[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]咳が止まらないのだが... @kun_maa

はじまりは先々週の土曜日の朝。目覚めた時に喉に感じたイガイガ感。

少しいがらっぽいだけで大したことはなかろうと、休みの日恒例の5キロほどのランニングを朝からこなして普通に過ごした。元気だった。

その日の夕方から、喉の奥の方がむず痒いような感じで咳が出始めた。

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よせばいいのに翌日の日曜日も朝からランニング。走っている最中にふと思った「どうも気管が苦しい」と。

 

そして、気がつけば咳が次第に止まらなくなって苦しむ日々に突入。

 

特に、夜中に息が止まるのではないかと思うくらい咳き込んで目が醒めるのが辛い。

どうやら微熱もある。

 

これは間違い無く風邪だろうと思い、木曜日に仕事を休んで病院へ行くことにした。

かかりつけの医院は以前木曜日は半日開いていたのだが、僕に何の断りも無く「木曜完全休診」になっていたので、医院の前で呆然とするも、薬は手に入れておきたいところ。

 

仕方なく近所に僕が子供の頃からあるのだが、一度も行ったことのない内科医へと行ってみた。何で一度も来たことがないのか理由は自分でもわからない。

あまり評判が良くなかったのかな?

 

恐る恐る待合室へと向かうと、その医院は老人たちのサロンと化していた。

客が一人もいないのも不安だが、老人しかいないというのも同じように不安である。

 

挨拶と世間話に花を咲かせる老人たちの中で、咳が止まらずに苦しんでいる僕。

老人たちが順番に呼ばれて診察室へと入っていくのだが、一人ひとりの診察時間が長い。

もしかしたら、ここの医師は一人ひとりの患者と時間をかけて向き合う立派な医師なのかもしれない!僕の不安は期待へと変わりつつあった。

 

50分近く待たされた挙句やっと対面した医師は、僕の病状説明を途中で遮り、口を開けさせ喉を見て、聴診器でおざなりに僕の体内の音を聴いたと思ったら「薬は何日分欲しいの?3日?5日?」と畳み掛けてきた。

そんな医師に対して「い、5日で...」と答えるのがやっとだった。情けない。

診察時間約3分。名医なんてそう簡単には見つからない。

 

院内処方の薬は今時の院外薬局のように薬の説明書がないのはもちろんの事、何の薬かの説明もなくただ手渡された。常連の老人たちはそれでもいいかもしれないが、初めて訪れる中年に優しくないシステムだ。

 

家に帰り、咳き込みながらネットで薬のことを調べる。何でこんなことしてるんだ?って思ったら負けなんだって唇を噛み締めながら。

 

とりあえず、役に立たない総合感冒薬を処方してない点は評価しよう。

処方されていたのは、抗アレルギー薬、咳止め薬、解熱・鎮痛剤、抗菌剤、殺菌トローチの5種類だった。人の話を途中で遮ってロクに聞いてないのに、意外と的確な投薬じゃないかとは思った。

 

5日間、その薬を飲み続けた。微熱は治まったが咳が止まらない。

処方された咳止めの薬はネット情報では、咳中枢に効いて咳を止めるとのことだったので、もしかしたら僕の咳中枢はすでに壊れてしまっているのかもしれない。

ちなみに咳止め薬の名前は「メジコン」。

グーグルで「メジコン」を検索すると、検索候補の中に「メジコン 効かない」が二番目に表示されて怖い。

 

処方された薬を飲み終わっても咳が止まらないので、また同じ医者に行ってみた。

他の医者に行くことも考えたのだが、最初から説明するのがめんどくさいなって思ったから。めんどくさがってロクなことがない典型的なタイプ。

 

夕刻に訪れた医院は、朝の老人タイムが嘘のように誰も患者がいなかった。やっぱりヤブ医者なのかもしれないなって思った。

 

今度は暇なせいか、3分ほどの待ち時間で5〜6分間くらい診察された。

それでも朝の待合室で楽しそうにおしゃべりしている健康そうな老人たちに比べたら短すぎる診察時間だ。世界は不公平だなって思う。

 

咳が全然よくならず、特に夜中の咳が止まらないのだと医師に訴えると、寝ている間に鼻水が喉に流れるからそれでむせるのだと言う。

いやいや、そういう感じの咳じゃないから、全然違うから!って言おうとしたらまたしても話を遮られ、「鼻炎の薬を追加しておきましょう。もういいですよ」って追っ払われた。

 

会計では「前回計算を間違えて多くいただいちゃったんで、今回のお支払いと相殺しますね」と、しれっと言い放つ会計係りのおばさま。

僕の連絡先を知っていて5日間も放置していたなんて、今回こなければ多く取りすぎた分はネコババするつもりだったんじゃないか?そうなんでしょ?

 

こうして、前回と同じ薬+鼻炎の薬を飲んでいるのだが、やはり咳が止まらない。

昨日は微熱もぶり返した。おいおい...

 

通勤電車や職場ではマスクをしているものの、激しく咳き込むと冷たい視線が突き刺さる。空いている電車では周囲から人がいなくなる。

僕だって好きで咳き込んでるんじゃないんだけどね。ちょっと悲しい。

そりゃ誰だってうつされたくないよね。僕だって元気な時はそうしていたんだから、みんなのことは責められないよ。

 

ブログを書いている時も、咳き込んで止まらなくなることがたびたびあるんだけど、なぜかそのタイミングで Safari がフリーズして強制終了となることがしばしば。踏んだり蹴ったりというのはこういうことを言うのかもしれないなって思う。

 

なんで僕の咳は止まらないのだろう?今ある薬を飲み終わっても止まらなかったら別の病院に行ってみようか。説明が余計めんどくさくなっちゃったけど。

 

咳をするたびに、体力が削られていくのがよく分かる。

おまけに耳までキーンとしてきてちょっと泣きたい...そんな木曜日の朝。

 

とりあえず仕事に行ってきます。ゲホゲホ... 

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