に見た記憶があるような無いような朧な記憶の影法師。
頭の片隅にいつか僕はその場所に確かにいたのだという記憶の残滓。
それと同時にあれは想像の産物、或いは記憶の混濁だという曖昧模糊とした思い。
宙ぶらりんで不安な気持ちを抱きながら僕は掘っ立て小屋のひとつに近づいていく。
狭い間口から中を覗くと薄暗い室内の棚に缶詰や小さな箱や瓶がまばらに並んでいるのがぼんやりと見える。
そして姿は見えないけれど奥の方に人の気配を感じる。
僕はその気配に声をかけようとするのだけど声が出ない。
突然大きな音を立て排気ガスを撒き散らしながら背後の道を通り過ぎるバス。
いつの間にか手に提げている粗雑な赤いレジ袋から覘くさらに鮮やかに赤いランブータンの実。
色を失った世界に映える赤い記憶。
僕はあのバスに乗らなければいけなかったのだとハッとして振り返ると、すでにバスの姿はなく僕はまた独りでどことも知れぬアジアの片隅の道端にポツンと立ち尽くしている。
こんな夢を僕は繰り返し見る。
あまり何回も見るので目が覚めているときでもその風景をありありと思い出すことができるくらいだ。
それでもあれがどこの国なのか、いつ見た風景なのか、それとも実際には見たことがないのか僕にはわからないままだ。
あの夢が何かを暗示しているのかそれとも失われた記憶の断片なのか僕自身の欲求の表出なのか。
あの夢を見るたびに何か心に引っかかってモヤモヤとする。
そして旅に出たくなる衝動的な心の波紋に僕はいつも戸惑う。