奥多摩駅から徒歩2分ほどの駅近にある Beer Cafe VERTERE がクラフトビールの醸造を始めて2年が経ちました。
以前からお店の雰囲気もビールも大好きなのでもちろん醸造2周年記念飲み放題イベントに参加してきましたよ。
イベント自体は2月の最初の土日から2週に渡って開催されまして、僕が参加したのは先週の土曜日の第二部。
イベント開催中は通常営業なしで各回20名までの事前チケット制です。
昨年の1周年イベントはこんな感じでした。
今回も天候に恵まれて晴天の奥多摩駅に到着しました。
僕の家から電車を乗り継ぎ約2時間半の長旅。
それでもビールのためだけに来る価値はあります。
駅前の柳小路をすっと入っていくとすぐに VERTERE に到着します。
小路というだけあって道が本当に細いので初めての時はちょっと躊躇いますがそこはずずっと進んでください。
これがお店の入口。
古民家を改装してるので雰囲気あるでしょ。
僕はひとりでの参加でしたし昨年はカウンターに座ってお店の人とたくさん話せたので今年もカウンター狙いだったのですが早くも失敗。
実は2時間半の電車旅で膀胱がけっこうパンパンになってましてついつい駅でトイレに寄ってしまったんですね。
お店について受付を済ませたらちょうどカウンター席が埋まってしまいました。
だって4席しかないんだもの。残念無念...
カウンター席に座ったのがカップル2組でね、2人ならテーブル席に行けよって内心思ったのですがそこは先着順なのでしょうがないです。
醸造担当の辻野さんが僕の顔を覚えていてくれてお久しぶりですって言われたのが嬉しくてすぐにご機嫌になりましたけど。
今回のイベントでは定番5種類と限定5種類の合わせて10種類のビールが2時間飲み放題でした。昨年のイベントより増えてる!
まずは流行りの濁り系IPAから。
Passiflora(パシフローラ)Alc:6.0% IBU:41.87 スタイルは Hazy IPA です。
こいつを大きいサイズでいただきます。
しっかりにごにご。トロピカルなアロマがグラスに近づいただけで匂ってきます。
飲み口は軽めでとてもジューシー美味しい。
醸造の際にはホップをバサーッて感じでかなり大量に投入したそうです。
2杯目は Brunch(ブランチ)Alc:5.1% IBU:27.18 スタイルは Spiced Cream です。
今度は小さいサイズでいただきます。
オレンジピール使用ということで口の中に入れた時の風味はオレンジ感あります。
意外とまったりした味わいで飲んだ後に鼻に抜けてくるバニラのほのかな香りが印象的でした。美味しい。
今回は席がストーブに近くてけっこう顔が火照りました。雰囲気はいいんですけどね。やっぱりカウンター席がい(ry
3杯目はWalts(ワルツ)Alc:6.6% IBU:14.30 スタイルは Spiced Saison です。
スパイシーな香りとセゾン独特の風味がキレキレで爽やかな感じがして美味しいです。
隣で飲んでいた人によるとセージがいい香りしているってことでしたが僕にはよくわかりませんでした。あのスパイシーさがセージなのかな...
チキン&チップスとオリーブの盛り合わせをつまみにしました。ビールに合うのよ。
4杯目は Belgian(ベルジャン)Alc:4.9% IBU:16.24 スタイルは Belgian Blond Ale
見た目がとてもクリアですね。
飲み口は軽くてかなりスッキリしています。ベルジャン風味はもちろんあるのですがそれほど強くありません。
Walts(ワルツ)の後だと風味がやや弱いかなって感じなので飲む順番まちがえたって思いました。
お次は Penny Black(ペニーブラック)Alc:5.5% IBU:25.49 スタイルは Milk Porter
ミルクポーターといっても牛乳が入っているわけではありません。
乳糖を使用しているのでミルク。
とても滑らかで甘みも感じながらスーッと飲みやすいポーターです。
新しい醸造担当の人が初めて造ったそうです。バテレ初の悲願のポーター!
ここまでの5種類が期間限定のビール。
この後は定番から
Cream(クリーム)Alc:5.5% IBU:11.61
Session IPA(セッションIPA)Alc:4.9% IBU:69.96
を飲みまして、
再び Brunch(ブランチ)
最後は Passiflora(パシフローラ)に戻って時間切れ。
VERTERE の美味しいビールを堪能しました。
期間限定ビールはもちろんなのですが定番のビールも以前よりどんどん美味しくなっている感じがしましてやはり年々腕を上げているなあなどと不遜なことを思ったりしてどれだけ上から目線なのでしょうかこのど素人は...ごめんなさい。
そうそう、周年記念のお土産は奥多摩産のホップ(センテニアル)のみを使用し、奥多摩産のモルト(一部)を使用したセゾン「Ogouchi Banban Saison」でした。
辻野さんによるとホップの香りはそれほど強くないとのことでしたが栓を開けてぐびっとやるのが楽しみです。
今回はカウンターに座れなかったもののビールを注文しに行くたびに辻野さんや鈴木さんとお話ができてよかったです。
新しく隣地に醸造施設も増設するということで4~5月くらいには完成予定だそうです。
さらに美味しいビールがたくさん味わえるようになるってことで今からとても楽しみ。
これからも応援し続けたいブルワリーでありブルーパブ。奥多摩の VERTERE(バテレ)最高です。
こちらの本では VERTERE 立ち上げの話なども紹介されています。