[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]セラピー犬で病気に苦しむ多くの子どもたちに笑顔が生まれるといいな @kun_maa

こんにちは!犬や猫をモフモフして癒されたい @kun_maa です。


昨日の新聞で、埼玉県が今後県立病院で心のケアや身体のリハビリに役立てるセラピー犬の導入を検討しているという記事がありました。

県、セラピー犬導入検討 県立病院がんセンターなどで活用 : 埼玉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

セラピー犬は患者とふれあうことで不安を取り除いたり、前向きな姿勢を生み出す効果が期待されているそうです。

埼玉県では、がんセンターや小児医療センターでの活用を検討していくということですが、がん患者や難病に苦しむ子どもたちに少しでも癒しと笑顔が与えられるなら素晴らしい取り組みだと思います。

このセラピー犬を日本で初めて常駐させている病院が静岡県にあります。
それが、静岡県立子ども病院です。

ゴールデン・レトリーバーのベイリーは、セラピー犬として入院中の子どもたちの検査や手術に同行し、病気に苦しむ子どもたちのつらい入院生活を励ましています。

セラピードッグ ベイリー (静岡県立こども病院)1/2 - YouTube

犬を活用したこうした取り組みには、厳密にいうと3種類あるようです。

ドッグセラピーには、「AAA」「AAT」「AAE」の3種類がある。

AAA(Animal Assisted Activity)は動物介在活動と訳される。 治療という目的を持たずに、犬とのふれあいを楽しむ活動を中心としたレクレーションのことで、動物とふれあうことによる情緒的な安定、QOLの向上等を主な目的としたふれあい活動。一般にアニマルセラピーとよばれる活動の多くはこのタイプである。老人ホームの訪問活動などが知られており、犬と触れ合う環境を創出することで心理的な好影響をもたらすとされている。ある程度定型化された活動であり、一度に多数の参加者を対象と出来るのが特徴である。

AAT(Animal Assisted Therapy)は動物介在療法と訳される。 AAAとの大きな違いは、人間の医療の現場で、専門的な治療行為として行われる動物を介在させた補助療法であること。対象者の心や身体のリハビリテーションなどの治療を目的としている。医療従事者の主導で実施する。精神的情緒的安定、身体的機能、社会的機能の向上など、治療対象者の状況やニーズを把握した上で個々の改善目標を定め、適切な犬とハンドラーを選択し治療を実施する。治療後は治療効果の評価を行う。この為AATに従事するセラピードッグ及びハンドラーは2年以上の訓練期間を要する。[1]

実際に実施する際には、治療対象者が「犬好き」であることを前提として、医師精神科医作業療法士理学療法士などの医療従事者とセラピードッグハンドラー及びボランティアが連携して対象者に合わせたプログラムを作成して実施する。厳密には「ドッグセラピー」といえるのはAATだけであると言ってよい。

AAE(Animal Assisted Education)動物介在教育と訳される。 幼稚園や小学校等に動物と共に訪問し、正しい動物とのふれあい方や命の大切さを子供たちに学んでもらうための活動。生活科や総合学習などのプログラムとして取り入れる学校も徐々に増えている。


セラピードッグとは『触れ合いや交流を通じて、病気やケガまたは精神的な痛手を受けた人の不安を減らし、気力を高め心と体を少しでも本来の働きに近づける為に高度な訓練を受けた犬』[2]のことである。AAA、AAT、AAEにおいても、対人コミュニケーションの十分な訓練が行われているのはもちろんだが、それぞれのプログラムに沿った役割が担えるような訓練が信頼できる機関で十分に行われている必要がある。 犬種の制限はないが、「AAA」「AAT」「AAE」活動において共通するのは「優良家庭犬協会」[3]の認定レベルが最低条件である。更に「AAT」については忍耐力も要求される。
wikipediaより抜粋)

 
静岡県立子ども病院で取り入れていて、今後埼玉県も活用を検討をしていくというのは、ここでいうAATにあたります。
 
医療の現場で効果的に活用するためには、セラピー犬もそのパートナーであるハンドラーも多くの訓練を必要とします。
 
導入を検討するためには、より多くのセラピー犬とハンドラーの養成も視野に入れていく必要があるでしょう。
 
静岡県立子ども病院のベイリーと子どもたちの映像を見ていると、早く多くの病院でセラピー犬が取り入れられるようになって、子どもたちに安心と笑顔が生まれるといいなと思います。
 
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f:id:kun-maa:20120324190736g:plain Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...    Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
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