[ま]つけ麺蕾(つぼみ)本家の「特製追い鰹中華そば」を喰らう @kun_maa
最近は麺への情熱が蘇ってきて糖質断ちが完全にぐだぐだ。
今まではクラフトビールだけは糖質制限の対象外としてきたが、もはや麺類も無理やり対象外と化している。
すっかり糖質ってなんだっけ?な世界にひたってしまった。ダメだこりゃ。
そんなわけで美味しいラーメンへの燃えたぎる愛を抑えがたく、JR大宮駅東口にある「つけ麺蕾(つけめんつぼみ)本家」に行ってきた。
入口を入ってすぐ左手にある券売機で食券を買うのだ。
そんなのもう慣れたもの。
食券を買うのには慣れたけど優柔不断すぎて何にするか迷っているうちに入れたお札が時間切れで戻ってきたのはここだけの秘密。
「新作」の文字も気になるし、つけ麺屋なのも重々承知しているけど選んだのは「特製追い鰹中華そば」だった。その理由はもう忘れてしまった。
食券を店員さんに渡して待つこと数分。
ふわっと鼻腔の奥をくすぐる鰹節のいい匂いとともにそいつはやってきた。
ひとめぼれってこういうことをいうんだろうな...美しい。
そしてよだれが止まらなくなる旨味たっぷりのいい匂い。
すんげー美味そうな炙りチャーシューが香ばしさと幸せを運んでくるんだよ。
味玉は黄身のとろっとろ感がたまらんのよなああああ。誰か僕にきみの魔力から逃れる方法を教えてくれないか。いや教えてくれなくていいや。
これはもう絶対美味いやつ。実際美味かったし。
メンマはね、普通なのよ。やや細切りなだけでさ。
でもさ、メンマが普通に美味しいって幸せなことだよね。
そう思わないかい?
そしてストレートな中細麺がスルスルっと口の中に吸い込まれていく快感。
口腔内から鼻を抜けていく鰹出汁のなんともいえない食欲をそそる香り。
イノシン酸が醸し出す旨味魔術の虜になってしまう自分が恐い。
もはや逃げることなど到底無理であろう鰹出汁の魅力に引きずり込まれてどんぶりにズブズブと沈みゆく僕の魂。
止まらぬ麺の上下運動。
夢中で麺をすすり続けているうちにふと誰かの視線を感じてどんぶりの中を見つめるとナルトと目があった。
ナルトはいつも僕の気持ちを高揚させる。理由はもうわからない。
中華そばにナルトがいてくれるだけで気分がマシマシになるのだよなあ。
味覚、嗅覚、触覚を鰹節が発する風味に支配されてもはや僕の自我は制御不能。
ひたすら旨味と香りと口の中を恍惚とさせる麺の食感を求めてやまない午後2時の蕾本家のカウンター。
どうかしているってわかってるけどやめらんない止まらない。
まるでラーメンジャンキー。さながら鰹節の虜人。
こんな調子だから早々に麺を食べ終わってしまった。
麺がないならスープを飲めばいいじゃない!誰かに叱咤されたような気がした。やはりおかしくなっているのだろう。
それにしてもこのスープがまた僕をダメにする。美味すぎるんだよ。
鰹節の旨味に対する抗いがたい欲望がきっとDNAに刻み込まれているんだ。
だから仕方ないんだよって自分に言い訳しながら飲むスープは美味い。
そりゃ完食なんて当たり前だよな。
今日も美味しかった。ごちそうさま!
もちろんまたすぐに行くさ。
このブログを気に入っていただけたら、ちょくちょくのぞきに来ていただけるとうれしいです。そして、とっても励みになります。
RSS登録していただける方はこちらのボタンをご利用ください。