こんにちは!Kindleと小説の相性はバッチリと思う @kun_maa です。
「このミステリーがすごい!」は毎年別冊宝島から発行されているミステリー小説のランキング本です。ランキングは投票形式で選ばれ、国内部門と海外部門からそれぞれベストテン作品が紹介されます。
ここで紹介されている本は、おもしろい本が多くてハズレはあまりないですね。
さて、僕の大好きなKindleでは、このランキングに選ばれた作品をどれくらい読むことができるのでしょうか。
まだまだ品揃えの点では、紙の書籍に遠く及ばないと言われているKindleストアの実力やいかに。
「このミステリーがすごい!」は1988年から続いているので、すべての作品を調べるのはちょー大変です。そこで、直近の3年間に絞って調べることにしました。
※調査結果は2013年1月15日現在のものです。
<2013年版>
国内編
海外編
- 解錠師(スティーヴ・ハミルトン)→ 有
- 占領都市 TOKYO YEAR ZERO II(デイヴィッド・ピース)→ 無
- 無罪(スコット・トゥロー)→ 無
- 湿地(アーナルデュル・インドリダソン)→ 無
- 失脚 / 巫女の死 デュレンマット傑作選(フリードリヒ・デュレンマット)→ 無
ファイアーウォール(ヘニング・マンケル)→ 無 - -
- 都市と都市(チャイナ・ミエヴィル)→ 無
- バーニング・ワイヤー(ジェフリー・ディーヴァー)→ 無
- 天使のゲーム(カルロス・ルイス・サフォン)→ 無
- 鷲たちの盟約(アラン・グレン)→ 無
償いの報酬(ローレンス・ブロック)→ 無
<2012年版>
国内編
海外編
- 二流小説家(デイヴィッド・ゴードン)→ 無
- 犯罪(フェルディナント・フォン・シーラッハ)→ 無
- エージェント6(トム・ロブ・スミス)→ 無
- 背後の足音(ヘニング・マンケル)→ 無
- アンダーワールドUSA(ジェイムズ・エルロイ)→ 無
- ブラッド・ブラザー(ジャック・カーリイ)→ 無
- サトリ(ドン・ウィンズロウ)→ 無
- ねじれた文字、ねじれた路(トム・フランクリン)→ 無
- 忘れられた花園(ケイト・モートン)→ 無
- 夜の真義を(マイケル・コックス)→ 無
<2011年版>
国内編
海外編
- 愛おしい骨(キャロル・オコンネル)→ 無
- 音もなく少女は(ボストン・テラン)→ 無
- 卵をめぐる祖父の戦争(デイヴィッド・ベニオフ)→ 無
- フランキー・マシーンの冬(ドン・ウィンズロウ)→ 無
- ラスト・チャイルド(ジョン・ハート)→ 無
- エコー・パーク(マイクル・コナリー)→ 無
- エアーズ家の没落(サラ・ウォーターズ)→ 無
- 陸軍士官学校の死(ルイス・ベイヤード)→ 無
- ロードサイド・クロス(ジェフリー・ディーヴァー)→ 無
- 英雄たちの朝 ファージングI(ジョー・ウォルトン)→ 無
いやー、参りましたね。これほどないとは・・・
予想をはるかに超えていました。
調べている途中でもうやめようかと思いましたよ。
だってKindleストアにある作品は、わずかに60分の11ですからね。
古い作品になるほど数が減るし、翻訳本は壊滅状態。
ちょっとショックが隠せません。
でも、諦めてはいけません。
AmazonにはKindle化リクエストというものがあります。
このようにKindle化されていない本に対してリクエストできるので、
どんどんリクエストして、みんなの声でKindle本を充実させましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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