[ま]神田のヒマラヤテーブルで美味しいクラフトビールとネパール料理を楽しんできましたナマステ @kun_maa
ナマステー!ナマステー!ネパールにはもう20年以上昔に行ったきりの @kun_maa です。ネパール料理とクラフトビールという意外な組み合わせが楽しめるお店「ヒマラヤテーブル」にお邪魔してきました。
実はこのお店、まだ僕がクラフトビールにほとんど興味がなかった頃に友人に連れて行ってもらったことがあります。
この時は行ったタイミングが悪くて2人で3種類のビールしか飲めなかったのですが、美味しいネパール料理を楽しめてとりあえず満足。また来たいなあなんて思っていたのですが、その後クラフトビールに本格的に興味を持つまで間が空いてしまったので、つい先日まで忘れていました。なんてことだ( ꒪⌓꒪)
このお店を思い出したのはこれまた先日訪れたデビルクラフト神田店。
デビルクラフトの場所を調べている時に、そういえば前に神田でクラフトビールとネパール料理の店に連れて行ってもらったなと。
思い出したが吉日。この店に行くためだけに神田へ行ってきました。この行動力を仕事になんとか活かせないものでしょうか。
JR神田駅西口から徒歩約3分ほどの雑居ビル2階に「ヒマラヤテーブル」はあります。
店のことは記憶から抜けていたのに店の場所は身体が覚えていました。地図も見ずに行けるなんてすごいな自分って思ったよ。
階段を登らないと着かないところがヒマラヤっぽいよね...なんてくだらないことを頭の中でもう一人の僕が話しかけてきましたがとりあえず無視しました。一人芝居。
息が切れる前に着いたこちらが入口。
前にも書いたかもしれないけど店内はネパールとは思えないおしゃれ感。いきなりネパールに対する偏見かっ!
僕がこの日座ったのはカウンター席。
木の質感がいい感じのカウンターとひとり飲みかつ初めて来たと思われる僕を気遣って話しかけてくれる優しい店長さんの言葉にすぐに居心地の良さを感じてしまいます。
写真撮影も即座にOKしてくれましたよ。
目の前ではネパールの餃子「モモ」の仕込み中。皮から手作りなんです。
タップは全部で10タップあります。これだけあれば安心です。飲む気満々かよ。
この日のビールのラインナップはこんな感じ。日本各地の有名どころのブルワリーのビールがバランス良く揃っています。
メニューを眺めているだけでもうれしくてうれしくて。
まず1杯目は、うしとらブルワリーの「桃色吐息」をパイントで。
かすかに香る桃のアロマとスモモと乳酸発酵由来の酸味が爽やかなサワーエール。
いい意味で普通のビールっぽくないビール。桃よりも圧倒的なスモモ感と乳酸の酸っぱさに圧倒される感じだけど、酸っぱいのが苦手な僕でも美味しくいただけるところがうしとらクオリティーって感じです。
こちらはサービスのパパド(豆のピリ辛せんべい)。素朴だけどビールによく合う美味しいネパールせんべいです。
こんな感じで楽しいひとり飲みの時間がはじまります。
2杯目は Yマーケットブルーイングの「あかねそら」をパイントで。
色合いは確かに「茜空」って感じで美しいです。名前も素敵ですよね。
最初に感じるのは軽い焙煎モルトのアロマ。第一印象は「あれ?薄いかな」って感じでしたがローストしたモルト感はちゃんと感じたので、1杯目の桃色吐息の酸味にまだ味覚が引きずられていたのかもしれません。飲みやすいレッドエール。苦味はそれほど強くないのですがいい感じに余韻が残って気持ちいいです。
目の前にこんなふうにスパイスなどの入った瓶が並び、ガネーシャがさりげなくいたりするところがネパールっぽくて好きです。
これは「アチャール3種盛り」。インドやネパールのスパイシーな和え物です。
手前からナス、ジャガイモ、きゅうり。きゅうりのアチャールには僕が苦手なトマトが入っていましたが普通に食べられました。クラフトビールを飲むようになってからミニトマトの切り刻まれているやつなら大丈夫な体質になったみたいです。
美味しく簡単!クラフトビールで体質改善!怪しい本のタイトルみたいだ...
