こんにちは!
アイデアと聞いても、僕のように普段の仕事はルーチンワークがほとんどで、直接アイデアを求められることがない人もいると思います。
なにより、アイデアを考える(妄想する?)ことは楽しいですよね。
いろいろとアイデアを考える時に使える道具、それが本書のタイトルでもある「考具」です。
「考具」(加藤昌治 著)
本書では、考えるための道具=「考具」が21個紹介されています。
<情報が頭に入ってくる考具>
本書では、上で挙げた様々な考具の使用法にとどまらず、アイデアを生み出すこと全般にわたり、習慣づけるべき物の見方や考え方についても、平易な文章でわかりやすく解説されています。
・カラーパス
・聞き耳を立てる
・ちょいメモ
・「七色いんこ」
・臨時新聞記者
<アイディアが拡がる考具>
・アイディアスケッチ(手書き)
・マンダラート
・アイディアスケッチ(PC)
・連想ゲーム
・オズボーンのチェックリスト
<アイデアを企画に収束させる考具>
・5W1Hフォーマット
・タイトル
・ビジュアライズ
・マンダラート
・企画書
<行き詰まったときのアドバイス>
・問いかけの展開
とまあ、書き連ねてもピンとくるモノもあれば、なんだかわからないモノもありますよね。
気になったものがあったら是非本書を手に取ってみてください。
きっと、あなたの役に立つことと思います。
これらの考具は、使うことであなたをアイデアマンに変えることができるかもしれません。
でも、本書の肝は次の2つにあると思います。
一番大切なことは、どんなものでも考え方や使い方ひとつで考具となる。
考具とはあくまでも道具であって、大切なのは考具を使いこなそうとする頭の働きにある。
少し身も蓋もない感じになってしまいましたが・・・
本書は読んで終わりでは意味がありません。
著者も、次のように書いています。
「自分自身をアイデア・企画を考え出せる人、と定義した瞬間からあなたが変り始めます。そして、ここまでこの本を読み進めてくれたあなたにとっての最大の問題は、『読んで、分かって、やらないこと』」。
創造的な頭の使い方を実践し、考具を使うことで得られる頭の働きを自分のなかに習慣化、システム化できたときに、考具すら不要となるアイデアマンになれるのです。
たぶんね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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