[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]ライトアップも美しい奥多摩の「日原鍾乳洞」に行ってきた/縁結び観音もあるよ そしてVERTERE(バテレ)へ @kun_maa

今日で8月も終わりですね。夏をあきらめた僕には最初から夏なんてなかったのかもしれませんけど。ただ暑いだけの酷暑。

少しくらいは夏っぽいことしてもいいんじゃないのと行ってきました奥多摩へ。

僕が住む埼玉県某市からも大都会新宿からも等しく2時間程度の電車旅。

JR奥多摩駅は平日だというのに意外と人がいてみんな暇なんだなあって思いました。きっと僕も思われている。

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さらに駅前から出ている鍾乳洞行きのバスに乗ります。

鍾乳洞行きのバスがあるのは平日だけ。土日祝日は2つ手前の東日原というバス停までしかバスは行きませんからご注意を。

本数も少ないので予めバスを調べておいてそれに合わせて電車を選ぶのがよろし。

僕が乗ったのは奥多摩駅12:30発の鍾乳洞行き。

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なんでこんなに鍾乳洞に行く人がいるのかさっぱりわからない。

電車を降りて写真なんて撮ってたらあっという間に列ができてバス会社の人が行列整理してます。

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バスに乗ること約30分。

終点の鍾乳洞バス停から徒歩約5分ほどこんな道を歩いて鍾乳洞の入口まで向かいます。一本道だし係りの人は立っているし看板もあるしと至れり尽くせりの状態なのでわざと道を間違えない限りは迷うことはないでしょう。

それにしても東京都とは思えない風景。

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この看板が入り口の目印。

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階段を降りて鍾乳洞へと向かいます。

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入場料は大人700円。

あとで調べたら駅前の観光案内所で100円割引券がもらえたとのこと。これから行く人はバスに乗る前に観光案内所に寄りましょう。

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鍾乳洞に入るとすぐに冷房を最強にしたような冷気が吹き出してきて一気に体温を奪われます。涼しくてというよりも寒くて気持ちいい。

この日原鍾乳洞は東京都の天然記念物です。

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洞内に入って最初のうちはけっこう腰を屈めて歩くことが多いです。まるで腰の曲がった爺さんになった気分。

僕のように身長が184cmほどあると確実に頭をぶつけるので本当に油断なりません。

それに通路が狭いので閉所恐怖症の人にはきっとたまらない。

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洞内は年間をとおして摂氏11度とかなりの低温なので寒がりの人は夏でも一枚羽織るものを持っていった方がいいかも。

照明はいたるところにあるので暗くて怖いということはないです。

懐中電灯も持ち込み不要。

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狭いようでいて意外と広いこの鍾乳洞。

けっこうガチな洞窟体験。経路も入り組んでいて道に迷っている人も多かったです。

そういう僕も迷いましたし。

迷ったときのために洞窟内にある案内図の写真を撮っておくといいでしょう。

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※入場料を払うところに置いてあるパンフにも地図が載っていますが洞窟内だと暗くてよく見えないのです。

洞内にはいろんな名前の付いた岩があります。以前は信仰対象だったということもあり宗教めいたような名前が多いのも特徴。

あんまり多いので最初は写真を撮ってましたが途中で飽きるくらい。

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こちらはかの有名な弘法大師が修行に使ったと言われている空間。

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そのすぐそばには水琴窟(すいきんくつ)という水を張った瓶に滴り落ちる水滴がキンキンとした涼しげな音を奏でる場所があります。

ただしかな〜り静かにしないと聞こえないのでうるさい集団と一緒になってしまうと全く聞こえません。

誰もいない時に聞こえる水琴窟の音の響きに耳をすますと僕の汚れっちまった心までも洗われるようでした。

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小さな三途の川を見たりしながらしばらく狭い洞内を進みます。

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そして「死出の山」と呼ばれる開けた空間に出るとライトアップされて幻想的な姿を見せる鍾乳洞に驚かされます。意外と美しい。

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ライトアップの色もレインボーカラーで刻一刻と変わります。

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この「死出の山」地区には「さいの河原」なんて場所もあってよーく目を凝らしたら子供の霊が石を積み上げているのが見えるような気持ちになります。ちょっと怖い。

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最深部にはなぜか縁結び観音が鎮座しています。

なかなかいい人にめぐり合えないので一応お願いしておきましたがあまり結ばれるような気がしない不思議な観音様。

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ご本尊に近づいてよーく見てみるとたくさんの縁結びのお守りやお札が無残な感じで奉納されていてその様子がけっこうホラー。

望みが叶うというよりは......やめておきましょう。

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死出の山から折り返してちょっと奥に行くと十二薬師と呼ばれる場所があります。

その奥にも洞窟は続いているのですが一般見学者は立ち入り禁止。

薬師が祀られている様子が何かを封印しているようにも感じられ、本当に悪路だからって理由だけなのかな...とか考えちゃってまたひとりで怖くなってます。

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洞窟内には昔から知られていた旧洞と昭和37年に発見された新洞があります。

新洞に向かうルートはかなりの急階段で寒い洞窟内でも汗が噴出すほどのいい運動になりますがこんな看板もあるので無理だと思ったら行かないほうがいいかも。

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ただし行けば見事な石筍や石柱を見ることができるので、できることなら頑張ってほしいって感じ。相矛盾するこの感情。

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最高に涼しい洞窟内ですが、けっこう上から水が滴り落ちてきて服や髪の毛は濡れます。タオルが一枚あると便利。

それから足元も濡れていて滑りやすいのでスニーカーで行ったほうがいいでしょう。

鍾乳洞から出るときれいな沢の流れ。

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見上げる岸壁。どちらも入るときには鍾乳洞に意識がいってしまいその良さに気づきませんでした。

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帰りのバスの時間まで途中の売店で蕎麦やヤマメ定食なんかも食べられたのに、バカみたいに急いでバス停に向かってしまったのは奥多摩駅前のこの店で早く美味しいビールが飲みたかったから。

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クラフトビール美味しい!こうして僕の始まりもしなかった夏が終わったのでした。

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しょうにゅうどう探検 (科学のアルバム)

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