僕の好きなタイ料理ベスト5にはおそらく入るだろう料理。
それがプーパッポンカリー(正式にはカレーじゃなくてカリーな)です。残りの4つは今度考えとくけどさ。
いろんな店でいろんなプーパッポンカリーを食べてきたけど、一番美味しいのはバンコクの国立競技場近くにあるソンブーン本店のもの。
これはもう間違いない。食べたら虜になります。
ふんわり卵とカレー粉とカニのバランスがとにかく抜群です。
自分でも作ったりしてるけど、やっぱりソンブーン本店(支店はバンコクにたくさんあるけど本店ね)のプーパッポンカリー以上に美味しいプーパッポンカリーを食べたことがありません。
そんなプーパッポンカリーにはうるさい僕が、カップヌードルのプーパッポンカレーヌードルを食べてみました。
サイズはBIGなんですね。
フタには「プーパッポンCURRY仕上げオイル」が付いています。やっぱりCURRY(カリー)じゃんね。英単語的に当たり前か。
カップの横にはプーパッポンカレーの説明があります。タイ料理としてグリーンカレーやタイラーメンのようにまだそれほど一般的ではないですもんね。
カロリーは 1食(105g)当たり 491kcal でスープを飲みほさなければ 393kcal です。
フタを開けるとすぐに立ち上がるカレー粉のいい香り。ほんのりとエスニックな香りもしてきます。う〜ん、開けたときの匂いだけで食欲がそそられますね。
熱湯を注いで3分。再度フタを開けるとそこにはプーパッポンカリーの平原が広がっていました。この卵のふわふわ感とスープの色合いはかなりの完成度だと思います。
そこに仕上げオイルを注ぎます。
独特なカレー粉の香りの中にかすかに混じるナンプラーと海老醤の匂い。
そしてセロリの香りまで。これは美味しそうです。
ところが一番完成度が高かったのはここまでの状態。
混ぜてしまうと途端にプーパッポンカリー度がガタ落ちです。見た目的にね。
あまりにも落差が激しすぎます。混ぜずに食べたほうがよかったのか...いやいずれこうなるでしょ。
味は悪くないです。香りもとても本格的。
だけどやっぱりこれはプーパッポンカリー風なのでしょうね。そもそもラーメンのスープと合わさるのが致命的といえば致命的。
出来上がり直後の完成度から考えると、もしかしたらプーパッポンカリー焼きそばだったらよかったんじゃね?
これはこれで美味しいんだけどさ。
カニカマもいい感じでアクセントになっているけど所詮イミテーション。それを言っちゃあおしまいよ。
残ったスープもなかなかいい味わいです。香りもタイっぽい。
でもラーメンスープがやっぱり邪魔ですね。
日清さんにはプーパッポンカリー焼きそばを是非お願いしたい。せめてかやくやスープが別袋だったら自分でできるのになあ。
残念!
いや、これはこれでプーパッポンカリー風ラーメンとして美味しかったですよ。
ただ僕がこの料理に思い入れがありすぎるだけなんだと思います。
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