[ま]ごび問題なのさなんだぜ @kun_maa
ごび問題である。どうせ僕のことだから「ごみ」のタイポだろって思ったやつ前に出てこい!嘘、来ないで。ちびるから。
今回に限っては決して打ち間違いではない。ごび問題なのである。
日本語的に正確に言うと「ごび」ではなく「せつびご」問題なんだけどな。なんだかひらがなで書くとややこしい。
自分では全然意識してなかったんすけど、僕の文章って最後に「のさ」とか「だぜ」が多いって言われたことがあるんすよ。以前ね。誰かにね。
まあ今は意識的に「のさ」と「だぜ」を避けてるから「んすよ」だらけになってるんだぜ。ってこんな感じ。え、どんな感じ?
例えばさ、
早春のまだ少し肌寒いそよ風になびく一輪の花のようなきみに出逢ったのさ。
とか、
真夏のジリジリと照りつける日差しにうんざりながらも僕はきみを待ち続けたんだぜ。
とかー。
木の葉舞い散る参道できみの笑顔に魅せられた僕はいつしか恋に落ちていたんだぜ。
とか、
ひとひらの雪がきみのまつ毛に舞い落ちるさまを見つめていた僕はああきみが好きなんだって思ったのさ。
なんてね。
こんな感じ。「のさ」と「だぜ」の「せつびご」使いまくりみたい。
本人が無意識で使っていたものを意識させられるとこれはちょっとした問題に発展するわけなんすよなんだぜ。ってやりすぎ。ごめん。
例えていうと、全然意識していなかったクラスメートの女の子のことを友達から「あいつお前のこと好きみたいだぜ」なんて言われちゃって急に意識して顔真っ赤になったりしてさ。そういう問題。わかりづらいね。僕は男子校でしたしおすし。
そんなわけでみょーに意識しちゃうんすよ。「のさ」と「だぜ」を。
まあ一度にふたりのことが気になって気になってしょーがないなんてこれって二股?とか余計なことを考えてさらに意識しちゃってるんだぜ。
いつの間にか無意識に使っていた頃よりも「のさ」と「だぜ」を多用しているってのが僕のごび問題っつうーかせつびご問題?最後を疑問形にしておけば許される的な迷信。
ってなわけでこれからも僕の文章を読んでいただけるならば必ずや「のさ」と「だぜ」をお目にかけることになるのでそのつもりでお付き合いいただけるといいなって思うのさ。でもやりすぎはダメなんだぜって一応大人だから思ってるんすよ。いやマジでさ。
今日も中身がなくてごめんって謝りたい気持ちでいっぱいなのさ。
そんなこと微塵も思ってないから結果的に嘘つきなんだぜ。
これはいったいなんなんすか?
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[ま]背中の痛みは突然に @kun_maa
今朝わけのわかんない痛みでいつもよりも早く目が覚めた。
ハッとして上半身を起こそうとしたら激痛で悶絶して再び布団に撃沈。
そう僕の痛みは背中から。あなたの痛みはどこから?とか余裕ぶっこいてたらどんどん背中が痛くなってきた。
布団に寝転んだままいろいろ動こうとするが左側の背筋に少しでも負荷がかかると激痛に「うふぁ!」とか「ぶぅふぉあ!」とか妙な声が出てしまう。
痛みの中心地はだいたいこの辺り。
全然「いいね!」ではないのだがフリー素材の背中がこれくらいしか見つからなかったのだ。クッソ痛いのにこのポーズはちょっとイラっとくる。
めちゃくちゃ温厚なこの僕でもさすがにイラっとくる。まあ2回書くほどでもない。
とにかく起き上がるのがほぼほぼ苦行。
息を止めてグッと背中全体と腹筋に無駄な力を入れないととてもじゃないが起き上がれない。もう変な声が出る余裕もない。
それにしても原因が思い当たらない。
昨夜寝るときには何の問題もなくもし横に美女が5~6人いたとしてもなんの不自由もなく朝を迎えることができるくらい元気だったのだが、今となっては自分の体を真っ直ぐ支えることすら困難。まるで玉手箱を開けてしまった浦島太郎の気分だ。
浦島太郎は竜宮城でいい思いをしたから自業自得だが、何のいい思いもしていない僕にこんな災難が降りかかるとはやっぱり世の中って不公平なんだね神様!って気分である。愛故の胸の痛みは日常茶飯事なのだがこんなに痛い背中痛は久しぶりだ。
とりあえず真っ直ぐにならない背中を丸めて、一歩踏み出すたびに激痛が走るのを変な息遣いでごまかしながら家の中を少し動いてみたがどうにもならない。治る気配も感じられない。よぼよぼと家の中を歩き回る姿はまるでボケてしまった徘徊老人のようだ。
