[ま]パクチー好きなら「パクチーチップス」/パクチー禁断症状に備えてストックしておくのにおすすめ @kun_maa
タイ語でパクチー、英語だとコリアンダー、中国語だと香菜(シャンツァイ)と呼ばれる独特の香りをもつハーブ。
以前は日本人の多くにドリアン並みに毛嫌いされていた印象が強いのですが、最近はお好きな方も増えたようで、外食をするとアジアン系の店ではなくてもパクチーを使ったメニューを頻繁に見かけるようになったしパクチー料理専門店なんてのもあるらしく、昔からのパクチー好きとしてはうれしい限りです。
新鮮なパクチーも近所のスーパーで普通に売っているようになったし、僕自身は寒い季節(パクチーが枯れてしまうので)以外は同じ市内に住むタイ人のお姉さまの畑からいつでも好きなだけ持って行っていいよと言われているので、パクチーが手に入らなくて困ることはありません。
それでも突然「ああああ!パクチー食いてー!」ってなる時がたまにあります。買い物に行くのも畑に取りに行くのもめんどくさかったり夜中だったり...
今まではそんな時に備えてインスタントのパクチーラーメンとかパクチー焼きそばとかをストックしてました。
これはこれで美味しいんですけど、そんなにガッツリ食いたいわけではなくてとりあえずパクチー!ってときにピッタリなものを見つけました。
それがこのパクチーチップス。
「パクチーファンの方、大変お待たせしました」の言葉がうれしい。パクチーもとうとうここまで市民権を得てきたのかと感無量。 うすしお味でパクチーの風味を極力邪魔しない配慮もいいね。
「写真はイメージです」と書いてありますがほぼ実物です。
原材料はパクチー、でん粉、植物油、小麦粉、食塩、パクチーシーズニング、しょうゆ、砂糖、胡椒などなど。
内容量は45gなのでちょっとつまむにはちょうどいい感じなのです。
袋を開けた途端にブワッと立ち上がるパクチーの香り。
生のパクチーに比べるとどうしても香りの立ち方が弱いのは否めませんが、「パクチー食いてー病」に取り憑かれている時にはこれがもう甘露の香り。猫にマタタビ。ジャンキーに大麻です。たとえがよくないですね。
袋の大きさに比べて見た目が少ない感じなのは残念。でもまあこんなものでしょう。
少しつまみ出してみましょう。
チップスというとポテトチップスの平べったさをイメージしてしまいますが、それとはちょっと違ってパクチーの天ぷらみたいな感じ。
一口かじってみると、カリカリサクサクとした歯ごたえの中から広がっていくパクチーの香り。フレッシュなパクチーというよりは干草のパクチーといった方が正確かな。
それでもパクチーはパクチー。食べ進めるにつれて口の中からげっぷまでがパクチーの匂いで満たされていく幸福感。
食べ始めたら止まらない。
最初は干草パクチーと揶揄していたものを好きになっていく自分の心の様変わりに戸惑いつつも「ああ、やっぱり大好きパクチー様♡」とひざまずいてしまうヤワなおっさんの心境やいかに。
ちょっとまた買いだめしてきますわ。
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