元気がない時はつけ麺を食べると良いと過去の僕がブログに書いてました。
だから今日はガツンと吐くほど食ってやるぞと思い、三ツ矢堂製麺へ向かったから「つけ麺記念日」。もう古すぎて自分でも冗談なのかどうかよくわかりません。
知らない人のために軽くご説明をしますと、三ツ矢堂製麺のつけ麺は麺の温度と量が選べるシステムになっています。
麺の温度は次の4種類から選びます。僕は「冷やもり」が好きです。
- 熱もり(アツアツの麺)
- ぬめり落とし(常温程度の麺)
- 冷やもり(ほんのり冷たい麺 ※通常はこれ)
- 氷締め(氷水でギンギンに締めた冷たい麺)
続いて麺の量は次の6種類から選びます。小〜大盛りまでは同じ値段。当然僕はいつも大盛りです。だって同じ値段なら多い方がお得でしょ?
- 小・・・・・ 200g
- 並・・・・・ 300g
- 中盛り・・・ 450g
- 大盛り・・・ 600g
- 特盛り・・・ 750g(110円増し)
- 極盛り・・・1,500g(420円増し)
今まで何回も三ツ矢堂製麺には通い、メニューのほとんどは、ブログで紹介してないものも含めて食べていますが、いつも大盛りばかりでそれ以上の量の麺は食べたことがありませんでした。料金がプラスになるのが嫌だというセコイ考えなんですけどね。
で、今回は「元気回復セルフプログラム」と称して、とにかく腹一杯に麺を詰め込んで元気になろうというのが狙いです。「元気回復セルフプログラム」ってそのネーミングのセンスはなんだよ?って話ですが。そこは触れずにお願いします。
ノーマルのつけ麺を「極盛り」にしても良かったのですが、最近は意識的に卵を食べるようにしていまして、卵の何がいいかというと神経伝達物質セロトニンを生成するのに必要なトリプトファンという必須アミノ酸を多く含んでいるというところです。
平たく言うと、うつ病の原因のひとつとされるセロトニン不足を補うのに役に立つ食品のひとつが卵ってわけ。
単純すぎる考え方かもしれないけど、うつの波から浮上するのにセロトニンの原料を補給するのってなんか効きそうでしょ。
だから卵を摂取できる「半熟味玉つけめん」を「極盛り」の「冷やもり」で注文。
待つこと数分。
「半熟味玉つけめん」「極盛り」「冷やもり」が キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!
写真で見ると麺の器の大きさがイマイチよくわからなくて、大したことないじゃんって思うかもしれないけど、僕がこいつと対面した時の第一印象は「バカじゃねーの?」でした。
直径30cmほどの洗面器みたいなどんぶりに、どさっと盛られた麺。何と言ってもその量1,500g(茹で上がり)ですから。
てっぺんに日の丸が刺さっているなんて何の冗談だよって思ったし、注文したの自分のくせに「こんなの食べる奴いるのか?」って割と本気で思っちゃいましたからね。
大きさを実感してもらおうと味玉を載せてみましたが、余計わかり難いかな。
横から見るとこんな感じで巨大な麺の山が盛り上がっています。ひとりでこんなに食えるわけないぞ...ってやっちまった感が漂っていました。どんぶりも意外と深いからね。
つけ汁は普通より大きな器にたっぷりと入っています。
店員さんに聞いたら、特盛り、極盛りはつけ汁多めで提供しているとのこと。
ゆずの香りが心地よく、食欲にもスイッチが入った感じです。
日の丸の裏に「バーカww」って書いてあるんじゃないかとの強迫観念にとらわれましたが、そんなことがあるはずもなく、しかしなんか小馬鹿にされているような気がする日の丸です。ちなみに他のつけ麺には日の丸は刺さっていません。
つけ汁の中に潜んでいるほろほろに柔らかいチヤーシューと、大きめにカットされたナルトがとても美味しいのです。
味玉もトロットロで完全に僕好み。
さっきからトッピングにばかり目がいくのは、別に目の前の巨大な麺を避けているわけではないのですよ。通常のご紹介です。本当です。
国内産の特級菓子用小麦を使用した自家製のもちもちとした太麺が、野菜ととんこつメインの出汁に柚子の風味がとても爽やかなつけ汁をまとって相変わらず美味しいです。
三ツ矢堂製麺の太麺って一見うどんみたいなんですけど、うどんとは違うんだぜ〜。
独特の美味しさなんだよね。
なかなか説明が難しいんだけど、食べればわかるってやつ。
いつもの大盛なんて本当に600gもあるの?ってくらいペロッと食べ終わっちゃうんですが、さすがに「極盛り」はすごいです。
食べても食べても無くなりません。思う存分つけめんを喰らうことのできる幸せ。
下の写真は、すでに腹八分目くらい食べた後なんですが、ほとんど見た目が変わってないです。ちょっと山が小さくなったかな?って程度。
ワシワシとひたすら麺を食べ続けていきますが、あまりの量に途中で「これはヤバイかも...」って何度か思いました。ベルトを緩めましたし。
味に変化をつけるためにラー油を投入です。ラー油のいい香りとピリ辛のおかげで、萎えかけた胃袋も復活の兆し。ここで一気に畳み掛けなければ負けてしまいます。誰に?
ゲフー!とか下品なゲップをしながらも、ほぼ満腹の胃袋の上に麺を重ねていきます。
頭の中では司会者が「あと少しだ〜!!!」とか絶叫しだして、さながら「大食い選手権」の様相です。
食べてるのひとりだし、賞金とかないけどな。
これでも、まだ麺の量は「小」くらいは残っているのではないでしょうか。つけ汁もだいぶ減りました。もう喉元まで麺が詰まっていて前かがみになることすらできません。
一体ひとりで何やってんだ?って思ったら負けです。これは自分との戦い。
1,500g(5玉)の麺を完全に胃袋に収め、スープ割りでつけ汁をいただきます。
この野菜コンソメスープみたいな割りスープを投入したスープ割りがまた美味いんだなあ。満腹で麺が喉元まで出かかっているのに美味しいと感じるんだから本物。
前かがみになるとリバースしそうで、足元に置いた荷物を取るのに一苦労しましたが、なんとか完食です。
器のサイズ感を出すために、Gショックを置いてみたけどどうかな?
さすがにこの歳で1,500gの麺は無謀でした。極盛りは 1回でいいなって思いました。
でも、すっごい満足感がありました。
もういやってくらいつけめんを堪能できたのですから。
そして、非常に腹は苦しいのですが体にはパワーがみなぎってきた感じです。
やっぱり元気がない時はつけめんだよなあ。つけめん万歳!また来ます。
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