[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]中心性漿液性網脈絡膜症で初めての眼底造影検査を体験 @kun_maa

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昨年から続いている右目の視界に見える黒っぽい影。

一進一退を繰り返しながら最近は右目だけサングラスをかけているような違和感と見えにくさに悩まされいる。

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今まで通っていた眼科医に言われて紹介状を握りしめ都内の大学病院を受診したのが先月のこと。 

kun-maa.hateblo.jp

大学病院であらためて一通りの検査をした結果、やはり町の眼科医と同じ「中心性漿液性網脈絡膜症」だという診断。

この「中心性漿液性網脈絡膜症」というのは網膜の下にある脈絡膜という膜から血液の成分が漏れ出して網膜の下に水溜りを作ってしまった状態。

溜まった水のせいで網膜が盛り上がって部分的に網膜剥離が起こるため、ものがゆがんで見えたり色が変わって見えたりという症状が出る。

僕の右目の視野に影状のシミのようなものが見えてしまうというのもこれだ。

 

この病気、放置していても治ることがあるようなのだけど僕のように繰り返したり長期化したりすると視力が次第に落ちて戻らなくなってしまうものらしい 。

確かに視力は落ちたしものが見えにくい実感あるある。

このような場合は、水が漏れている部分の網膜をレーザーで凝固して水漏れを止めるという治療法があるのだけどそのためにはまず水漏れ部分を特定する必要があるってことで眼底部分の造影検査というものをやってきた。

 

この検査は、腕からフルオレサイトという造影剤を注射して、点滴で血管に造影剤を流しながら薬で瞳孔を開いた状態の目から網膜の血管を撮影して状況を確認するものだ。

検査機器が予約で埋まっていて検査まで約1か月かかった。

 

通常の診察では瞳孔を開くための散瞳剤は1回点眼するだけなのだけど今回は10分おきに計3回点眼。

バッチリ瞳孔が開き切ってまるで死人の目で世界を見つめるような異世界感マシマシだった。

 

実は注射が苦手で健康診断の採血の際にも意識をしっかり持って気合を入れないとクラクラしてしまうほどダメ。

おまけにこの歳になるまで点滴というものを一度もしたことがなくて緊張でドキドキしてしまった。

注射する造影剤も点滴液もすんごく少量なんだけどね。

あまりにビビりすぎて看護師さんに笑われた。

 

検査自体は造影剤を注射した後めちゃめちゃ眩しい光を放つ撮影機の前で目を見開いてそれこそ細い目を目一杯見開いて3分おきに目の奥の写真を撮影するという単純作業。

そりゃもう眩しくてあまりの光量にしばらくは目が見えなくなるしその後も光が全て赤く見えたりして僕の周囲の様相は不気味なほど変化してしまって大丈夫かよって漠然とした不安に襲われた。

検査を受けて目が見えなくなる怖さを急に実感したという皮肉さ。

 

検査後に看護師さんから「最初のおしっこはバスクリンみたいな鮮やかな黄色だからびっくりしないでね♡」ってのと「今日はアルコール飲んじゃダメだから1日我慢して禁酒ね♡」って言われた。

病院帰りに飲む気満々だった僕はそれを聞いて泣きそうになったしその直後にトイレに行ったときあまりに衝撃的な色のおしっこに驚いて変な声が出てしまった。

 

さて検査後、少し待つと診察室に呼ばれて結果と診断が告げられる。

画像を見せられながら説明を受けた。

水漏れ箇所が素人の僕でもわかるくらい鮮明にはっきりくっきりわかった。

自分の目玉の奥の画像を見るってやっぱり不思議な気持ちになる。

医学の進歩って素晴らしい。

医師からは「レーザーを当ててここの水漏れを止めた方がいいね」ってことですぐに治療の予約と同意書が完了。

網膜の中心部に近いのでレーザー治療の時は絶対に目玉を動かさないようにってもし動いて違う場所にレーザーが当たると失明するからねって言われてビビりまくり同意書を取り消そうかと思った。

絶対に動いてはいけないと言われると緊張して動いてしまうところあるので「動かない自信ないです」って弱気発言したら「一瞬だから大丈夫だよ」って言い返されたんだけどそれなら最初から怖いこと言わないでほしい。

 

そんなわけで来週の月曜日、いよいよ網膜にレーザーを当てて光凝固治療というのをやることになったのだけど、やっぱり治療中に目玉を動かしてしまいそうで怖い本当に怖い。 

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