なんだか天気が不安定で落ち着かない日々が続いていますね。
がっつりと1日3回処方された漢方薬「半夏厚朴湯」も、まだその真の力を発揮しないようで相変わらず辛い日々が続いております。
早く楽になりた〜い(妖怪人間ベムの感じでお願いします)〜〜(m´ρ`)m
まあ、だいたいこんなときは麺類か甘いものをガツンと喰らうと少し元気になるのが僕の常なのですが、ちょっと今はそこまでの食欲もなく部屋で屍体のように転がっています。
そしてふっと思い出しました。冷蔵庫にしまっておいたステキなブツのことを。
山梨県にある創業60余年という老舗のあんこ屋「野中」の手作りぜんざいのことを。
国産の厳選された2等小豆のみを使用し、北海道産のビートグラニュー糖で甘みをつけたという贅沢な無添加のぜんざいです。
1個(120g)270円(税込)とちょっとお高かったのですが、それだけに期待できます。量も多くないので食欲がない今でもなんだかイケそうな気がします。
小豆だけのものもありましたが、僕は白玉が好きなので白玉入りで(´-`).。oO(あんこと白玉って合うんだよね〜)
フタを開けると、そこには「幸せ」が詰まっていました。
なんでも小豆は漢方薬としても使われるそうで、主な効能は利尿効果のようですが、気分をおだやかにして精神状態を安定させる効果もあるんだとか。僕にぴったり!
口に入れた瞬間に広がる小豆のふくよかな香りと優しい甘さ。
小豆の粒もとろけるような柔らかさです。これは陶酔の世界です。
白玉もちゅるんと口に収まり、なんという快感!
小豆と白玉のマリアージュが今まさに目の前で、口の中で、展開しているのです。これを快感と呼ばずしてなんと呼びましょうや。
量が少ないからこそ、その存在を慈しみながら愛でて楽しむという、この上質で優しい甘みに包まれる体験。心がほっこりとして辛さを和らげてくれます。
ひと匙ひと匙を大切に大切に食べながら、味わいながら、そのステキな甘さに身も心も満たされていきます。ジャンクフードばっかり食べていないでたまにはこういう上質な甘さに触れることも大切ですね。
食べ終わった後はしばし放心状態で、口の中にかすかに残るその上品で優しい甘みの余韻にひたっていました。
僕もたまには量より質なのです。
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