こんにちは!タバコの味の変化は健康のバロメーター @kun_maa です。
昨日、タバコ屋でタバコを買って外に出るとなにやら怪しげなおっさんが近づいてきて、こう言いました。
「いまメンソールのタバコをお買いになりましたよね」ふふ♡(正確には「ふふ♡」は僕の個人的な印象です)
なんでこのおっさん人が買ったタバコをチェックしとんねんって。
僕が怪訝な顔で「そうですけど何か?」と答えると、すかさず「このタバコのキャンペーンをやっていまして、メンソールなんですけどこういった(フリップボードを取り出して)健康にいい成分が入っているんですよ。よかったら試してみませんか?」と言い出しました。
あ、タバコのキャンペーンおじさんなのね。
普通はミニスカートを履いたかわいいおねーちゃんがやっているんだけど、おっさんもいるんだ。大変だねぇぇぇ。どうせならかわいいおねーちゃんから( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
ところで、今「健康にいい」とか聞き捨てならない言葉が聞こえたような。
おっさんが持っている説明用のフリップボードをもう一度よく見せてもらいながら、健康にいいタバコとはなんです?って聞き返しました。
喜々として話し始めたおっさんによると、この中国製のタバコには「甘草(かんぞう)」と「羅布麻草(らぶーまそう)」という2種類の漢方薬がブレンドされているんだそうです。
「甘草」は鎮痛、解毒、咳止め作用があり、「羅布麻草(らぶーまそう)」にはリラックス効果やがん予防効果があるそうな。
「へー、すごいっすね」って言ったらおっさんちょっとドヤ顔してた。
これがサンプルとしてもらった「健康にいい」タバコ。
中国製の「中南海」というブランドの「ライトメンソール・ハーブブレンド」
しっかりと普通のタバコと同じ健康に関する警告がプリントされてます。
やっぱり体に悪いんじゃん。
たしかにおっさんが言ったように「(健康にいい)ハーブがブレンド」されているようですね。しかもフレッシュ・ティー・ミックスってなんぞ?「羅布麻草」はお茶として飲むのが一般的な使用法のようなのでそのことかな?
でかでかと貼られた「SAMPLE」のシール。そして、当たり前だけど「健康にいい」なんて効能はどこにも書いてありません。薬事法にひっかかるもんね。
試しに1本吸ってみました。よく言えばとても軽くてクセがまったくないタバコ。
悪く言えば味気がなく特徴のないタバコ。
吸ったあとにほのかに残る「苦み」が漢方成分なのでしょうか?
それにしても、タバコ屋を出たときに寄り添うように近づいてきたおっさんの怪しい動きといい、本来宣伝文句として使っちゃいけないんじゃないの?っていう「健康にいい」タバコといういかがわしさといい、アジアの街角ですり寄ってくる大麻の売人を思い出してしまいました。
おっさんの言うとおり、咳止め効果があってがん予防効果もあるなら、タバコの害と相殺されていいんじゃない?って一瞬思ったけど、やっぱり悪い冗談にしか聞こえません。
どう考えても「健康にいいタバコ」っておかしいだろw
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