刀削麺って知ってますか?読み方は「トウショウメン」みたいです。
中国の山西省が発祥の地といわれている麺料理で、小麦粉をこねた物を特殊な包丁で麺状に削り、そのまま鍋の湯の中へ落として茹でるというスタイル。
こんなやつね。テレビで見たことあるでしょ。
その刀削麺の専門店「刀削麺の王様」が、さいたま市大宮区にできたというので、ちょっと行ってきました。っていうか、ちょうど歩いていたら通り道に新しい店があっただけなんですが。
入口には刀削麺の説明が書いてあります。ふーん、西安料理なんですね。
店内はテーブル席とカウンター席があり、思ったより広いです。席数は数えてないけど。僕はちょうどテーブル席が空いたので、一番奥のテーブルに通されました。
券売機方式ではなくて、メニューを見ながら対面注文です。
初めてのお店なので、メニューの一番最初に載っているものを注文することにしました。
それが「しびれる辛さのマーラー麺」です。え?なんだそれって? いやいや、メニューにそう書いてあるんです。
ほらね。一番左上を見てください。辛さも星3つです。ワクワクしますね。
注文時に、パクチーをどうするか聞かれます。デフォはパクチー入りです。
僕は減らせるなら増やすのもOKだろうと思い、パクチー大盛りねって言ったら特に聞き返されることもなく了解されました。
そして、待つこと約5分。
しびれる辛さのマーラー麺(麺&パクチー大盛り)が キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!
ちゃんとパクチーも山盛りです。なんていい香りなんだ。
店員さんから、食べる前によく混ぜてくださいねって言われたから、ちゃんと混ぜます。あ、そうそうこの時に紙エプロンを渡されますが「こんなの恥ずかしくてやってらんねーよ」なんて強がらずにしたほうがいいですよ。
僕のTシャツは、混ぜた時に汁が飛び跳ねて染みだらけになっちゃいましたから(つд;)
それでは、元気よく混ぜます。ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!
はいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!
これくらいで勘弁してやんよ。
麺は日本のうどんに似ています。けっこうもちもちしていますね。
この食感けっこう好きだなあ。スープの絡み付き具合も悪くない。こりゃ美味しい。
唐辛子は1本だけ入っていました。確かに味付けは辛い方だと思うけど、めちゃくちゃ辛いということもなく、いたって普通ですね。
「しびれる辛さ」とメニューにあったので、山椒の辛さを想像していたのですが、特に山椒の辛さを感じることもなく、辛さのもとは唐辛子とラー油だったみたい。
麺をすするときに、あまり勢いよく食べるとちょっとむせそうになる程度には辛みがありましたけどね。もっと「しびれるような辛さ」が欲しいなあと思いながら食べ進めていきます。麺もパクチーも大盛りでちょうどいい感じです。
味も悪くないですよ。
ちょっとタイの路上を思い出すような空気をまとったマーラー麺でした。
スープも辛くて飲めないなんてことは全くなく、適度な酸味も効いていて、とても飲みやすいおいしいスープでした。ゴクゴクと飲み干しましたよ。
とても美味しかったです。辛さだって「しびれる辛さ」なんて自分でハードルを上げてなければ、こんなものかなって十分満足できたのに。メニュー表記が大げさなんだよね。
それはともかく満足の一杯、ごちそうさまでした!また来ます。
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