職場に電話をして休暇を取りかかりつけの鍼灸院にメールで予約を入れた後再び布団に崩れ落ちた。崩れ落ちた時の痛みも死ぬかと思ったよマジで。
そしてよぼよぼ歩きで駅へと向かい、満席で座れない電車が揺れるたびに激痛に耐えながら普段は人に席をゆずることなんて皆無な僕でも「一見元気そうに見えても辛い人って車内にけっこういるのかもしれないなー、今度からよく観察して席をゆずるといいよね」なんて殊勝な事を思ったりした。
車内でのあまりの痛さに身悶えして、降りるときには「今の電車に乗ってたやつらみんなしね、二度と誰にも席ゆずらねえ」ってなってたけどさ。人間て怖いねえ。
鍼灸院で見てもらった結果、ストレスからくるいつもの首肩のコリで肩(特に右)が上がり背中や腰を引っ張っていることから脊柱起立筋と広背筋が炎症を起こしているとのこと。ストレスフルな生活をしていることに加えて気候の変化の影響を受けているみたいだ。鍼灸院では昨日僕と同じような症状を訴えて来院する人が絶えなかったとか。
みんなよりも1日遅れで症状が出るあたり流行に疎い僕らしいってうっせーな。あ、幻聴か。
とりあえず首肩をほぐし頭に上った血液を分散してのぼせを解消する治療を施されて、またよぼよぼと情けない足取りで帰宅。帰りの電車では座れたものの電車の座席がどうにも合わず立っているよりも背中が痛かったのでJR東日本が嫌いになった。
鍼灸師さんに頭を使うことをせずにゴロゴロと休めと言われたのでその通りにしているのだが現時点でまだ背中の激痛は続いている。
よーく考えれるとすこーし症状が軽くなっているような気もするがきっと錯覚である。
頭を使うなと言われたがネットくらいいいだろって自己判断でいろいろ背中の痛みについて調べていたら膵臓癌だとか膵炎だとか怖い単語がたくさん出てきたので途中でやめた。これでもかなりのチキンなんで。夜眠れなくなっちゃうんで。ひとりでトイレ行けなくなっちゃうんで。明日も仕事に行きたくなく(ry
でもってよせばいいのにこんなことを思い出してガクブル。⇦ 今ここ
え?もしかして死ぬの......俺この背中痛が治ったら今度こそ彼女にデートを申し込むんだ(死亡フラグ立った!)
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[ま]オフレポに似て非なるもの @kun_maa
オフレポとかオフパコとかそーゆー感じ苦手なんすよ。言葉の響きもね。
なんていうか飲んでいる時はもちろん楽しいんですけど、終わってから振り返るみたいな。基本反省しないで生きることにしてるんで過去は振り返らないっつーか。
なんで今までもオフレポ書いたことないです。オフ会しても単にお店紹介や料理紹介みたいに書くか、全く書かないかってそんな感じ。
もちろんオフパコなんて言語道断です。許しません。そういう動機でオフ会やるなら参加しませんよ。まあ僕なんて呼ばれないだろうけど。
でさ、こないだ久しぶりにオフ会なんてのに参加したわけ。
千円でベロベロに酔えると噂のせんべろ的な飲み屋でのオフ会。
場所は秋葉原。いつもはクラフトビールばっかり飲んでるからさ。せんべろとか初体験だったんだよね。いや別に自慢じゃねーし。
最初に行ったのがこの店。
安いしどうせたいしたことないんでしょ?ってちょっと舐めてたんすよ。
そしたらこれが奇跡的に見つけた宝物のようなお店だったんだなあ。
まずこの「晩杯屋ルール」ってのに目が釘付け。このセンスに思わずエールを贈りたくなるよね。そりゃもうああいいねそれ!ってなるのさ。
そんでさ写真は撮り忘れたんだけど注文は全部タブレットでするわけさ。
画面をポチってすると注文が瞬時に飛ぶんだぜ。まるで翼が生えたみたい。
この手軽さにせんべろ界のAmazonかよって思ったわ。他の店を知らんけど。
とにかく安くてびっくりって書いとけばいいんだよね。値段もメモってないけど。
ああ、オフレポだからメンバー紹介をしないといけないのか。めんどくせーな。
メンバーは、僕に加えてみどりの小野id:yutoma233、たけちゃん id:take--chan、横チン id:yokobentaro、elve id:elve 、ココ id:cocoquet、もぐたん id:mogmogmogtan(敬称略)。あれ?ひとり多くない?大丈夫?
