もうそろそろ今年もあとわずかって感じなんで髪の毛を切りました。
髪の毛を短くしたら白髪が全体の半分くらいな感じに見えたんですよ。昔から若白髪だったんですが、もう若くないのでただの白髪ですね。
そこでなぜか「もうこんなに白髪があるんなら頭を真っ白にしちゃおうか」って思ったんです。なんでそんなことを思ったのかなあ。これがいわゆる魔がさすってやつでしょうか。
どうしたら白髪になるんかなあって考えた時に、脱色すればいいんじゃね?って単純な僕は思ってしまったわけです。脱色って言ったらブリーチだべって。それも強いブリーチ剤を使えば一発で真っ白だろって。バカですね。魔がさすパート2。
使ったのはこちらの「ホワイトブリーチ」ってやつ。いかにも白くなりそうでしょ。
そもそも今まであまり髪の毛に関心を持たないまま生きてきました。中学時代は強制的に坊主頭でしたし。
未だに髪型の名前もよく分からないし、白髪染め以外にファッションとして髪の色を変えようと思ったこともなかったのでこの歳にして初ブリーチです。
だいたい若い頃にしっかりと悪い遊びをしてこなかった奴が大人になって急に色気を出すと限度がわからないのでロクなことにはならないってのが世の定説です。
結果、こんな頭になってしまいました。完全に金髪。
自分で鏡を見てびっくり。びっくりとか言ってる場合じゃないんだけどさ。
こんな頭になったのが月曜日の夜中で翌日は人間ドック。
さすがにこの頭で仕事には行けないけど人間ドックなら関係ないだろって、そのまま行きました。毎年恒例の大宮シティクリニック。
ビルの30階にあるので相変わらず眺めがいいです。
朝の通勤電車に揺られて人間ドックへ向かう途中から気がついたんですけど、今どき全頭ブリーチで昔のヤンキーみたいなこんな頭の人なんて他にいないじゃないですか。浮きまくりです。気がつくのが遅い?
もちろん人間ドックが行われるクリニックでも浮きまくり。
そりゃそうです。人間ドックなんてものはおっさん、おばさんたちが受けるもので若者はいませんから。
ましてやこんな似非ヤンキーみたいなブリーチ野郎なんているはずもありません。明らかに僕を胡散臭そうに見るおっさん、おばちゃんたちもいましたよ。あえて責めないけどさ。僕もこんな奴が人間ドックにいたら変だと思うもん。
順番待ちの間、いつも僕の隣の席が空いていたのは気のせいではないと思うんだ。
こういう場所にあまりにも似合わない髪色。まあ、気になったのは最初だけで途中からは自分でも金髪なのを忘れていたんだけどね。
時々周りの人の視線やふと鏡に映った自分を見て「ああ....orz」って思うわけさ。
通勤電車や人間ドックではいくら浮きまくっても構わないんだけど、さすがにこの頭で仕事には行けないなっていう程度の分別はさすがにあるんだよね。当たり前か。
そこで、クリニックから近くてヘアカラーが得意そうな美容院をネットで調べて予約を取ったんだ。すぐに黒く染めちゃおうと思って。
これが金髪最後の写真。初めての美容院だったんだけど、美容師さんに開口一番「何が起こったんですか?」って言われますた。
そしてこの状態に至るまでの話をかいつまんで話したらやっぱり笑われました。
ブリーチだけで白髪になることはありえないんだって。
ブリーチを複数回やってさらに黄味を抑えるために他の染料を使ったりしなければならなくていろいろ大変なんだそうです。
その美容師さんは「いい勉強になりましたね」って慰めてくれたけど、僕のような客は他にもいるんですか?って聞いたら「大勢いますよ。だいたい高校生だけど...」ってさりげなくグサリと僕の心に言葉のナイフを刺してきました(´-`).。oO(おっさんでこんなことをやらかしちゃう奴はやっぱりいないのね)
ブリーチの後なので染めても退色が早いからこまめに染める必要がありますよってアドバイスしてくれながら丁寧に染めてくれました。
そういえばお店で髪の毛を染めてもらうのも初めてだ。なんかハゲ頭にマジックで髪の毛を描いたような...鉄腕アトムのような頭になっていますが。
そして元の髪の色よりも不自然なくらい真っ黒な髪の毛に生まれかわりました。
だいたい何で全部白髪にしてしまおうなんて思ったのか、今となっては自分でもよくわかりません。シラフだったんだけどな。
仮に金髪じゃなくて白髪になったとしてもいきなり全部真っ白になったらそれはそれで最初は仕事に行きにくいよなって今なら思えます。
まったくなにやってんだかなあ。
ほんといい勉強になったよね。今頃勉強することじゃないんだけどさ。やっぱり若いうちにいろいろやっておいた方がいいよねってことですな。
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