[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]川越の街歩きに疲れたらレトロな喫茶店「シマノコーヒー 大正館」でひと休み/でも読書には向いてないかも @kun_maa

僕が住む埼玉県川越市は蔵造りの町並みとサツマイモなどで有名です。

他にも、うなぎやらお寺やら神社やらと名物は色々あるけれど、今回は川越の観光名所や名物を紹介するわけではないので割愛します。

 

それにしても年々観光客が増えておりまして、平成26年には6,579千人もの人々が川越観光に訪れているそうです(川越市役所発表資料)。

平成17年の観光客数が4,948千人だったので、10年間で1,631千人も増加していることになります。どうりで休みの日は人が多くて (・д・)チッ ってなることが増えたわけです。

 

川越の観光名所のひとつでもある蔵造りの町並みや、時の鐘などからもそう遠くなく、昔は「銀座通り商店街」と呼ばれていたはずなのに、いつの間にか「大正浪漫夢通り」などといういかにもな名前に変わっていた、やや寂れがちな通りにあるのが今回ご紹介する「シマノコーヒー 大正館」です。

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見るからにノスタルジックな建物は、大正館という名前にふさわしい雰囲気を醸し出しています。でも、この建物自体は昭和8年竣工という人造石洗い出しの看板建築と呼ばれるものだそうで、大正時代のものではないのですね。残念!

元々は呉服屋さんだったらしいです。

 

この「シマノコーヒー 大正館」の並びには、僕のイチオシの鰻屋さん「小川菊」もあります。川越散策の後、美味しい鰻を食べて、シマノコーヒーでお友達とおしゃべりを楽しむなんてのもいいんじゃないでしょうか。 

kun-maa.hateblo.jp

 

店内は昔ながらのちょっと小洒落た喫茶店という雰囲気で、ウェートレスさんはメイド服を着ています。でも、メイド喫茶ではないので勘違いしないようにね。

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全席喫煙可みたいでレトロな灰皿も置いてあります。コーヒーシュガーや水のグラスもいい感じでしょ。

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店内の様子はこんな感じで落ち着いた雰囲気です。

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この写真は他のお客が全員帰った後で撮影したのですが、客層はほぼ9割方おばちゃんグループあるいはおばちゃん同士といった感じで、おしゃべりがうるさいのなんのって。よく言えば活気があって和気あいあいとした空気が流れている空間。

悪く言えば、ノイズだらけで全く集中できない読書には不向きな空間とも言えます。

 

観光旅行に友達と来て、ひと休みを楽しむには気兼ねなくおしゃべりができるのでいいお店だと思います。

ただ、独りで読書を楽しもうと思って入るとたぶん後悔します。僕がそうでしたから。

レトロな感じの装飾もホントいい雰囲気なんですけどね。客層が...まあ皆さん奥歯をガタガタにしてやりたいくらい楽しそうでしたよ(。-_-。)

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コーヒーの種類はそれなりに多いです。全て自家焙煎。

時々、焙煎しているいい香りが店内に漂ってきます。これでうるさくなければ(ry

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僕は店外に幟が出ていた「石釜コーヒー」(780円)を注文してみました。

コーヒーカップがとてもオシャレでしょ?中身はうっかり飲み干しちゃったんだけど。

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でもここだけの話、石釜コーヒーはぜんぜん美味しくなかったので、他のコーヒーを注文した方がいいと思います。

「石釜」なんて書いてあるから、遠赤外線効果とかでじっくりと焙煎したコクのあるフルボディなコーヒーを期待していたのですが、薄くてコクがなく、香りも苦味もイマイチなんで心底がっかりしました。

 

これならドトールブレンドの方が美味しいよ。コスパ悪し。

僕の期待値が大きすぎたのかもしれませんね。

 

今まで気になっていたものの行く機会がなく、初めての訪問だったので、他のコーヒーは試していませんからどれがお勧めとか言えませんが、石釜コーヒーだけはやめておいたほうが無難です。これだけは自信を持って言えます。決して営業妨害とか誹謗中傷ではなくてね。

 

ちょっと辛口の紹介になってしまいましたが、うるさいオバ様たちが帰られた後は落ち着いた空気が流れていたので、常にうるさいわけではないのでしょう。

レトロな入り口を開けてみて、店内が混んでいるようなら友達とおしゃべり向きの時間帯、ガラガラだったら読書タイムといった感じで見極めるのがオススメの利用法かもしれません。

時には引き返す勇気が必要なのです。僕にはそれがなかった...

 

まあ、川越市内にはそれこそ掃いて捨てるほど喫茶店やカフェがあるので、休むところには事欠かないとは思いますが、こういったレトロな感じが蔵造りの町並みを見学した後にはしっくりとくるんじゃないかなあというのと、小川菊から近いということでのおすすめです。

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