無料で年に一回受診できる職場の健康診断もあるのですが、僕は以前喫煙者だった頃から肺がん検査(胸部CT検査、喀痰細胞診)が受診できる大宮シティクリニックで人間ドックを受けています。
ここが「大宮シティクリニック」がある大宮ソニックシティ(奥の高いビル。手前はパレスホテル)です。このビルの30階にクリニックがあります。
大宮シティクリニックは、ほぼ人間ドック専門のクリニックで一般の病人は見かけたことがないです(もしかしたらいるのかもしれないけど...)。
日本病院会、日本人間ドック学会、日本総合健診医学会などの優良施設認定も受けています。これがどれくらい権威があるのかは知らんけど。
入口がすでに病院というよりも、ホテルやエステティックサロンみたいな感じ。雰囲気を台無しにしている傘立ては、もう少し何とかした方がいいとは思うけど。
なんとなく豪華でしょ。キリンシティかと思った。飲み屋か!
受付は綺麗で職員の受け答えも手際よく、多くの受診者をさばいていきます。
この朝の受付時にオプション検査の有無などを決めます。
僕はもうタバコをやめたので肺がん検査は毎年受けなくてもいいかなって思い、昨年からやめています。
それなら人間ドックじゃなくて普通の健康診断でもいいじゃんとか、値段の高いこのクリニックじゃなくてもいいじゃんって思うのですが、今までの検査結果のデータを持っているところで受診した方が経過観察が容易にできるという利点を捨てがたく、また今年もここを予約してしまいました。
このクリニックの人間ドックはけっこういい値段がします。
僕は会社の健保組合から補助が出るので、日帰りドックの自己負担は19,660円で済みましたが(それでも昨年より数百円値上がりしてたけど)、補助なしでまともに受けると下の表の額がかかります。
今回、オプションでは前立腺ガン検査を加えました。男にとって前立腺大事だからな!
当日は、8時50分に受付を済ませました。
検査を流れ作業のように進め、検査結果を聞き終わったのが11時30分だったので、全部で2時間40分程度の検査となります。
昨年もご紹介しましたが、検査フロアは全体的に明るい雰囲気で消毒の匂いなんかもちろんしないし、とても病院とは思えません。
そんな中で、淡々と流れ作業のように順番に空きがある項目から検査を進めていきます。僕の場合は、血圧 → 採血 → 身体計測 → 胸部X線 → 腹部超音波検査 → 胃のバリウム検査 → 聴力検査 → 眼圧、眼底検査 → 心電図 → 肺機能検査 → 視力検査 → 診察 → 視野検査 という順番でした。
検査技師もナースも受付の人もみんな人間ドックの流れ作業に慣れているので、とてもスムーズに進んでいきます。
本や iPhone など自由に持ち込めるのですが、あまりそれらを使う暇もなく次々と呼ばれるので、簡単でいいと思う反面、なんだか自分が工場製品にでもなったような気がしてきます。
ゆったりとした検査フロアから眺める地上30階からの眺めも天気が良ければ最高です。
遠くに富士山だって見えるんですよ。
こんな絵も何カ所かに飾られていて、時々ここは病院なのか?と思います。
こういう風景や絵や、ゆったりとしたフロアや座りやすい待合椅子も高額健診費に含まれているので、十分に満喫しましょう。
検査フロアの奥には女性専用のコーナーが設けられています。
そのこと自体はいいのですが、表示の「男子禁制です」というやや古めかしい表現にちょっと興奮を覚えてしまう程度には僕は変態のようです。
検査結果は後日郵送ということで、まだ書類は届いていないのですが、検査終了後に概略は医師から説明があります。
僕は相変わらず肝臓がフォアグラ状態で、そのために肝機能も若干悪くなってきているとのこと、そしてコレステロールの値が基準を大幅に上回り、昨年よりも高い数値なんだそうです。
コレステロールは治療薬を飲んでいるんですけどね。薬の効き目を上回る脂肪の摂取量なんでしょう。
原因は思い当たることばかりで、メガガンジャに通うのはやめて、ラーメン・つけ麺の特盛や大盛りも禁止、スープは飲み干すなってことですよ。
そして、毎日タバコ代わりに食べているグミやチョコレートも禁止。
脚を壊さない程度にジョギングを再開しろってところでしょうか。
高い金払って人間ドックを受けても、結果を全く活かしていないってのは問題だ。
わかっちゃいるけどやめられないってやつです。だって人間だもの...をみつ。
人間ドックには周辺の食事処での昼食券が付いてきます。
毎年お寿司を食べていたのですが、今回はちょっと違うものを食べてみようとお店を変えてみました。いくつかあるお店から選べるのです。
今回はこの「かしや」さんへ。
僕は石焼ビビンバ定食にしたのですが、周囲の人たちは牛焼肉定食を注文する人が多くて、見てみると肉の盛りも多く、ご飯もお代わりできるということなので「ああ、そっちにすればよかった!」と悔やむあたり全く反省の色が見えない僕なのでした。
昨年の受診の様子はこちらをごらんください。ほとんど変わってないけどね。
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