[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]アイデアについて知りたいならこの1冊/アイデアのヒント @kun_maa

こんにちは!創造性のかけらもない @kun_maa です。
 

「アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外のなにものでもない」という言葉、ビジネス書なんか読んでるとよく目にしますね。

 
これはジェームズ・ウェブ・ヤングという人の言葉だそうです。
ペヤングなら知っているけど、ソース焼きそばでしょ?美味しいよね。
ヤングさんのことは知りません(´・ω・`)ショボーン
 
「アイデアのヒント」(ジャック・フォスター 著)

 
 
本書は、アメリカの広告業界で40年近いキャリアを積んだジャック・フォスターが、先ほどの「アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外のなにものでもない」というヤングの言葉をベースにして、アイデアとはなにか、アイデアを生み出すためにはどうすればいいかを豊富な経験をもとに説いている本です。
 
原題である「HOW TO GET IDEAS」の名のとおり、アイデアを生み出すための「HOW TO」が、順序立てて、多くの実例と様々な人の言葉を使いながらわかりやすく解説されています。
 
まず、なぜ多くの人がアイデアを得る方法を知ることが必要なのか。
著者は次の3点を挙げています。

第一に、新しいアイデアは進歩を生む推進力だからだ。これがなければ人間は行き詰まってしまう。
 
第二に、これまで人間が担ってきた単純作業の多くをコンピュータがやるようになったため、(少なくとも理論上は)自由な時間が増え、コンピュータにはできないクリエイティブな作業により一層の力を注ぐことが求められている。
 
第三に、わたしたちがいわゆる「情報化時代」に生きているからである。チャンスを最大限に生かし、未来をつかもうとするなら、常に新しいアイデアを生み出すことが求められる。

 
そして、アイデアとは何なのか、アイデアを生み出すために必要な心の準備とはどんなものなのか、実際にアイデアを生み出す手順、生み出したアイデアを実行に移すことの重要性について順を追ってわかりやすく述べています。
 
章立ては次の14章です。これだけみても概略は掴めるかと思います。
第1章 アイデアって何だろう
第2章 もっと楽しもう
第3章 自分を信じよう
第4章 「その気」になろう
第5章 子供に戻ろう
第6章 「知りたがり」になろう
第7章 笑われることをおそれるな
第8章 「考え方」のヒント
第9章 いろいろなものを組み合わせてみよう
第10章 質問を変えてみよう
第11章 情報をかき集めよう
第12章 とにかく数で勝負しよう
第13章 いったん全部忘れてしまおう
第14章 ひらめいたら実践しよう
 
さて、この本を読んでどうするか。
読みっぱなしでは意味がありません。
 
著者はこう述べています。

型にはまったままで生活し、新しいものは自然に入ってくるにまかせるだけでは、新しいアイデアを生み出すのに必要な、変化に富んだ、広範囲にわたるデータベースを構築することはできないだろう。(中略)
これまで一度も聴いたことのなかったラジオ番組を聴いてみよう。
ラテン語を勉強しよう。
レストランで、よく知らないメニューを注文してみよう。 
冷凍ピザのはこの説明書き読もう。求人広告を読もう。マリアン・ムーアアレン・ギンズバーグの詩を読もう。子ども向けの本を読もう。アーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」を読みなおそう。名前を聞いたこともなかった雑誌を読んでみよう。インターネットで自分が嫌いだと思うホームページをのぞいてみよう。自分が嫌いだと思う演劇や映画を見てみよう。 P.97〜98

見たものを毎日書き留めよう。毎日だ。見るものが何であっても構わない。とにかく「何か」を見て、記録することが大事だ。 P.111

とにかく何かをやることだ。ぼんやり座ってアイデアのほうからやってきてくれるのを待っていてはいけない。追いかけていけ。くらいつけ。探し求めよう。行動を起こそう。 P.200

イデアが浮かんだら勇気を奮い起こして誰かに言ってみなければならない。そして、たとえ自分のアイデアがあくびや冷笑で迎えられたとしても、負けずに押していかなければならない。 P.222

実際のところ、「アイデアをもっているが、そのアイデアを使って何もしない」のと「まったくアイデアをもっていない」のとは同じである。だから、生まれたアイデアで何もする気がないのなら、初めからアイデアなんて考えないことだ。時間とエネルギーの無駄だからだ。 P.224

詩人エマソンは言った。「情熱なしに成し遂げられた偉業はない」
そして情熱は強いほどいい。
そもそも引きのばしていいことはない。いま始めよう。 P.225

 
とにかく、行動しないことにはアイデアなんか出てこないのです。
そして、出てきたアイデアを誰にもいわず、生かしもしないなら、全くの無駄なのです。
 
じゃあいつやるか。今でしょう!
重い腰を上げて、自分には無理だという思い込みを振り払って。
 
 
参考までに、ヤングさんの本はこちら。

 
ついでにこちらもいかがでしょうw

 
 
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