とても行政が制作したとは思えない(もちろん直接制作したのはプロだけど)クオリティの高さで話題になった松山市を舞台としたオリジナルアニメーション「マッツとヤンマとモブリさん」が帰ってきました。
今回の舞台となるのは松山の沖合に浮かぶ忽那諸島。そこで活躍した忽那水軍の伝説の宝を探して3人の冒険が再開されます。
出演はもちろん「マッツ」と「ヤンマ」(2人合わせて「松山」)と方言の「もぶる(混ぜる)」が基になっているというモブリさん(声:水樹奈々)の3人に、悪役の男2人は前回と同じ。今回新たな出演となったのは忽那水軍幻の武将と呼ばれた「亜嵐」。
なぜか亜嵐だけイケメン。ちくしょー!!
なんで?いや、「イケメン」という言葉に反射的につい言葉が。
前回はジブリやエヴァっぽいシーンが散りばめられていましたが、今回はラピュタですか?っていうまさかの空飛ぶ島設定。まあ、ストーリーは全然違うんだけどね。
もちろん、製作は松山市なので様々な宣伝が盛り込まれているのは当たり前。それがどれだけ自然に組み込まれているかが、最後まで観るか途中でお腹いっぱいもういいですってなるかの違いだと思うし、プロの腕の見せ所でしょう。地元観光アプリや名物、名所が自然に組み込まれていて流石だなあって思いました。
相変わらず圧倒的な強さを見せる悪役の大人たち。なんて大人気ないのでしょう。相手は10歳の子供と女子高生なのにね。
でもまあ、最後に正義は勝ちます。だって役所制作映像で悪が勝ったらヤバいでしょ。教育的配慮ですね。そして地元アイドル「ひめキュン」は今回も本人役で出演しています。
意外性もオチもないまともな映像作品です。その分安心して観られます。今回お父さんへのサービスシーンもなし。
エンディングテーマは「スキマスイッチ」が歌っているというこの豪華さはなんなんでしょうね。税金はじゃぶじゃぶ使うってこと?それでいいの?
スキマスイッチの歌声に合わせて松山市内の名所をしっかり宣伝しています。
マッツとヤンマとモブリさんは亜嵐の手助けを得ながら、圧倒的に優位な敵から忽那水軍のお宝を守ることができるのでしょうか。白々しいですか?
あれ?友近が出てないなっておもったら、しっかりいましたよ。流石抜け目ないなあ。
ストーリー的にはもっとふざけてもいいんじゃないのって気もしますが、絵のクオリティは高いので飽きさせません。
まあ僕がここで下手な説明を延々と書くよりも百聞は一見にしかずです。
松山発オリジナルアニメ「マッツとヤンマとモブリさん2」 - YouTube
そして、こちらが第1作目のものです。
[ま]水樹奈々も出演!松山市のPRアニメがおもしろい/「マッツとヤンマとモブリさんー七つの秘宝と空飛ぶお城」 @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)
この第2弾の最後のシーンは、次回につながりそうなシーンで終わっています。
・・・ということはきっと第三弾もあるんでしょうね。
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