こんにちは!リハビリ勤務もまもなく2ヶ月が終了し、残りあと約1ヶ月 @kun_maaです。
1年近く仕事を休んでしまったので、リハビリ勤務の開始当初はやはり体力的にも、精神的にもかなり疲れました。
今でも、ときどき好不調の波はあるものの、最初に比べれば身体も気持ちも慣れたものです。
そこで、リハビリ勤務はまだ1ヶ月以上残っているものの、自分がここまでやってきたことからリハビリ勤務を乗り越えるための5つのポイントという形でご紹介したいと思います。
<1>人事担当者や産業医に対して、しっかりと自分の情報を伝えること
これはリハビリ勤務が始まる前の段階でのことになります。
いよいよ復職しようということになったときに、どの程度のリハビリ期間が必要なのか、自分の病状、現状の自分の状態でできると思うこと、できないと思うことなどを主治医の意見も含めて、人事担当者と産業医に正確に伝えることです。
産業医だって主治医ではないので、正確な情報を与えなければ間違った判断を下す場合だってあると思います。
正確な情報を伝えることで、リハビリ勤務に必要と思われる期間、仕事内容などが適正なものとなり、無理なく復職につなげることができると思います。
<2>職場を変えることも選択肢のひとつ
これも、実際にリハビリ勤務を始める前の段階のことです。
リハビリ勤務に当たって、どこで実施するかというのは自分でやってみて、実はかなり重要なことだと思いました。
病気に至った経緯や病状、元の職場の仕事の状況などによっては、環境を変えずに休職前の職場でリハビリを行う方がいい場合もあると思います。
私の場合は、前の職場でのプレッシャーや仕事の忙しさや職位などから、休職前の職場でのリハビリは無理だと考え、勤務場所を変えてもらいました。
実際にリハビリ勤務を始めてみて、これまで続けて来れたのは、勤務場所を変えたことが大きな要因だと思っています。
勤務場所を変えたことで、自分なりに積み上げてきたつもりのキャリアの喪失感や、前の仕事に対する敗北感がないといえば嘘になりますが、まずは無事に働けることを示して、復職することが先決だと考えています。
仕事によっては、そのような環境が選べない場合もあるかもしれません。
でも、可能性が少しでもあり、自分でも変えた方が病状の回復につながると思ったら、無理のない職場でのリハビリを希望することも選択肢のひとつとして考えてみてください。
<3>自分の病気についてはカミングアウトする
うつ病に対する偏見がまだあることは認めますが、少なくとも自分が働く職場で病気のことを隠していても、なんのメリットもないと思います。
僕は出勤初日に、自分からうつ病で休職していること、まだ薬を服用していて定期的に精神科に通院していることなどをあいさつのなかで、全員に伝えました。
幸いみんな理解を示してくれて、偏見の目で見られることはありません。
<4>休職した分をとりかえそうと張り切らないこと
どうしても、今まで休んでいた分、張り切ってしまう気持ちはでてきます。
僕もそうでした。
仕事がないことに焦りを感じて、自分から仕事を作ろうとしたりしました。
主治医ともそういった感情については相談をしましたが、自分から仕事を作ったり、無理に引き受けたりして張り切らないように注意されました。
仕事が暇でも焦らないように。
リハビリ中は、与えられた仕事をこなし、無理のない範囲で手伝えることは手伝い、決して自分から仕事を取りにいくようなことはしないことです。
リハビリ期間が過ぎていくと、自然に改善点などが目についたり、任される仕事なども徐々に増えていきます。
最初から張り切り過ぎて、体調を崩してはリハビリ勤務の意味がありません。
<5>休まないこと
リハビリ勤務を始めたからといって、治ったわけではないので疲れがたまったり、天候不良の影響を受けて、調子があまり良くないことは当然あります。
でも、そんなときでも簡単に休んでしまわずに、少しだけ努力してとにかく通勤することにしています。
今のところ、用事があって数時間早退しただけで皆勤賞です。
以前ブログにも書きましたが、僕のリハビリ勤務は最低90%の出勤率がないと、復職不適格となります。
とにかく出勤して、どうしても調子が悪い時は、仕事をしている振りをしています。
ごめんなさい。
でも、そのくらいの気持ちでやってないと復職なんかできません。
復職したいなら、休むな!です。
<最後に>
リハビリ勤務をすることが決まってから、実際に勤務するなかで自分がやってきた、なんとか乗り越えるためのポイントのようなものを書かせていただきました。
職場によってリハビリ勤務の在り方や、期間なども様々だと思いますので、一概に僕のやり方がいいとは言えない場合や、当てはまらない場合もあるでしょう。
でも、なにか少しでも参考にしてもらえることがあって、復職に役立てていただければこんなにうれしいことはありません。
自分の復職すらまだ決まっていない身ですが、同じような境遇にある方のお役に立てますように。