[ま]心をプラスのエネルギーで満たそうじゃないか/希望を信じる力をつくるたった1つの習慣 @kun_maa
こんにちは!マイナスエネルギーには事欠かない @kun_maa です。
人生には悔やんでも悔やみきれないこと、いくら怒っても腹の虫が収まらないこと、一生分の涙を流しても忘れられないことが、訪れることがあります。
そんなときは、泣いてもいい、怒ってもいい、悔しがってもいい。
心に生まれた感情を、思い切り感じて、眠れない夜を過ごしたっていいのです。それが「心」というものが持つ人間の自然な姿だからです。 P.5
「たった1つの習慣」というタイトルなのに、習慣とするようなことや考え方がたくさん書かれていることは謎ですが、それはさておき。
大雑把に言ってしまうと次のようなことだと思います。
感情にはプラスとマイナスのエネルギーを持つものがあり、それはどんどん心の中に蓄積されていきます。
そして、蓄積された感情はそれぞれのエネルギーの大きさによって、それに見合った出来事を引き寄せるということです。
だから、プラスのエネルギーがたまっている人にはプラスの出来事が、マイナスのエネルギーがたまっている人にはマイナスの出来事が引き寄せられます。
いわゆる「引き寄せの法則」ってやつですね。
「もうだめだ・・」っていう暗い気持ちが強くなれば、心にマイナスのエネルギーが増えて、どんどんマイナスの出来事を引き寄せます。
それが原因で、ますます暗い気持ちになっていくという「マイナスのスパイラル」に陥ると生きているのがとても辛くなります。
マイナスの感情をいかに抑えてプラスに転じていくかというのが本書の柱です。
書いてある内容は、特に目新しいことではないのですが、まあたしかにそうかもしれないなと納得できるヒントにあふれています。
たとえば、こんな感じです。いくつか抜き出してみましょう。
☆どんな逆境でも、「この程度でよかった」と考えるような「プラスを増やす生活」をすれば、幸せな人生をつくっていける。
☆「自分のコンプレックスを知っていること」と、「いつまでもコンプレックスを持って立ち止まっていること」は違う。
☆理不尽で不平等なこともあるのが人生。しかし日本では、人生を選択できる環境がある。自分の置かれたポジションでどう生きるかが、人生を決める。
☆「このままでは世間に認められない」という悩みに意味はない。自分が喜べることでなければ希望は生まれない。
☆「得意なもの」とは、「誰よりも、ダントツにすぐれたもの」でなくていい。「人よりちょっと得意」なだけで、希望を失わずに生きていける。
☆新しいことを始めるのに、遅すぎるということはない。
☆自分の意志を貫ければ、失敗しても後悔は残らず、希望が残る。
☆うまくいかないときこそ、目の前のことを淡々と、ていねいにやる。
心が弱っているときに読んだら、希望を取り戻す力をもらえるかもしれないなあと思い、けっこう弱っている時に読んでみましたが、残念ながらそれほど効き目がありませんでした。
気持ちがマイナスのエネルギーを溜め込む前に読んだ方が効き目がありそうです。
心をプラスのエネルギーで満たしておくためには、マイナスのエネルギーに捕われる前に、予防薬的に本書を読んで、習慣化しておくことが大切なのかもしれませんね。