最近、YouTubeをふらふらと眺めるのが好きです。
今更ながらいろんな映像があっておもしろいですね。
今回は、たまたまたどり着いたアニメーション作品「KUROKO」がとてもおもしろかったのでご紹介します。
この作品は、金沢美術工芸大学視覚デザイン専攻の学生による卒業制作作品で、公開されたのは2年前になります。
テーマは「誰もが、誰かに支えられていて、また誰かを支える存在である」。
日常生活で何気なく使っているいろんなサービスや季節の移り変わりなどの自然現象の裏で働く「KUROKO」の存在を描くことによってサービスや自然の働きを支える存在を視覚化した作品です。
アニメーションの美しさもさることながら、そのアイデアにすごく感心しました。
たとえば、蛇口をひねれば当たり前のように水が出ますが、その後ろでは「KUROKO」が一生懸命ポンプを動かしているとか。
メールの送信ひとつとっても、送信内容を書き写して相手に届ける「KUROKO」がいたりして、その細かさについ微笑んでしまいます。
落ち葉を散らすのも、紅葉させるのも「KUROKO」たち。
コインランドリーに洗濯物を放り込んだら、後ろで洗濯したり乾燥させたり大忙し。
自動改札の中にも入っています。そして電車を大勢で担いで動かしているシーンでは思わず笑ってしまいました。
でも、普段当たり前だと思っているいろんなサービスや季節の移り変わりも、その裏で人やシステムが一生懸命がんばっていたり、自然の力が働いていたりするからこそ恩恵を受けているんだなあって思える素敵なアニメーションです。
そして、最後には「あ、そうか!」って思わせるオチもちゃんと用意されていて、完成度高いです。すげーおもしろいです。
5分弱の短い作品なので手軽に観ることができます。僕はこういう作品って好きだなあ。
実は地球の自転すら「KUROKO」が・・・www
最後までお読みいただきありがとうございます。
このブログを気に入っていただけたら、下のボタンからツイートやいいね!、お気に入り登録などしていただけるととてもうれしいです。
また、RSS登録していただける方はこちらのボタンをご利用ください。