海外旅行をするときに、ほとんどの人はなんとなく海外旅行傷害保険に入りますよね。
持っているクレジットカードによっては、海外旅行傷害保険が充実していて新たに保険をかける必要がないものもあるので、自分の持っているクレジットカードにどんな補償がついているのかをまずは知っておくことも大切です。
参考までに、僕の持っているクレジットカードには海外旅行での死亡・後遺障害に対して最高5,000万円という補償があるだけです。治療費などの補償は残念ながらありません。
だから、僕は海外旅行に行く際には海外旅行傷害保険を毎回掛けています。
海外旅行傷害保険の保険料って普通に掛けるとけっこう高いんですよね。
そこで僕は2つの方法で保険料を安くしています。
①インターネットで保険の手続きをする
これは保険会社によって割引率が異なりますが、普通に空港や代理店で手続きをするよりもインターネットで手続きをした方が保険料がかなり安くなります。
タイに12日間旅行をする場合を例にして、損保ジャパンの一般的なパッケージ保険を比較するとこんなに違います。表の一番下の金額が実際にかかる保険料です。
同じ内容の店頭販売の保険と比較すると半額近い保険料になります。
②必要な補償だけを選ぶ
海外旅行傷害保険って、自分が必要な補償だけを選んで掛けることが出来るって知ってますか?積極的に宣伝はしていないのであまり知られていませんが、どこの保険会社でも出来ます。なんとなく勧められたパッケージ保険だけしかないと思いがちですけど、バラで入れるんです。ただ、保険会社によって補償の組み合わせの制約を設けているところもあるのでそこは確認が必要ですけど。
例えば、損保ジャパンの場合は次のような制約があります。
他にも、傷害死亡をセットにしないと治療費用の補償に入れないとか、治療死亡・傷害死亡の両方をセットにしないと治療費用の補償に入れないとかの制約を設けている保険会社もあります。
僕はクレジットカードの死亡・後遺傷害補償が5,000万円あるのと、普通の生命保険にも十分に入っているので、死亡した場合の補償は必要ありません(生命保険は特別な規約や危険地域などの特別な事情がない限り海外で死亡した場合にも適用されます)。また、高価な物も持っていかないので携行品損害も必要ないし、高級品がある場所や高いホテルにも行かないので損害賠償も必要ありません。
現地で病気や怪我でどうしても病院に行かなくてはならない場合に備えて、治療費用の補償だけあればいいのです。
傷害治療と疾病治療の2項目のみに加入した場合、店頭で手続きをすると補償額が最高500万円のものでも12日間だと保険料は3,000円以上はします。
でも、インターネットで手続きをすると、補償額が最高1,000万円のものでも1,940円で済んでしまいます(損保ジャパンの場合)。
ね?お得でしょ?
旅行中はなにが起こるかわからないので、出来れば海外旅行傷害保険には入っていた方が安心です。
僕は「一度も保険の世話になったことがないから、今回は保険に入らなくていいや」と思い、保険に入らずにタイに行ったことがありますが、そういうときに限ってものすごい食中毒になり、病院にもかかれずにのたうち回りながら後悔したことがあります。
それからは必ず「治療費用」だけは保険に入ることにしています。
それでもほとんどの場合は掛け捨てに終わる保険料なので、できるだけ安くしたいのが人情ですよね。
今回ご紹介したように、インターネットで手続きをし、自分が必要な補償だけ保険を掛けるという方法でかなり保険料は抑えられます。
インターネットで検索すれば、保険会社のサイトや複数の保険会社の保険料を比較できるサイトがたくさんあります。
そういうサイトを利用して、内容を比較・確認する手間を惜しまずに賢く保険料を抑えながら、旅の安心を手に入れて、思い切り旅を楽しみましょう。
一度酷い目にあってから、治療費用の補償だけは毎回保険をかけていますが、一度も使ったことがない @kun_maa でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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