[ま]黒糖の豊かな香りともっちりプルプルの食感がたまらない成城石井「もちもち黒糖きなこ」を喰らう @kun_maa
地道な調教の甲斐あって僕のMacは、もはや「せいじょ」と入力しただけで「成城石井」と予測変換されるようになりました。
逆に「せいじょうい」と入力しても「成城石井」しか変換候補が出てこなくなったので人間味が無くなりましたけど。別にどうでもいい情報。
さてじわじわと暑い日が増えているような気がします。気がするだけじゃなくて今も僕の部屋は暑いです。
夏の暑さとはまた違った「じわじわ」「じめじめ」とした暑い感じが不愉快です。
そういえば昔は「不快指数」なんて言葉をよく聞きましたが、さっぱり耳にしなくなったのはなぜなのでしょう。もしかして死語?
こういう不快な暑さのときには黒糖が恋しくなります。なぜだろう。黒糖のやさしい甘さで口の中を満たしたくなります。
黒糖を丸かじりしたらたまらんなあと思うし、かりんとうや黒棒なんかもいいですね。
でも今日はそういうゴリゴリの固形物よりもちょっとプルン!がほしい気分なんで、成城石井の「もちもち黒糖きなこ」なんです。
名前がいいよね。変にひねってないところがストレートで気持ちがいい。
だって「もちもち黒糖きなこ」だもん。そのまんま。
フタを開けると一番上にはきなこがさりげなく置いてあります。
たかがきな粉と侮ってはいけません。このきな粉、平凡に見えて実はしっかりと国産大豆の焦がしきな粉なんです。さすが成城石井。
仕切りを挟んできな粉の下には、沖縄産黒糖を使用した黒蜜のもちもちプルンな寒天仕上げが、適度な大きさにぶつ切りになってゴロゴロしています。
見た目は黒くてプルプルしているのでコーヒーゼリーや香港などでよく見かける亀ゼリーみたい。
でも匂いは完全に黒糖の芳醇な甘い香り。そうそう、この香りが恋しかったんですよ。
中には大き目なぶつ切りが 7個ほど入っています。
思ったよりしっかりとした寒天ゼリー。そんじょそこらの貧弱なゼリーと違って、へにゃへにゃしていません。凛としてプルン。
そして食感はもちもち。
口の中をやさしく包み込むように刺激するもちもちとした食感と黒糖の香りに心が震えるようなやさしい甘さ。
底の方には黒蜜の滴がわずかに残っていて、濃密な黒糖寒天ゼリーに潤いを加えます。
やさしき和の甘味に心がとろけてしまいそうです。
黒蜜の味わいを堪能したらきな粉を加えてみましょう。
黒糖のやさしい匂いにきな粉の香ばしさが加わります。和の二重奏。
黒糖の上に降り積もる香ばしき大豆の粉雪。香りだけでも昇天しそう。
やさしい甘さともちもち食感が魅力的な黒糖寒天ゼリーにまとわりつく金色の香ばしき粉。これが美味くないわけがない。
あれ?「ないわけがない」ってどっちだ?ややこしいな。
シンプルに言うと美味しいんです。
黒蜜ときな粉の相性の良さは信玄餅を例にあげるまでもなく周知の事実。
もちもちの食感に加わるややもっさりとしつつも香ばしいきな粉。
もっさり感が途中からしゃりしゃり感に変貌するとさらに美味しさが倍増します。
こりゃたまらんな。
こんなもん目の前で美味そうに食われた日には、ダンボーの目の光だってさすがに消えますよ。単なる電池切れなんだけどな。
この後は夢中で喰らいつき、あっという間に食べ終わってしまいました。
もう少し食べたい!ってところでなくなるあたりも計算のうちか。侘び寂び感。
カロリーは書いてなかったけど、たぶんそんなに気にすることないよ。知らんけど。
お値段 1個258円(税込)とやっぱり成城石井プライスだけど、それでも安いほうだよね。
ジメジメした嫌な暑さもなんとなく和らいで、気持ちもすっきりと癒された感じ。
やっぱりもちもちプルンっとしたものが口の中を刺激するのって気持ちが落ち着くよね。そんなことないですか。僕だけですか。そうですか。
僕のような口唇期のリビドーに囚われたままの大人におすすめな甘味でございます。
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