[ま]心が枯れる感覚 @kun_maa
心が枯れる感覚がある。
それは心のみずみずしさが失われていくような感覚。
本を読んでも心に響かず、何かをしても心が動かなくなっていく。
全てのことが億劫になり、心の感度が低くなる。
なにかこれといった理由があるわけではない。
少しずつ少しずつ、心のうるおいがなくなっていく感覚。
なにもかもが、自分との距離感を失いどうでもよくなっていく。
そんなときは、ブログが書けない。
ブログに書くことは、少しでも自分の心が動いたことだから。
心が枯れはじめると、ブログを書く気力は失われるし、素材に心が感応しなくなる。
そういうときはしばらく身体を休め、無理にでも楽しいことを思い出し、機械的にPCに向かってみる。
あるいはペンを握りしめて、モレスキンと対峙する。
そこで、一文が書き始められれば、少しずつ心のうるおいが戻り始めることがある。
いつもうまくいくとは限らない。
心が枯れる感覚を放っておくと、心の周囲から芯の部分に向かってどんどんうるおいを失っていくのがわかる。
うまく表現できないけれど、それはやっぱり枯れていくっていう感覚。
枯れてしまう前に、なんとかしないと・・
おそらくまた心は、あのうつの波に呑み込まれていくのだろう。
心は枯れていく。毎日少しずつ、少しずつ。
なにかを書くことで心が回復していく感覚。
大切なのは、枯れる感覚を忘れないこと。
枯れてしまう前に気づくこと。
心が枯れる感覚とつきあっていくのは、なかなかちょっとしんどい。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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