[ま]天王洲のおしゃれなブルワリーレストラン「T.Y.HARBOR」/醸造所を見学して美味しいクラフトビールを堪能 @kun_maa
僕がよく飲みに行く北浦和のビアバー「BEER Hunting Urawa(ビア ハンチング ウラワ)」のシークレットイベントで、東京の天王洲にあるおしゃれなブルワリーレストラン「T.Y.HARBOR(ティー ワイ ハーバー)」のブルワリー見学&クラフトビールを楽しむ会に参加してきました。
今回のこの企画はSNSなどでの募集はせずに「BEER Hunting Urawa」に来店したお客さんだけを対象に20人限定で開催されたのですが、ひとえに「BEER Hunting Urawa」小林さんの人脈の広さ故に可能となったイベントだと思うので、持つべきものは顔の広い店主のいるビアバーだなとあらためて思いました。
当日は午前11時に現地に集合。
T.Y.HARBORに向かう通りは通称「Bond Street」っていうアーティスティックな通りでして、お店に着く前からおしゃれ感満載です。
これが T.Y.HARBOR の入口。なかなかひとり飲みで訪れるには敷居が高い感じ。
店自体は運河沿いにあってすぐ傍に橋があるのでそちらから眺めるとこんな感じです。
そりゃもうブルーバーという範疇を超えてブルワリーレストランというに相応しい風貌です。なんたってウォーターフロントですよ(古い?)。
やっぱりひとり飲みには敷居が(ry
まずは醸造長の阿部さんの案内によるブルワリー見学会。
普段は関係者以外は入れない醸造所の中で、実際に設備を見ながらとても丁寧で分かりやすいご説明をいただきとても勉強になりました。
それにしても思っていたより醸造所の規模がデカくて驚きました。
以前見学ツアーに参加した新宿の「Vector Beer Factory」とはタンクの大きさや数からして全く違います。あちらはあちらでこじんまりとしていて楽しかったんですけどね。やっぱりいろいろ見学するって大事。
糖化 → 煮沸 → ワールプールまでの工程の部屋と、発酵 → 熟成の工程の部屋とで分かれています。
夏場で週4回仕込みを行い、月に25kℓのビールを醸造しているそうです。Vector が月に1200ℓの生産量だったので桁違いですね。
そして生産量のほぼ9割が自社での消費となるので、外にはほとんど出回らないそうです。T.Y.HARBOR のビールが飲みたかったら T.Y.HARBOR をはじめとする「TYSONS & COMPANY」の系列店へ行けということですね。
発酵過程の部屋にはこんな感じで1つ4,000ℓのタンクがたくさんありました。
醸造所の見学を終えていよいよレストランへ突入です。いや、突入しなくても普通に入ればいいんだけどね。ちょっと勢いがあったので「突入」が使いたかっただけ。
従業員は日本人の他になぜかバングラデシュ人が多かったです。
屋内はいろんな部屋があってとても広いです。
でも人気なのはやはり運河沿いのテーブル席やテラスのカウンター席。
早い時間は空いていましたが昼過ぎくらいからどんどんうまっていきました。屋内外合わせて約350席あるということで、観察していると客層もかなり広範囲。カップルのデートから子供連れの誕生会までほんと様々です。
こっそりお店の人に聞いたらひとり飲みでも希望すればテラス席のカウンターに案内してくれるそうです。見てたらカップルしかいなかったけどな。
最初は飲み比べセットの登場です。これでそれぞれの味を確かめてから好みのものを飲めばいいんじゃない?という粋なはからい。
参加者の中には飲み比べる必要はないとばかりに、いきなりIPAをブーツ(1000ml)で注文する強者も。
僕は一応飲み比べセットで味を確かめはしましたが、最初から全種類制覇するつもりだったのでとりあえず定番のペールエールをMサイズ(420ml)で。
そして乾杯!
