[ま]麦雑穀工房マイクロブルワリー(埼玉県小川町)で美味しいクラフトビールをぐびぐびと @kun_maa
埼玉県比企郡小川町にあるブルーパブ(醸造所併設のビアパブ)麦雑穀工房マイクロブルワリーは手頃な価格でとても美味しいこだわりのクラフトビールが飲めることで有名です。
どのビールもできる限り自家栽培の素材を使用した「畑からのビール作り」に取組んでいるマイクロブルワリー、それが麦雑穀工房なのです。
お店の外観からしてスッと入りやすい素朴な親しみやすさがあるでしょ。
店内はL字型のカウンターのみでだいたい12席ぐらい。こじんまりとしています。
地元の人はもちろんのこと外国から訪れる人たちもけっこういます。
僕がこの日飲んでいた2時間ほどの間にもアメリカ人が2組来てました。以前訪れた時にも何回か外国人を見かけましたし。
カウンターの入口寄りの席からは醸造タンクが見えます。すぐ目の前で作られるビールをその場でいただける幸せ。
この日店を訪れるとみずほ台の日本一暇なビアバーのマスターと偶然会いまして1時間ほど一緒に飲みました。
最近外飲みをセーブしているせいですっかりご無沙汰。あいつ死んだんじゃねーかと言われているとかいないとか...
そんなこんなでまず1杯目はアップルウィート。
副原料に自家栽培小麦と岩手県産りんごを使用したフルーツビール。
爽やかで甘やかなりんごの風味をふわっと感じながら心地よい酸味もあって美味しいです。ぐびぐび飲めちゃう。
お次は茜レッドエール。
冬限定のレッドエールはモルト感に加えておや?と思う素朴なスパイシー風味が特徴的です。もちろん美味しい。
普段はバカみたいにIPA狙いで飲んでいる僕ですが麦雑穀工房のビールはIPAに限らずどれも好きです。ほんと魅力的なビールばかり。
素朴な味わいとしっかりと造っていることがビシビシと伝わってくる美味しさに毎回やられます。IPAだけがクラフトビールではないのです。
お店で出しているおつまみも地元産素材や自家栽培野菜などにこだわった身体に優しく味わい深いものばかり。
ちょうど限定メニュー「入江農園のしいたけのチーズ焼き自家製セロリ塩風味」があったので注文しました。
しいたけのとってもいい匂いに包まれながら肉厚で弾力のある傘の部分にガブッとかぶりつき。ジュワッと美味しい。
しいたけ大好きなのねんとても幸せ。
そして口の中に広がるセロリ塩の香り。マジうめえ!
ここは「畑の果実豊後梅2015」の出番でしょ。
これが名前にあるとおり梅の香りとまろやかでしっとりとした優しい酸味の熟成フルーツビール。
使っているのはもちろん自家栽培の豊後梅。そして出来上がったフルーツビールを2年間熟成させてるのです。だから2015なんですね。
これはクセになる。普段あまりフルーツビールには惹かれないのですがたまらんたまらん降参です!
熟成したフルーツビールを深く味わった後は麦雑穀工房のフラッグシップと呼ばせてください雑穀ヴァイツェン!
麦雑穀といえば雑穀ヴァイツェン。
ヴァイツェンってそれほど得意ではないんです。正直あまり積極的に飲もうとはしないタイプのビール。
でもこの雑穀ヴァイツェンは別ですガンガン飲みたい。
すごくまろやかな味わいとヴァイツェン特有の香りが強すぎないところが魅力的。
そうそう、麦雑穀工房に来たら自家製パンをつまみにするといいです。パンとビールってすごく合うんですよ。
本日の自家製パンはフムスを塗っていただくスタイル。
これがもうビールにぴったり。
もうすっかりいい気分になって山椒ポーターへ。
小川町産の山椒の若い実を漬け込んだポーターです。
色は黒いけど重たすぎないし飲むほどに舌がピリピリと痺れてくる感じがあっていいです。フルーティな香りもあります。美味しく飲みやすい黒ビール。
〆は悩んだ挙句やはりこれでしょ。畑の果実豊後梅2015!
今回も全部美味しかった!
麦雑穀工房にハズレなし!
麦雑穀工房のある小川町へは池袋から東武東上線の急行で1時間20分くらい。空気も美味しいし近くには日本酒の酒蔵も複数あるのでちょっと足を伸ばして観光ついでに美味しいクラフトビールを味わうなんてのもいいと思います。
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