こんにちは!ホラー映画はけっこう好き @kun_maa です。
製作費がわずか1万5千ドル。
しかも映画全編が監督の自宅で撮影、7日間で完成したにもかかわらず口コミで評判が広がり、全米公開されるや、タイタニックに次ぐ興行記録をはじき出したという「パラノーマル・アクティビティ」の第3弾。
「パラノーマルアクティビティ3」(2011年アメリカ映画)
<あらすじ>
2006年、アメリカ合衆国カルフォルニア州のサンディエゴとカールズバッド、2つの場所で起きた謎の未解決事件に遡ること18年、封印されていた最も恐ろしい事件が、今、明らかになる…カルフォルニア州サンタローザ。
これは1988年9月10日から2週間におよび記録された、ケイティとクリスティの幼少時に、姉妹とその家族が体験した恐ろしい出来事をホームビデオがとらえた身も凍る映像である。カメラが記録していたのは、少女たちが鏡の前で行う"怖い遊び"を始めとする、無数の超常現象…
やがて記録された映像は、次第にエスカレートし、家族に対し牙をむき始める。
そこには一体、何が映っていたのか!? 彼女たちは、一体何を呼び出してしまったのか!?そして、ついに超常現象の真相が明らかになる…… (wikipedia より引用)
今回の作品は1の主人公ケイティと、2の主人公のクリスティの姉妹の幼少時代が舞台です。
これによって前作と前々作の謎が明らかになるというのが触れ込みですが、一番おもしろくて怖かったのはやっぱり最初の作品ですね。
ホラー映画、特にこういう超常現象を扱った作品は、何だかわからないけどいろいろ不思議なことが起こるから怖いっていうのがあると思います。
続編で時代をさかのぼって謎解きなんかしなくてもいいと思うのですが・・・
それでも、見てしまうのがホラー映画好きの悲しい性なのです。
前作の2を見たときにも感じたのですが、ホームビデオで撮った系のモキュメンタリーって、やっぱり回を重ねるごとにその手法に飽きてしまうんですよね。
確かに最初の作品は斬新だったし、定点観測で描かれるモキュメンタリーの世界は、ホントに実話のような雰囲気がでていて怖かった。
でも、2では前作の手法をそのまま踏襲、怖さの仕掛けもクライマックスも同じパターン・・・
そして、3でも・・・ってこれじゃ飽きるに決まってますよね。
舞台とお話は変わっても、いつも同じパターンなんですから。
ある意味安心のパラノーマル・クオリティww
決して内容がおもしろくないというんじゃないんです。
たぶん、今まで「パラノーマルアクティビティ」シリーズを見ていない人がこの作品を見たらきっとおもしろいと思います。
僕も手法に飽きてしまったというだけで、嫌いな作品ではありません。
11月には第4弾も劇場公開されるようですが、はたしてまたまた同じ手法・同じパターンの作品なのか気になるところです。
映画館に行ってまで観ようとはさすがに思いませんが、DVD化されたらきっと4も観ちゃうんだろうなあ。