うつの波に飲み込まれて、もがきながら絶賛溺れ中の @kun_maa です。
毎日が息苦しいです。やりたいことがわからなくなりました!って「自分探し病」の若者のようなことを心の中で叫びながら、48歳のくせしてうじうじと落ち込んでいます。
毎朝本気で辛いけど、仕事は休んでいません。
何度も何度も布団の誘惑を跳ね除けて、フラフラでもとりあえず出勤しています。
いつもならどんどん人を追い抜いて歩いているのに、今はどんどん追い抜かれています。
周囲から取り残されていくようで悲しくなり、そんな状況だけでも泣きたくなります。
満員の通勤電車はいつも以上に苦痛です。息苦しくて、何度も途中で降りて帰りたくなります。それでも僕は帰りません。
過去にうつの波に飲み込まれたときにはいつも簡単に休んでいましたが、意地でも出勤しているのは、この波に飲み込まれた状態でも仕事を放棄せずに、何かしらコントロールしながら上手く乗り切ることができないだろうかと試してみたくなったからです。
以前の僕からは考えられない前向きさです。とてもうつ状態とは思えません。
もしかして気のせいなのか?いやいや、それならどんなにいいか(。-_-。)
ある意味自分の身体を使って、自分のために「人体実験」をしているようなものです。
とはいえ、気合いで乗り越えるんだ!とかバカげた精神論だけではとても無理なので、次のようなことをしています。
①頓服用の薬を使用する
断薬を目指している僕としては不本意なのですが、薬物治療中の身としてはある程度薬に頼ることは仕方ないと思っています。
調子が悪い時だけ飲むようにと処方されている薬(ドグマチール)を飲み始めました。
この際、緊急事態なので薬に頼る=悪という意識は捨てます。
これにはプラセボ効果も多分にあるような気がしますが、けっこう気持ちが落ち着きます。ジャンキーか...。
②親しい人と話をして、あわよくば笑わせてもらう
家族でも恋人でも親友でもいいです。っていうかそれくらいしかたぶん効果がないと思います。
実際、こういうときにお笑い芸人のネタとか見てもまったく笑えないですし、テレビ番組自体見ているのも苦痛なので。
直接相手と会って話してもいいし、電話でも大丈夫です。僕は電話でした。
最初は僕のあまりのノリの悪さに相手が引きますが、それでも事情をわかってもらい、頑張って話してもらっているうちに少しずつ自分の心の硬さがほぐれていくような感覚がして、そのうち一緒に笑えるようになれます。僕はなれました。
相手から電話がかかってきたときは、正直出るのが苦痛だったのですが、話終える頃にはかなり元気になっていて本当にありがたかった。
まさか現状で笑えるとは思わなかったし。
これがうまくいくためには、相手が僕の病気のことをある程度理解していないと難しいです。そうじゃないと相手には不快感を残し、僕も疲れて失敗に終わると思います。
だから、相手は家族や恋人や親友にしか務まらないと思うわけです。
③空腹感はなくてもとにかく決まった時間に食事をする
食欲はないので、何も食べなくても別に困らないのですが、やっぱり無理にでも食べた方がいくらか元気になるような気がします。あくまでも僕の場合ですが。
めんどくさいからコンビニにのおにぎり1個なんですけど、それでもなんとなく食べる前より力が出そうな気がします。本当に力が出なくても、気がするってことが回復に向かうために必要なんだと感じています。
一気に気持ちを上げていくことはできないので、小さなことを(たとえおにぎり1個を食べるだけのことでも)積み上げていくことって大事なんですよ、たぶん。
④仕事を少しでも進めるために人を頼る
これについては、昨日の昼間こんなTweetをしています。
ふだん70%程度の力で行っている仕事を、うつで10%程度の力しかでないときにいかに誤魔化してでも先に進められるかが問題だ。他人の力を借りるのが手っ取り早いのだが、コミュニケーション能力が極度に落ちているのでこれがかなりハードルが高いのだ。
— Maa(หมา) (@kun_maa) 2015年3月4日
そこで生きてくるのは、やはり日頃の人間関係なわけで、誰も自分に火の粉が降りかかるわけでもなければ、親しくもない他人の尻拭いなどしてくれるわけがない。しんどそうにしながら、微笑みで懇願できる関係が築けているかが別れ道なのかもしれない。
— Maa(หมา) (@kun_maa) 2015年3月4日
幸いなことに、今の職場ではしんどそうに微笑みながら仕事を任せるって関係がある程度できているので、申し訳ないと思いながらも頼っています。
⑤ブログを書く
昨日もそうだったんだけど、書き出す前は「今日はマジで無理。集中力ないし、文章書けないし...」って本気で思っているんだけど、いざ最初の1行を書き出してみるとなんとか書きたいことは浮かんでくるものです。
普段から文章がうまいわけではないので、多少混乱したり言いたい言葉が見つからなくてしっくりこなかったりしても、いつもとあまり変わらない(ちょっと自分に失礼ではないか?)程度にはなんとなく書けているような気がしています。
そう思っているのは自分だけだけかもしれないけどさ。
そして、なんとか書き終わってみると落ち込んでいた気持ちが少し楽になる気がするんですよ。さっきも書いたけど、この「気がする」っていうのが大事だと思っているので、なんかブログを書くと少し回復に役立つような気がしてくるから不思議です。
昨日、書いているときはちっともおもしろくなかったけど、書き終わったら気持ちが少し楽になって、今日はちょっと楽しみながら書けています。これって、短時間でかなりの進歩だと思いませんか?ブログセラピー!
こんな感じで、しんどくて泣きそうな割にはけっこうやれているじゃん自分!って、自分を褒めてあげながら過ごしています。
とりあえず、毎朝ぐったりしながらでも仕事に行けている、そして曲がりなりにもちょっとは仕事を進めることができていることに驚いています。
僕は、もう昔の僕ではないのだよ、ド───m9(゚∀゚)───ン!!
でも、やっぱり疲れやすいです。もうぐったりです。
そうそう、こんなことをつぶやきながらも睡眠時間はいつもよりかなり確保しています。
くそ!まだ眠れない。布団虫になってるのに。真っ暗闇で目を閉じているのに。
— Maa(หมา) (@kun_maa) 2015年3月3日
睡眠の質はともかく、時間的にはしっかりと睡眠を確保している点も回復に貢献しているのかもしれません。眠りが浅いみたいで、昼間眠くて眠くてたまらんのだけどね。
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