[ま]仕事は憂鬱になる前に刻んで手をつけるとか @kun_maa
仕事が滞って気が重く憂鬱になることがある。
朝目覚めた時にああ仕事行きたくねえなってぼんやりと思ってしまう。
そんな時には滞っている仕事の質も量もちょっと自分には荷が重いなあとか感じている。
でも本当にそうなのだろうか。
気鬱だなあとぼんやり感じている仕事に意識を集中してみる。
その仕事の本質部分はどこかと考えてみる。
そうやってその仕事の目的を達成するために必要な作業という事実だけにフォーカスしてみるとなんでこんな仕事に憂鬱を感じていたのかと不思議になったりする。
もしそう思えなかったら試しにすぐに取り掛かりやすい単位まで必要な作業自体を分解してみるといい。
そこでよく考えると自分が抱いていた仕事の憂鬱さの大半は仕事そのものというよりも自分自身の脳が作り出しているのではないかということに思い至る。
憂鬱だなあと思っているその仕事は実体に感情や想像が絡み付いて実物よりも肥大しているのだ。
最初はちょっとした「めんどくさい」だったり「興味がない」「つまらない」だったりという感情で仕事にすぐに取り掛からないところからはじまる。
一度後回しにするとそこにさらに「こんなことしたところで...」とか「今更もう...」「もう少し考えてから...」とか負の感情や根拠のない後回しにする言い訳がどんどん積み重なってさらにスタートする気持ちのハードルが高くなってしまう。
すぐに取りかかれば簡単にできたはずのことがとても難しいことのように思えて気鬱になるのだ。
実体は大したことないのに自分が生み出している感情や妄想や予想が幾層にも積み重なって仕事の虚像が出来上がりいつの間にか心に重くのしかかるようになってしまう。
これを防ぐためには感情や妄想まみれになって仕事の実体が膨らみ歪んでしまう前にすぐに手をつけるしかないのだけどそのために有効なのは仕事の目的を達成するのに必要な作業を可能な限り把握してそれをできるだけ小さく刻みタスク管理をすることでありそれを習慣化することに尽きるのではないだろうか。
これについてはさらっと言うほど簡単ではないってことは自分自身過去に何度も失敗してきたし現在もそんな習慣が身についていないのでよくわかる。
タスク管理やその習慣化なんてことはネット検索すれば嫌ってほど出てくるから色々試してみるといいと思う。
仕事をする上でさらに厄介なのは中には感情や妄想のせいで難しく思えるものだけじゃなくて実体が本当に無理ゲーなやつが含まれていることだったりしてそれに気づかずに玉砕するってことも往々にしてあるので困ったもんだなとか思うのだけどもそれはまた別のお話。
ちょろい仕事は自分で勝手に肥大させてその虚像に慄き落ち込んで憂鬱になる前にさっさと片付けよう。
そして本当にしんどい仕事に自分の持てるリソースを注ぎ込むようにしないとすぐに疲れ果ててどこへも進めなくなるからさ。
これって仕事だけに限ったことじゃなくて生活や人づきあいも同じ同じ。