時々無性に三ツ矢堂製麺のマル得つけめんが食べたくなります。
無性に食べたくなるラーメンやつけ麺はいくつかあるのですが、今回は誰がなんと言おうと三ツ矢堂製麺なのです。
これはもう思い立ったら止まりません。誰も何も言わないんだけどさ。
三ツ矢堂製麺のつけめんのウリといえば、もちもちとした太麺と麺の温度の締め分け、トンコツと野菜をじっくり煮込んで魚介風味と柚子の香りを加えたコクのあるつけ汁の3点。もちろん僕もそこに惹かれてはいるのですが、「マル得つけめん」の麺は石臼挽きの小麦粉を使った蕎麦のような細麺もなかなかイケるんですよ。
今回ど〜しても食べたくなったのはこの細麺の方。そこに訳なんてないのさ。
席に案内され注文をして待つこと数分。マル得つけめん細麺大盛りの冷やもり登場。
ドロ系ではないのに濃厚でコクと旨味が詰まっている上品なつけ汁。柚子の香りがたまりません。
一見すると蕎麦のようにも見える石臼挽きの全粒粉を使用した細麺。
太麺のようなもちもちとした食感はありませんが、つるつる滑るような喉越しのよさとプチっとした歯ごたえのよさがとても魅力的な麺です。
これが名前の由来の「マル得」トッピングで別皿での提供となります。海苔、味玉、チャーシューに加えて、チャーシューの下にはたっぷりの野菜が隠れています。
つけ汁の中にも最初から刻みチャーシューやナルトなど適度に具材が入っているので別に「マル得」にしなくても美味しいんだけど、やっぱり「マル得」がいいんだよね。
お値段以上のボリューム感と美味しさ、そして「得」の字に弱いんだろうねぇ。
チャーシューは柔らかくてホロホロ。味もしっかりしていて美味しいんだよなあ。
これがチャーシューの下に隠れていた野菜。
この別皿トッピングを自分の好きなようにつけ汁にぶっ込んで食べるのがマル得流。「流」とかそんな大げさなもんじゃないね。普通だね。
さらっとしているのに濃厚なつけ汁がつるつるの細麺にしっかり絡んで美味い旨い。
口の中に美味しさの余韻を残しながらいくらでも喉をスルスルと通過していく感じ。
味玉を割ると黄身が僕好みのトロトロ感でちびりそうになるくらいうれしいんだ。
トッピングを適当にぶっ込んだつけ汁はそれ自体がすでにひとつの料理のようです。もうほんとたまりません。食欲がアンストッパブル。
ズルズルと麺をすすってその食感と風味を味わいながら、つけ汁のコクと旨味を堪能します。あいらぶ三ツ矢堂製麺。ああ、あなたはどうしてこんなにも美味しいのでしょうか。僕の心は千々に乱れてしまいます。
甘いひとときはあっという間に過ぎ去り、つけ汁だけが残されました。
もちろんスープ割りにしていただきます。ここのスープ割りが野菜ブイヨンみたいな感じでちょっと洋風感があるのでトンコツ野菜魚介スープのつけ汁の様相をガラッと変えてくれます。だから最後まで刺激的に味わい尽くせるのです。幸せかっ!幸せだ!
もちろんキリッと完食なのさ。
無性に食べたくなった時にそれを食べることができる幸せ。手放したくないもののひとつですね。だって食べたいと思った時に食べるのが一番美味しいでしょ。いつ食べるの?今でしょ!
このブログを気に入っていただけたら、ちょくちょくのぞきに来ていただけるとうれしいです。そして、とっても励みになります。
RSS登録していただける方はこちらのボタンをご利用ください。