好きな人がいます。
その人に自分の気持ちを伝えようと思うんだけど、言葉にするとそれはなんだかとても平凡で、自分の心の中を正確に表しているとは思えずいつもしっくりする言葉を探しています。
どんなに言葉を探しても選んでも、気持ちの全てを伝えることなんてやっぱりできないから細切れの言葉ばかりが虚しく僕の口からこぼれては落ちます。
僕の拙い言葉からでもなんとか彼女に気持ちが伝わってほしいと願ってしまう自分が確かにそこにいて「ああ、やっぱり僕はこの人のことが好きなんだな」って感じます。
逢いたいとか好きだとかさみしいだとか。言葉にするとやっぱり物足りない。
気持ちはもっとたくさんの想いを抱えているのにどうやったって伝えきれません。
それでも僕は毎日そんな言葉たちをあなたに伝わってほしいと願いながらつぶやき続けているのです。
君の過去には嫉妬しないよってあなたに言われて、あまり僕のことを好きじゃないのかなって少しだけさみしさを感じました。あなたにとって僕は嫉妬にすら値しない存在なのかなって。
僕も嫉妬しないように気をつけるよって言葉では返したけど、やっぱり僕は過去のあなたにも今のあなたにも少し嫉妬しています。
僕の世界は愛とさみしさと無関心でできているから偏っていてどこかおかしい。
連絡が来ないからって落ち込んで、「さみしい」なんてつぶやきながら心の片隅で楽しそうにしているあなたと誰かに嫉妬している自分が嫌いです。
あなたのことを好きだと想う心だけでいいのになぜ嫉妬まで一緒に心に入り込むのでしょうか。
あなたのことを好きになって自分の弱さがとてもよくわかります。
だからもっと強くならなくちゃって思うんだけど、そのままでいいよって、さみしいときはさみしいって言っていいんだよって言ってくれるあなたに甘えてしまう自分のことは嫌いではありません。向上心のない自分勝手なわがまま野郎。
あなたのことが大好きなのに心のすべてをうまく伝えきれずに、くだらない嫉妬心を抱えながら今日も僕はあなたのことが大好きです。
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