こんにちは!行動が遅いことでは人後に落ちない @kun_maa です。
もうあれから1週間以上が過ぎました。
11月11日(日)に第3回つながるカンファレンスというイベントに参加してきました。
つながるカンファレンス、通称「つなカン」の当日の様子やどんなイベントなのかについては、いまさら僕が語るよりも、主宰の@haya1111さんの記事や、参加者の素晴らしいエントリーをご覧いただくのが一番いいと思います。
あなたの日常にも変化を!第三回つながるカンファレンスを開催しました #tunakan | HAYA技
@haya1111 ...
第3回つながるカンファレンスのレビューまとめ - NAVER まとめ
僕が今日、ここに書こうと思っているのは、自分がブログを書いてきて得られたものについてです。
僕がブログを書き始めたのは、2012年1月。
書き始めた目的は、うつ病からの回復に伴うリハビリのためと、HAYAさんが基調講演で話していた「自由な場所」を得るためです。
体調がすぐれなかったり、やる気が出なかったりして、とりあえず定期的にブログを更新することができるようになったのが、2012年2月9日あたりからです。
さて、そんな僕がブログを書くことで得られたものは3つ。
<526本の記事>
僕はブログを書いていることを家族にも友人にも、仕事の関係者にも教えていません。
誰にも遠慮せずに自由な場所を確保するためには、その方がいいと思っているからです。
自分の心に少しでも響いたり、感情を動かした書きたいことを、書きたいように書いてきました。気がつけばこのエントリーで526本目です。
僕が46年生きてきて、こんなに一生懸命文章を書いたのはたぶん大学の卒論以来です。
もしかしたら卒論より文字数が多く、思い入れがこもっているかもしれません。
発信したことの結果から得られたものではありませんが、全部の記事が自分の宝物のように感じています。
<興味や関心をもつ心と楽しいと感じる気持ち>
うつで苦しんでいる時には、それまで好きだったことにも興味が持てず、無気力・無関心でした。なにをしても楽しくなく、なにもする気になれませんでした。
ブログを書き始めた頃は、そうのような状態から抜け出し始めた頃です。
最初の頃は、リハビリのつもりなのであまり楽しいとも思いませんでした。
他のブログも読んでいなかったので、どんなことを書いたらいいのかもわからず、かといって何を読んだらいいのかもわからず、読みたいとも思いませんでした。
でも、無理矢理にでも書いているうちに、不思議とだんだん楽しくなってきたんですね。
書くことが目的で無理矢理書いていたのが、書きたいから書くっていうふうに変わっていき、それに伴ってつまらないと思っていた日常生活や、ニュース、他のブログなんかにも興味や関心を持てるようになりました。
Evernoteやモレスキン、タスク管理なんて言葉に興味を持ったのもブログを書き始めてからです。
これは、抗うつ薬での治療の結果だけじゃないと自分では思っています。
自分の自由な場所を得て、少しずつ興味・関心が広がって、それを書くことが楽しくなるっていう一連のブログを書くことで得られた変化が、僕を回復に向かわせてくれたように感じています。
今はこうしてブログを書くことが楽しくてしかたありません。
<自分を知ってもらえることのうれしさ>
僕の仕事は、とても狭い世界です。
そのままでは、仕事面で出入りしている他の会社や関係団体の人以外に世界が広がることはありません。
でも、ブログを細々と続けてきたおかげで、これまでならまったく知り合うこともなかったであろう人たちから「ブログ読んでいます」とか「あの記事おもしろかったよ」とか声をかけてもらうことがあります。
また、ブログのコメント欄やTwitterやFacebookなどで感想をもらえることもあったりして、なんだか少しずつですけど、世界が広がっていくような感覚、自分を知ってもらえる喜びのようなものを感じています。
以上が、僕がブログという情報発信を続けてきて得られたものです。
つなカンでの講演やLTでみなさんが取り上げていた「情報発信することで得られたもの」と比べれば、なんとも微々たるものです。
そして、僕が書いているブログが果たして「情報発信」と呼べるものなのかという疑問も僕の中では依然拭い去れていません。
でもこれからも、僕は自分の書くことを「情報発信」のひとつだと思って、真摯な気持ちで楽しみながら、書きたいように書きつづけるだけです。
それを情報と捉えてくれるかどうかは受信者側の判断なので、僕の力の及ぶところではありません。こんなの情報発信じゃないよと思われればそれはそれでしかたありません。
そして、ブログを続けることで自分が得られるものを、他の人が得られるものと比較して落ち込んだりうらやましがることにエネルギーを使うこともしません。
ゆっくりと楽しみながら、そして本当に自分が掴みたいと思ったチャンスの女神の前髪はむしり取るくらいの気持ちでやっていこうと思います。
そのためには、まずは自分が何を望んでいるのか知らないと始まりませんね。
今回のつなカンのワークで、自分のことは自分で思っている以上に漠然とした形でしかわかっていないということを痛感しました。
そして突き刺さった「あなたは誰か」。まずは、そこからかな。
そんなことを考えた「第3回つながるカンファレンス」でした。
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