それはともかくみんなとってもfriendlyでびっくりしたよ。
野郎はあったことあるけど女性陣は全員初対面なのになんか全員が昔の仲間って感じ。大切な日々を共に過ごした昔の仲間が集まって飲んでいるかのようなくつろぎやすさなんだぜ。
参加者全員にありがとうって言いたい!...と書いておけばきっと許される。
結局ワイワイと三次会まで行ったんだけどまあ楽しかったっす。こういう感じならオフ会もいいよねーと思った。オフレポはめんどくせーけどさ。
これだけじゃなんだかよくわかんねーと思うから、てか全然わかんないよね。
そんな時は先行レポを読めばいいんだぜ。みんな律儀に書いてるからさ。
なんか最後のやつだけタイトル違くね??まいっか。
No.1261 せんべろ会に乱入してきた - ダメシ添加大戦
せんべろ探検隊 オフ会 @秋葉原 - たけちゃんのあんなことこんなこと
人生で初めてオフ会というものに参加したー!たのしー(^q^) - ゆるい生活
上野でバベル!ブリューゲル「バベルの塔」展を観てきました - おのにち
今回のオフ会に参加して驚いたのはelveさんの顔色が紫じゃなかったことだな。うん。
そしてelveさんはとても可愛かった。まるで桜舞い散る季節に出逢った憧れの彼女のようにとっても可愛かった。夏の扉を開けてフレッシュフレッシュフレーッシュって感じに可愛かった。もういいっすか。
今回の主役(?)の小野さんは思っていたよりずっと小ちゃかった。誰かも書いてたけど小さくてパワフル。まるで核弾頭みてぇだ(会津訛り?)。
このオフ会に参加してこんな僕でも明日からまた一歩ずつ歩き出そうって思ったのさ。
オフ会の帰り道。僕はもうすっかり酔っちまって、独り電車の中で日付が変わる頃きみの夢を見てなぜか泣いていたんだ。
あのオフ会もまた夢だったんじゃないかって思えて、自分の頬をつねったりしてさ。
そして思ったんだ。やっぱりぼくはきみが大好きなんだよって。
このエントリを縛っていたものたちの正体。ほぼほぼクリアしたのではないだろうかw
推敲はしない!
