[ま]マツコの知らない世界で紹介されて以来予約待ちが続く菊水堂「できたてポテトチップ」が素朴に美味い/購入方法のコツも伝授しましょう @kun_maa
2015年3月10日放送のテレビ番組「マツコの知らない世界」で紹介されたおかげで大ブレイクし、基本的に通販のみの取り扱い商品だったために会社のサーバーが落ちてしばらく購入できなかったといういわく付きのポテチ。
それが埼玉県八潮市にある菊水堂という小さな会社の「できたてポテトチップ」です。
実は未だに大人気商品のために生産が追いつかず、毎回販売予約方式を取っていますが、1人1セット限りの予約数量制限を行っていても予約開始日の夜には販売終了という状況でなかなか手に入りにくい商品となっています。
この「できたてポテトチップ」は、菊水堂の工場で生産されたその日に宅急便で配送されるという鮮度が命の本当に名前どおり「できたて」のポテチです。
販売単位は、145g × 3袋 × 2箱となっていて、価格は1,800円(税込)と決して安い商品ではありませんが、その素朴でクセになる美味しさが人を虜にします。
僕は、最初「なんだよ、大騒ぎするほどでもないな。味も薄いし...」なんて思ったのですが、食べているうちに止まらなくなり、塩が効きすぎていないためにじゃがいもの味をしっかりと堪能できるその素朴な味わいの奴隷となり果てました。
いやー、こんな美味いポテトチップは初めてかもしれません。
できたてポテチは、こんな風に2箱を荷物テープで連結した形で届きます。
箱を見ていただくとわかりますが、製造が2015年12月7日で賞味期限が2015年12月21日ととても短期間となっています。とにかく鮮度が命。
手元に届いたのは12月8日だったので、製造日の翌日には「できたて」のポテチが食べられるという素晴らしさ。これが菊水堂が工場直送にこだわる理由です。
ダンボール箱をバリバリっと開けると、大きな袋に入った「できたてポテトチップ」が1箱に3袋入っています。
1袋が145gなので、普通に市販されているポテチと比べてかなり量があります。
箱の中には、こんな風にじゃがいもの産地まで記載されたお知らせが入っていて、ポテチに対する菊水堂という会社の愛情と誇りを感じさせられます。
今回使われたのは、北海道十勝の「トヨシロ」という品種のじゃがいもです。
原材料は、じゃがいも、植物油(米油、パーム油)、塩だけというシンプルさ。
これだけシンプルに作るからこそ、あの美味しいポテトチップができるんだなあと実感できます。
製法にもこだわりがあり、なんでも「直火炊き連続チップフライヤー」というフライ油の中を炎が通り抜けていく手法で製造されているんだそうです。
なんかよくわからんけど、製法の名前がかっこいい。そして、あの味わいはこのかっこいい名前の製法から生み出されているんだなって感心しちゃいます。
袋をバリバリっと開けると、ふわっと広がる揚げたてじゃがいもの香り。
こりゃたまらん。
お皿に出してみましょう。たっぷりサイズなので、大きめの皿に入れても全部は入りきりません。見た目は普通の塩味ポテチと変わりません。
最初の一口は「ふ〜ん」って感じ。
それに、塩味なんだけど表面に塩つぶは見えず、かなり薄味に感じます。
それが2口、3口と食べ進めると、一般的なポテトチップよりもサクサク感が絶妙であることに気がつきます。
そして塩味が薄く感じたのも束の間、実はなんとも言えないちょうどよい塩気であることを実感するのです。
濃い味のポテトチップに慣らされた舌には、最初は薄味に感じるのでしょうが、たぶんこれが適正な塩味なんだろうなあ。そんなふうに感じるくらいのいい塩梅なのです。
余分な味がない分、素材の美味しさはごまかしがききません。
もうね、これぞじゃがいも!って感じます。それくらい風味も素材の味もいい。
そして、たっぷりサイズなのに食べきっても胃もたれなし。きっと揚げ油もいいものを使っているのだと思います。
だから、止まらなくなるし、食べ切ってしまっても膨満感で苦しむこともありません。
とはいえ、カロリーはどうあがいてもポテトチップ級の高さなので本当は食べ過ぎ注意なんですよね。でも食べ始めたら止まらなくなるから食べちゃうけど。
100gあたり 570kcalだああああ!
実は昨日の正午に、2016年1月18日以降発送分の予約が始まったのですが、やっぱり夜には売り切れていました。この味の奴隷となった僕は当然予約完了です( ̄m ̄*)
この「できたてポテトチップ」を確実にGETするには、ちょっとしたコツがいります。それは予約開始日の情報をいち早く知るということ。
これはちょっとした手続きで簡単に手に入れられる情報です。
上に貼り付けた菊水堂ホームページから、菊水堂会員登録をしておくとメールで次回の予約販売日のお知らせが届きます。そう、それだけ。
これで予約日時さえ把握しておけば、ほぼ確実に購入できます。
それにしても、昨日売り切れた1月18日以降発送分って5,000セット用意されていたのにあっという間に売り切れるあたり、菊水堂の「できたてポテトチップ」のレベルの高さはもちろんのこと、テレビやマツコの影響の大きさを実感しますね。
だって、放送があったのは3月ですからね。すごい影響力。
テレビはまだまだ影響力大だなあと思います。もうテレビは終わってるとかバカにするほど影響力を失っているわけではないのです。
Amazonを覗いてみたら、とりあえずありました。でも、値段が高いし、菊水堂直販ではないから新鮮さに疑問を感じるなあ。
一応、Amazonのリンクも貼り付けておいたけど、購入するなら菊水堂会員になって販売日を把握した上で、菊水堂直販で購入する方がいいと思いますよ。
本当に「素朴」という言葉がこれほど似合い、そしてとてもクセになる美味しさのポテトチップは珍しいと思うんだ。一度お試しあれ。
(追記)
ここにきて、また過剰気味な人気で大騒ぎになってるようで...とりあえず直近で手に入れるにはチャリティオークションしかないようです。
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