参加者は全員「BEER Hunting Urawa」の常連のはずなのですが知らない人ばかり。
話を聞いているとそれぞれ出没する曜日や時間帯が異なっているんですね。
そりゃ会ったことないわけだ。でも、こういう機会に知り合いになれると次にお店であった時に声をかけやすくなるので、こういう企画っていいなって思います。
料理もけっこう出てきましたよ。
まずはシーザーサラダ(スモークチキントッピング)。黒胡椒をかけてもらうとさらに美味しい。チキンは追加トッピングです。
スパイシーNYチキンウィング、ブルーチーズディップとセロリスティック。
チキンはけっこうスパイシーで好きな味。
ビールのつまみに最適でしょ。ブルーチーズディップは食べ終わった後に鼻に抜けるブルーチーズのモワッとした匂いが癖になる美味しさ。
クアトロフォルマッジ(モッツァレラ・ゴルゴンゾーラ・リコッタ・グラナパダーノ)ピザ。そのままでも美味しいんだけどハチミツをかけるとブルーチーズの香りがマイルドになってさらに美味しくなります。ちなみにハチミツのおかわりは無料です。
そして巨大な肉塊!「バーベキューリブ"カンザス スタイル"オリジナルソース チーズフレンチフライとコールスローサラダ」。
肉は思ったよりも柔らかくてとても美味しいのだけどソースが甘すぎるかな。
もっと辛いソースだったらより美味しいと思うんだけど...そう思ったのは僕だけではなかったのでたぶん僕の舌が変なわけではないはず。
もちろんビールもガシガシと飲んでいます。
フルーティーでモルトの香りと甘みも感じる美味しいペールエールの次はウィートエールをLサイズ(650ml)で注文。
Lってけっこうデカイのね。比べるために横に置いたのはMサイズのグラス。
バナナのようなアロマとフレーバー。ベルジャンスタイルのやさしい味わいのビール。
続いてアンバーエールをMサイズでいきます。Mサイズが一番手頃かな。
ほんのりと香るカラメルのようなフレーバーとちょうどいい苦味が、しっかり感じるモルト感と合わさってとても美味しいアンバーエール。
Mサイズが一番手頃かななんて思った直後に、やっぱりIPAはLサイズで飲むという矛盾した動き。だって人間だもの。
ペールエールの3倍のホップを使用しているということですがアロマは思ったほど立ち上がらない。苦味はかなりいい感じなのでホップ3倍は苦味のためなのかなって思ったりして。IPAはやっぱり美味しいよ。
続いてその月替わり限定ビール。今月は「レモングラスゴーゼ」でした。ゴーゼはそれほど得意ではないのでSサイズ(250ml)にしてみました。
塩とヨーグルトを使ったしょっぱくて酸味のあるビール。アロマはちょっと発酵臭がしたけどもちろん不味くはない。そして酸味が酔いざましにちょうどいい感じ。サイズはSでちょうどいいや(^^;;
次のポーターでこの日のオリジナルビールは制覇です。
グラスに顔を近づけると立ちのぼる焙煎香が気持ちいい。コーヒーやビターチョコのようなフレーバーも美味しくて見た目よりもずっと飲みやすいポーターでした。
そしてやっぱりもう一杯IPAいっとくよね、普通は。今度はMサイズにしました。
やっぱり美味いなIPAは。
奥の方の席で何やら始まったので見に行ったら、ワインのようなボトルから阿部さんがグラスに注いでくれているところでした。これはなんだ?
どうやらシカゴの「GOOSE ISLAND BEER 」の「Matilda」というベルジャンスタイルのビンテージペールエールのようです。
まるでワインとビールの中間のような香りと味わい。これは美味い!もう一杯!と思ったけどみんなで2本だから我慢しました。酔っていた割に冷静。
腹一杯食べて、満足いくまで飲んですっかりいい気分です。楽しかったなあ。
みんなで記念写真も撮りました。
写真送るからブログに書いて!って小林さんに言われていたのにすっかり遅くなってしまってゴメンなさい。
これからもこういう楽しい企画には積極的に参加したいものです。
こういうイベントに興味がある人は「BEER Hunting Urawa」の常連になっておくといいと思うんだよねー。
今月末の月曜日(2016年10月31日)には「ひでじビール祭り in 浦和」という全タップひでじビール(宮崎)のビールをつなぎ、ひでじビールの方もお招きしてのイベントがお店であります。
関東では珍しいひでじビールのイベントなのでお近くの方は是非お店でお会いしましょう!
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