いいから書きなさいよ!!(委員長口調
— elve (@elve_hatena) 2017年6月6日
https://twitter.com/nemurenaisakana/status/872024074733723648
ほわっとした比喩で具体的なこと何もわからないレポートだと完成度高いw
— elve (@elve_hatena) 2017年6月6日
https://twitter.com/nemurenaisakana/status/872025124735774720
https://twitter.com/nemurenaisakana/status/872025273058947072
「翼」「扉」「桜」「奇跡」「宝物」「エール」「ありがとう」「歩き出そう」「言葉」「大切な日々」を使ってオフレポを書きなさい(10点)
— elve (@elve_hatena) 2017年6月6日
https://twitter.com/nemurenaisakana/status/872034283149381632
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[ま]ぼくらはみんなハゲている(藤田慎一 著)/ハゲ問題の深淵を覗く良書 @kun_maa
フジテレビ系ドキュメント番組でオンエアされて大反響を呼んだという「ぼくらはみんなハゲている」という番組に追加取材を行い書籍化したものが本書だ。
著者の藤田慎一氏はテレビディレクターである。
彼がなぜこの番組のディレクターに選ばれたかというと理由はただひとつ、藤田氏が「ハゲだから」。思わず笑ってしまったがよく考えればひどい話だ。
本書と同名の番組名だって相当ひどい。
だって「ぼくらはみんなハゲている」って、ハゲている人が制作しているから許されるけど髪フッサフサの人がディレクターだったら相当反感を買うレベルだと思う。
幸いなことに僕自身はまったくハゲる気配がない。あ、今ハゲに喧嘩を売ってしまったような気がするが悪気はないのでご容赦を。
それにしても「ハゲ」が抱える悩みの深さがここまでとは本書を読むまで思っていなかった。ハーゲンダッツを短くして気軽に「ハゲ」って呼んでいてゴメンなさいという気持ちになった。
まあさっきからなんだかんだで「ハゲ」を連発しているので反省していると言っても信じてはもらえないだろうが。
それにしてもすごい本である。
僕がさっきから「ハゲ」を連発しているといってもこんなものは可愛いものである。
本書では「ハゲ」という単語が1ページにいったい何回出てきたことか。
ハゲの苦悩は人類の誕生とともに生まれたと言っても過言ではないという。
果たしてハゲとは病なのだろうか。
ハゲゆく自分の頭と戦う人、カツラを被ってハゲという状態からさよならする人、毛髪関連産業の餌食となる人。それぞれ様々な方法でハゲに向き合う人たちが登場するとともに毛髪関連産業の闇に包まれた深淵も覗かせてくれるとても興味深い本だった。
そこで元に戻ってハゲとは果たして治療すべき「病」なのだろうか。本書はそんな疑問を読者に投げかける。
作られた或いは煽られたコンプレックスをカネに変えようとするビジネスの罠にハマらないためにも、ハゲゆくことをはじめとして完全ではない自分を丸ごと受け止めて許して生きていくことの大切さについて考えさせられる一冊である。
タイトルはアレだが中身はとても真面目なドキュメンタリーなのである。
現在進行形でハゲている人にもそうではない人にもそしてまた様々なコンプレックスをお持ちの方々にもオススメの良本だった。
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[ま]amazarashi Live Tour 2017 メッセージボトルの感想(6/3 豊洲PIT)感動して泣いた @kun_maa
amazarashi というバンドが大好きで毎日のように聴いている。
2017年3月から全国9か所で開催されている amazarashi Live Tour 2017「メッセージボトル」の東京公演のひとつである豊洲PITで行われたライブに参加してきた。
amazarashi については過去にこんなエントリもあげている。
PITは「Power Into Tohoku!」の略でこのホールの収益金は東北地区各地にある「PIT」の運営と東北の復興支援活動に全額活用されている。
開場時間17:00の15分前に着いたら周辺にはすでに多くの人たちが溢れてた。
この日のライブはオールスタンディングで入場者数はたぶん2千数百人。整理番号が2,000番台の人たちがけっこういたからねー。
入場は整理番号順に行われた。僕は整理番号1650番だったので入場開始からだいたい30分後くらいに入場。
入場時にはチケットとは別にドリンク代500円かかるんだけど、このドリンク代のうち50円は寄付として東北に贈られるんだ。ツアーの缶バッジうれしい。
ドリンクはアルコールとペットボトルのソフトドリンクが選べる。
僕はもちろんアルコール。