もちろん「あかねそら」ともよく合います。
そしてこれがネパール風お好み焼きって感じかな。名前は「ウォー」です。
「ウォー」と聞くとすぐそのあとに「キング・デッド」が思い浮かぶのですが、僕は病気でしょうか。
ウォーの中には卵が入っています。
表面はサクサクしていてカレー味のソースがこれまた美味しい。豆粉の料理は生地があっさりしていて美味しいですな。
本日のひとり飲み至福のひととき到来です。
ウォーの中はこんな感じです。素朴でやさしい味わい。
さて3杯目は玉村本店の「志賀高原 1t IPA」をパイントでいただきます。
1回の仕込みでモルトを1トン使用しているという限定のIPAですが、1トンのモルトでどのくらいの量のビールができているのかは知りません。
とりあえずアルコール度数9.8%のすごいやつです。
モルトを1トン使っているということばかりに関心が向かいますが、ホップもかなり使っているみたいでかなり強烈な香りと苦味で美味しいです。
パッションフルーツやグレープフルーツのようなアロマとそこにマンゴーや松ヤニ感を加えたような濃厚なフレーバーとしっかりとした苦味。ボディの重さがモルト感たっぷりという印象で全てが僕好み。それだけにゆっくりと飲まないとヤバイやつ。
ちなみにゲップが松ヤニでした。これは美味しいなあああああああ。
店内には鹿の頭もあります。立派なツノじゃ。あれ?酔ってるかな...
トイレにはこんな貼り紙もありました。
ちょっと欲しかったけど電車で持って帰るの辛そうだ...
さて続く4杯目はハイアルコールつながりで呉ビールの「インペリアル ラガー 2016」をパイントで。パイントでしか飲まないんだから「パイントで」ってもう不要なんじゃない?って思ったでしょ。僕もそう思います。
爽やかでフルーティーなアロマとフレーバー。苦味はしっかりとあるんだけど甘みをかなり感じたのはなぜなんだろうか?まだ「1t IPA」の苦味に引きずられている?いや、モルト由来の甘みのように感じるので本来の味わいがこういうものなのかも。まるでエールのようなラガーでボディもしっかりとしています。ハイアルコール感を感じさせない飲みやすさ。
ハイアルコールには辛いものがいいよね。ってことで「チキン・チリ・ビギナー」。
一口サイズのチキンと野菜のスパイシーな炒め物。ピリ辛程度かと思ったら意外としっかり辛くて美味しいです。野菜はにんじん、玉ねぎ、パクチー、ピーマン、トマトが入っていました。なんかもうトマト全然いけちゃいます。
甘く感じる「インペリアル ラガー 2016」に辛い「チキン・チリ・ビギナー」がよく合いました。水も忘れずに。
ところで、ヒマラヤテーブルはあの京都醸造所のビールが常設されているお店でもあります。これはうれしい。この木のブロックかっこいいな。
この日繋がれていたのは「黒潮の如く」です。まだ飲んだことありません。ラッキー!
そろそろいい感じに酔っていたせいかアロマはほとんど感じなかったのですが、一口飲むと口いっぱいに広がって鼻へと突き抜ける心地のいい焙煎香が素晴らしいです。それなのに重たくなくとても飲みやすいのはベルジャン酵母のおかげなのでしょうか。やはり京都醸造は侮れません。今までハズレなし。
ちょっと食べすぎかなあと思いつつ、モモも注文してしまいました。
モモを食べたカトマンズやポカラの空気を感じる美味しいモモでした。
これでリピート確実なお店がまた増えてしまいました。うれしいな。
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