[ま]モンスターズ/地球外生命体を観た! @kun_maa
こんにちは!@kun_maaです。
この映画は地球外生命体(でっかい宇宙人です)が何故かメキシコで突然増えちゃって、メキシコの半分を危険地帯として隔離しているという設定です。
物語は、あるカメラマンがメキシコで宇宙人のスクープを狙っていたところ、社長命令で、なぜかそんな危険な場所にいて怪我をした社長の娘を、アメリカの国境まで送り届けるように命令されます。
2日後にはアメリカ軍が国境を閉鎖してしまうというなか、ちょっとしたミスのために安全な海路を行くことができなくなり、2人はモンスターの襲撃を避けながら危険区域を通る陸路を進みます。
さて、2人は無事に危険区域を抜けることができるのか?
ここまで書いておいてなんですが、この映画を宇宙人の地球征服モノと思って、すごいSFXや戦闘シーンを期待しているとがっかりしてDVDを叩き割りたくなります。
非常に低予算で作られたにもかかわらず、破壊された街の風景や宇宙人のクォリティーはなかなかのものなんですが、如何せん宇宙人の姿はほとんど出てきません。たぶんお金が足りなかったんでしょうね。
要はいつ現れるかわからない宇宙人の恐怖から逃れながら危険地帯を陸路で国境を目指す男女のロードムービーなんです。
実際、映画の殆どは、2人が廃墟やジャングルを歩くシーンに費やされています。これはロードムービーなんだ!という視点で観れば、2人の心境の変化や、いわゆる危機状況にある男女の「吊り橋効果」なんかもあってそこそこ楽しめます。
カンヌ国際映画祭では絶賛され、他にもいくつかの映画祭で賞をとっているようですが、正直そこまでのものでもないだろ?って印象です。低予算で作られているにしてはクォリティー高いなとはおもいましたけどね。
2010年アメリカ映画
監督 ギャレス・エドワーズ
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