物販コーナーでツアーTシャツを買ったり、缶バッジコレクションを写真に撮ったりとどうせオールスタンディングで僕はひとりでの参加だからいくらでも前に潜り込めるだろうとタカをくくって比較的のんきにウロウロ。
ホールへの廊下〜♪
会場はこんな感じで熱気がムンムン。グループやカップルできている人たちも多かったけど僕みたいにひとりで来ている人も多い印象。
amazarashi の単独ライブに参加するのは初めてだったけど、さすがに彼らの楽曲でライブ中にモッシュなんて起こるわけないよなーと思い、けっこう安心して前の方に潜り込んだ。
ただし彼らはライブでも顔出しをしていなくて、舞台に張られた幕に様々な映像を投影しながら演奏するというスタイルなのであまり前過ぎるとその映像が見難いんだよね。だからほどほどいい感じのところで。
舞台との距離感はこんな感じ。演奏がはじまってみると幕との距離感も良かった。
セトリはだいたいこんなところ。
メモを取っていたわけではなく記憶を頼りに書き出したので抜けや間違いはあると思う。新曲の「たられば」やアンコールを入れて全20曲。ほぼMCもなく彼らの楽曲世界に浸りきったぜ。
1.ポエジー
2.ヒーロー
3.ヨクト
6.奇跡
8.無題
9.つじつま合わせに生まれた僕等
10.少年少女
11.季節は次々死んでいく
12.後期衝動
13.空っぽの空に潰される
14.夏を待っていました
15.ひろ
16.しらふ
17.美しき思い出
18.たられば
19.命にふさわしい
アンコール
20.未来づくり
1曲目の「ポエジー」でいきなりグッと彼らの世界に引き込まれ気分も上々。
ドラマ「銀と金」の主題歌としても使われた「ヒーロー」を2曲目にぶっ込んできて比較的新しいファン層も引き込みながら立て続けに演奏していく疾走感。
秋田ひろむの描き出す amazarashi の世界観。日常に降りかかる悲しみや苦しみを独特の感覚や言葉で切り取って描き出す辛辣でいて温かい詩とそれを心に打ち込んでくるような力強い楽曲の世界に心の底まで引き込まれていく。
特に「ヨクト」から「つじつま合わせに生まれた僕等」へと続く流れは個人的には相当ツボにハマってしまい何十回と涙をこらえたんだけど最終的に泣いちゃった。
周囲を見渡してもオールスタンディングにもかかわらず踊ったり飛び跳ねたりしている人は皆無。ところどころ揺れている人はいるけどそれも少数派という珍しい雰囲気。
まあ amazarashi で飛び跳ねる人はいないと思うけどさ。
そして楽曲の合間にところどころから聞こえてくる鼻水をすする音。きっと僕と同じで泣いてる人がいたんだろうなあ。
本当にあっという間の2時間弱。
個人的には大好きな「光、再考」と「僕が死のうと思ったのは」がなかったのは残念だったけどそれすらも大した問題ではないと。すっげーかっこよくてガツンガツン心を打ち叩かれた。
かなり感動して心が打ち震えるカタルシス。
やっぱり amazarashi 最高。次のツアーも絶対参加するよ!
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[ま]無題或いは過ぎた憂鬱に @kun_maa
いつも涼しい顔をして強がっていた。
でもさ、つらい気持ちを抱えながら酔っぱらっても平気な顔して軽口なんかたたいているくせに本当は泣き上戸でからみ酒だった。
大好きな人が人がいてその人のことは本当にもう泣きたくなるくらいに好きで好きで仕方ないのにずっと気持ちを抑えて我慢している姿を見るのがとてもつらかった。
もう疲れたよなんてつぶやくのを聞くのが切なかった。
その人のことを本気で好きなんだなってわかっていたからそんな人のことなんてもう諦めちゃえばいいのにって何度も出かかった無責任な言葉を僕は飲み込んだ。
だからといってもう心が砕けそうになるくらい頑張っているのもわかっていたから「頑張れよ」なんて言えなかった。
それでもなんとなく放っておけなくて物想いに耽る姿を見つけるたびに冗談を言ったり大丈夫かよって心配したりすることだけしかできなかった僕に「あなたのことを好きになれればよかったのに」って言われたときに跳ね上がった自分の鼓動の激しさにやっぱり僕はこの人のことが好きだったんだなって思った。
その後も相変わらずその人のことを想い続けてほんの少しのリアクションに一喜一憂しながらすごす姿を横で見ている僕はまるで悪意なきストーカーみたいだなって思いながら、時折こぼれるうれしそうな笑顔にとてもホッとさせられたしそんな笑顔が見られるなら僕のことを好きになってくれなくてもいいから側で少しでも支えになりたいなって本当に思っていたんだ。
時々一緒に飲んで馬鹿話をしながら小突きあったりなんかしてさ。そんな時間は僕にはとても居心地がよかったんだよ。
それなのに僕はその後のふたりの結末を知らない。
その人に振り回される姿を見続けるのは自分が思っていた以上につらいことだったしそれは僕がどんどん惹かれていったのと無関係じゃなかった。
僕はそこから逃げ出したんだ。
昨日、偶然似ている人を街中で見かけてその頃のことを思い出した。
あの人と幸せになっていたらいいのになって思いながら少しだけ切なくなった。
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