刀削麺の専門店「刀削麺の王様」で、前回は「しびれる辛さのマーラー麺」ってのを食べて美味しかったので、次なるメニューに挑むべく王様のところへ行ってきました。
本当は、そんな大げさなものではなくて、ちょっと小腹が空いたので立ち寄っただけなんですけどね。
刀削麺って山西省が発祥の地だと聞いていたのに、このお店は西安料理ってことなので、それなら西安料理の刀削麺を食べようじゃないかという気持ちで選んだのが「西安風サンラー麺」です。パクチー多めで頼んだのですが、中国人の店員さんにうまく伝わらなかったようで(それとも無視か?)、パクチーは前回のように山盛りではありませんでした。
ということで、これが「西安風サンラー麺」。西安風の「風」が気になりますが、パクチー大盛りが通じないくらいだから、「風」に意味などないのかもしれません(パクチーが少なかったことをまだ根にもっています)。
とんこつ臭というか、豚肉臭い独特の香りが気になりましたが、僕好みのいい感じの辛さと、適度な酸味が食欲をそそるんで、臭いはあまり気にならなくなりました。
「いい感じの辛さ」と書きましたが、辛いのが苦手な人にはちょっとキツイかもしれません。それに、辛さと酸味が合わさった時のむせる確率って跳ね上がると思いませんか?
辛いの大好きな僕ですら、何度もむせて吹きそうになりました。こんな赤いスープとざっくりと削られた麺が鼻から飛び出たら立ち直れそうもありません。要注意です。
パクチーは少なかったけど、野菜は多めで、何かわからない揚げ物がサクサクで美味しいです。それにしても、辛さと酸味がまるでトムヤムクンのようにガツンと僕の「辛さ大好き中枢」を刺激します。ゲホゲホとか時々むせながら、鼻水まで垂らして美味しくいただきました。
スープの美味しさもさることながら、麺の適度なコシともちもち感が好きなんですよね。刀削麺って美味しいよね。この麺がもしふにゃふにゃべったりだったら、絶対美味しくないと思います。まあ、あれだ、もし麺がふにゃふにゃべったりだったら、どんなラーメンでもクソ不味いとは思うけどさ。
この赤いスープと白い麺のコントラストがたまらなく魅力的なのよ。
僕的にはそれほど辛すぎるというものでもないので、汗はかきませんでしたが、なぜか鼻水はズルズルになりました。そういう辛さ。どういう辛さ?
麺を食べ終わってから、じっくりと飲み干していく真っ赤なスープがまた美味しいんですよ。たまりませんね。
おまけに、店内は中国語が飛び交っているので、ちょっとした海外旅行気分が味わえます。みんなが何言っているのかさっぱりわからないけどね。
ググッと最後の一滴まで飲み干して完食です。
今度は「パクチー山盛りにして!」って中国語を覚えてから行こうかな。
満足の一杯!ごちそうさまでした!パクチーを喰いにまた来るよ。
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